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人工甘味料は諸悪の根源なのか?


人工甘味料と鬱病の関連性

近年『糖質制限ダイエット』がフィットネス界では主流である。
甘いものの代替え品の筆頭が『人工甘味料』
アスパルテーム、スクラロース、サッカリンである。

自然由来の甘味料のラカンカ、ステビア、エストリトールなどもあるが、身体は意外と糖質を必要としていることを是非知ってもらいたい。

ここでは人口甘味料の問題点だけを皆様に説明する。

人工甘味料の継続的摂取の弊害として代表的と言っても良いのが
『鬱病』やその他『精神疾患』であることはご存知だろうか。

現代社会において、ストレスを多く抱えた人類はその軽減のためにキレ喰いや甘いものや脂っこいものを大量に食べてしまうという現象がある。

その原因はセロトニンとコルチゾールという物質である。
糖質を摂取すると身体は血管を拡張しリラックス効果のある物質『セロトニン』を放出するからだ。
ストレス耐性物質『コルチゾール』の原料は脂質である。

油と糖はストレス緩和に有効な栄養素。
要はストレスとどの様にして向き合い、どうコントロールするかだ。

ちなみに脂肪は糖質3脂質1が結合して生成される。
脂質と糖質を同時に摂るということは脂肪を生成するということである。

幼少期よりこの糖質と脂質の効果を無意識に体験してきた人類は、ちょっと疲れたりイライラすると甘いものや炭水化物や脂っこいものを摂取をして緩和してきた。

・ラーメン&チャーハン
・生姜焼き定食
・チョコレート
・ショートケーキ
などなど

1日に摂取するカロリーを管理し、その中でも糖質を抑えて脂質でカロリーをコントロールする、いわゆるケトジェニックダイエットと一般的に言われているものである。
これはこれで効果はあるが、恒常性を持つ生物に突然の環境変化はストレスのトリガーとなりやすい。

過度の糖質制限のため甘いものへの欲求を緩和する為に、人工甘味料をふんだんにつかった食品や清涼飲料水を進めるトレーナーが多い。

諸悪の根源『人工甘味料』

私の経験上この人工甘味料ほど『悪』なものはないと断言できる。

我々人類は正常な糖質 / 炭水化物を摂取しセロトニンを分泌し、魚などから良質の脂質を摂りコルチゾールを分泌しストレス緩和に対応してきた。

我々は糖質を摂ってセロトニンを分泌してきた経験値が脳にインプットされている。

甘いものを食べると癒されるという感覚。

過度の糖質制限ダイエットのプロモーションのせいで、コンビニには人工甘味料で甘みを補填された商品が山のように売られている。

フィットネス必需品であるプロテインをはじめ、その他のアミノ酸飲料もほぼ人工甘味料で甘みは作られている。

甘いから美味しいという理由で購入されているわけだが、人工甘味料は糖質ではないので血糖値は絶対に上がらない、糖質ではないからもちろんセロトニンは生成されない。
だが脳は甘いものを摂取していると感じている。

体内の反応と脳の判断に誤差が生じる。

この誤差は最初のうちは微々たるものだが、継続していくと大変大きなものになる。

私自身もトレーニングを続けているから、メンタルは大丈夫と過信し市販のプロテインやBCAA、EAAなどのアミノ酸飲料を毎日数回にわたり何年も摂取し続けてきた。

この微々たる『誤差』の蓄積は突然何かのトリガーでメンタルの崩壊を招く。

家庭の崩壊など過度なストレスがあったがトレーニングでなんとかメンタルを保っていたが、ある日突然ストレスのコップが溢れパニック障害を発症。
部屋に1人で恐怖におののき、怖くて仕方なく歩き回り次第に呼吸も荒くなり過呼吸になってしまう。

突然、孤独で恐怖のどん底につき落とされた。
対応する為に疲弊しているにもかかわらず、家にあるダンベルやバーベルを持ちパニックを押さえる為に運動をする、直後にまた人工甘味料を摂る生活を続けていた。

当然のようにある日突然全くトレーニングが出来なくなる。

同時にアミノ酸系飲料も摂取しなくなった途端にメンタルの状態は安定の方向にむかった。

プロテインは不定期に月に数度摂る場面はあるが、この出来事から安価で着色料満載のEAAやBCAAなどは極力摂取しないようにしている。


推奨事項

研究データや自分の経験から過度な糖質制限のストレス緩和の為に人工甘味料摂取は推奨できない。プロテインを摂取するならプレーンのものを買い甘味料はラカンカや蜂蜜、冷凍フルーツを入れミキサーで飲む事を推奨する。

健康的な食生活と適度なトレーニングで、心身のバランスを保つことが大切だと提唱する。

以下は人工甘味料の詳細な影響を科学的な研究データに基づいた内容、健康的な代替え甘味料の選び方、ストレス管理の具体的な方法を紹介する。

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