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教員志望者必見!全国私立学校給与一覧(300校)

こんにちは。 今回の記事は全国私立小・中・高校300校の給与になります。 公立とは異なり私学の基本給や賞与などは学校によって異なります。 公立に関しては「Education Career」や「TECH CAMP」、「就活の未来」などが参考になりますが、私学に関しては募集要項をみても、「本校規定による」といった表記が目立ち、具体的な額が提示されていないことが殆どです。 そのため、内定が出た段階で給与が提示されることや、なかには入社後に提示されたという話しも聞きます。採用試験

有料
2,980
    • 私学における奨学金返済支援制度

      こんにちは。 今回の記事は私学における教員の奨学金返済制度に関してです。 2023年8月、文部科学省は人材確保のため、教員の奨学金返還を減免する制度を設ける方針を決定しましたが、あくまで対象は公立の教員であって私学の教員は対象外です。 そうしたなか、学校独自の奨学金返済支援制度を設けている私学があるので2校紹介したいと思います。 1校目は三重県にある津田学園です。以下はその概要になります。 津田学園では令和4年度より、満30歳に達した年度末まで毎月10,000円が奨学金

      • 全国私立高校の調整給に関する解説と考察

        こんにちは 今回の記事は私立学校の調整給についてです。 現在、文部科学省は本俸の4%にあたる公立教員の調整額の見直しを進めていますが、私立学校においては学校によって規定が異なります。 そこで今回は「私学教職員の諸手当等に関する ア ン ケ ー ト調査報告書(高校編)」を用いて、全国の私立学校の調整給を公立と比較しながら解説・考察していきます。 まず初めに、以下は「調整給に関する規定がある」と回答した全国130校の私学の支給の有無に関する表です。この表を見ると、専任教員であ

        • 現場のリアルな声をお届け!現役私学教員インタビュー(No.4)

          こんにちは。 今回も私学の先生を対象にインタビューをおこないました。 私学で働くことになった経緯や教員採用試験の内容、勤務校の実情など現場のリアルな声をお届けします。 今回は匿名でインタビューにご協力いただきました。 以下はインタビュイーの先生の簡単なプロフィールです。 教員歴:16年半 教科:国語 職歴:私立(非常勤)➝公立➝民間企業➝➝私立(常勤) Q:どうして公立ではなく、私学の教員になったのでしょうか? A:公立の1次試験の合格発表後に地元の私学適正検査を受験。

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        教員志望者必見!全国私立学校給与一覧(300校)

          現場のリアルな声をお届け!現役私学教員インタビュー(No.3)

          こんにちは。 今回も私学の先生を対象にインタビューをおこないました。 私学で働くことになった経緯や採用試験の内容、勤務校の実情など、現場のリアルな声をお届けします。 今回は匿名でインタビューに協力いただきました。 以下は簡単なプロフィールです。 教員歴:9年目  教科:英語 職歴:私立(常勤)➝大学院➝公立➝私学(専任) Q:どうして公立ではなく、私学の教員になったのでしょうか? A:公立志望だったが、採用試験に落ちてしまったため。 「小学校から大学まですべて国公立出身で

          現場のリアルな声をお届け!現役私学教員インタビュー(No.3)

          現場のリアルな声をお届け!現役私学教員インタビュー(No.2)

          こんにちは。 今回も私学の先生を対象にインタビューをおこないました。 私学で働くことになった経緯や採用試験の内容、勤務校の実情など、現場のリアルな声をお届けします。 今回インタビューに協力いただいたのは「私学教員」さんです。 以下は簡単なプロフィールです。 教員歴:5年目  勤務地:北関東  校種:高校   教科:国語  職歴:私立➝私立 Q:なぜ公立ではなく私学の採用試験を受けたのですか? A:「元々は部活動を強化したいっていうのがありまして、そうであれば私学の方が力を

          現場のリアルな声をお届け!現役私学教員インタビュー(No.2)

          首都圏付属中高教員の年収推移

          こちらは忘備録として(『週間ダイヤモンド21年6/12号』より)

          首都圏付属中高教員の年収推移

          現場のリアルな声をお届け!現役私学教員インタビュー(No.1)

          こんにちは。 今回は私立の先生を対象にインタビューをおこないました。 私学で働くことになった経緯や採用試験の内容、勤務校の実情など、現場のリアルな声をお届けします! 今回インタビューにご協力いただいたのは「橘さん@理科教育」です。 ・教員歴:10年弱  ・勤務地:関西  ・校種:中学校   ・教科:理科  ・職歴:私立(専任)→私立(非常勤)→私立(常勤講師→専任) 今回のインタビューはテキストの形でおこなったため、一問一答形式になっています。 Q:どうして(公立では

          現場のリアルな声をお届け!現役私学教員インタビュー(No.1)

          賞与年4回の私学について調べてみた!

          こんにちは。 いつものように私学の求人情報をながめていたら、興味深い記載を見つけました。 賞与年4回!!!公立やほとんどの私学は年2回、なかには年3回の私学もありますが、年4回の私学は初めてです。 4回目は入試手当としての支給ということでしょうか? 何よりも何ヵ月分の支給なのかが非常に気になるところではありますが、その記載はないため分かりません。 しかし、いろいろ調べてみるとヒントになる求人情報がありました。 以下はこの私学を運営する学校法人の「大学職員(専任)」の求人情

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          私学にとっての3月10日

          こんにちは。 今回の記事は私立学校における3月10日の意義についてです。 そう、3月10日とは東大・京大の合格発表日です。 進学実績をアピールポイントの1つとする私学にとって旧帝大、早慶、医学部、最近では海外大学などの合格者数はどれも重要になってきますが、そのなかでも東大・京大の合格者数は大きな意味をもつように感じます。 ここで言う大きな意味とは、東大・京大の合格者数が学校の知名度の向上と受験者数(入学者数)の確保に大きな影響を及ぼすということです。 各私学は毎年学校説

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          公立、私立の年収(給与)比較

          こんにちは。 今回の記事は公立と私立の給与面の比較・考察についてです。 私学の給与については以下の記事を参照ください。 公立教員と私立教員の待遇の違いについて、関心のある人は少なくないと思いますが、ネットで「公立 私立 教員 給与」などと検索しても、掲載されているデータは以下のよう非常にざっくりとしたものに限られています。 (https://www.e-staff.jp/reading/2761) (https://andcareer.co.jp/teacher-sal

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          私学の入試手当は安すぎる!!!

          こんにちは。 今回の記事は私学の入試手当についてです。 年が明け、各地で私立中学・高校入試がおこなわれています。 公立の場合は推薦入試などを除き、そこまで入試業務が多くない一方、学校独自の試験がおこなわれる私学の場合その業務は多岐にわたります。 こうした業務は入試手当として支給されますが、その額は経験上10万円前後です。 勿論、下の資料などを見て分かるようこの額より低い私学もありますし、作問担当や各業務の責任者など立場によってもその額は変化しますが、個人的に入試手当は安す

          私学の入試手当は安すぎる!!!

          定時15時!!!日本一定時が早い私学

          こんにちは。 今回の記事は日本一定時が早い私学についてです。 公立と私立では労働時間(就業時間)に関する取扱いが異なっているにもかかわらず、公立の基準に合わせて運営している私学がほとんどです。そんな中、非常に興味深い私学を見つけました。東京都の早稲田中学校・高等学校です。 以下は早稲田中高の教員募集要項です。就業時間をご覧ください。 就業時間 8:00~15:00(平日)!!! これまでたくさんの募集要項を見てきましたが、定時15時はさすがに見たことがありません。おそら

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          私学における働き方改革の先駆的取組み

          こんにちは。 今回は私学における働き方改革についてです。 2019年1月、中央教育審議会で学校における働き方改革に関する答申が取りまとめられ、文科省は上限ガイドラインや休日の「まとめ取り」の推進など「公立学校における働き方改革の推進(全体イメージ)」を提示しました。 こうした流れを受けて、全国の教育委員会が公立学校における労働環境の改善を進める一方、私立学校での取り組みは行政も十分に把握しておらず、不明な部分が多いのが現状です。 そんな中、外部の民間企業との連携など、上

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          日本一調整給の割合が高い私立学校

          こんにちは。 これまでに日本一年収が高い私学、日本一定時が早い私学を取り上げてきましたが、今回は日本一調整給(固定残業代)の割合が高い私学についてです。 給特法において公立教員は給料月額の4%分を「教職調整額」として支給される代わりに「時間外勤務手当及び休日勤務手当は支給しない」と規定されています。               (日本経済新聞参照) 一方、私学の教員は給特法の対象とはならず、残業代については一般的な労働者と同様に労働基準法が適用されます。とは言え、実際

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          私学のオンライン学校説明会をのぞいてみよう!

          こんにちは。 今回は各私学が実施しているオンライン学校説明会についてです。 本来、学校説明会は学校でおこなわれるため、保護者・受験生でないと説明会に出席することは難しいですが、今年はコロナ禍の影響でオンラインで学校説明会を実施している学校も多く、その中には外部の人間でも見ることのできる動画もあります。 そこで今回は受験生としてではなく、私学の教員志望者(転職志望者)の目線にたち、どういった点に注目して動画を見るとよいのか考察していきたいと思います。 多くの動画は理事長(

          私学のオンライン学校説明会をのぞいてみよう!