賞与年4回の私学について調べてみた!

こんにちは。
いつものように私学の求人情報をながめていたら、興味深い記載を見つけました。

賞与年4回!!!

公立やほとんどの私学は年2回、なかには年3回の私学もありますが、年4回の私学は初めてです。
4回目は入試手当としての支給ということでしょうか?
何よりも何ヵ月分の支給なのかが非常に気になるところではありますが、その記載はないため分かりません。

しかし、いろいろ調べてみるとヒントになる求人情報がありました。
以下はこの私学を運営する学校法人の「大学職員(専任)」の求人情報です。
賞与の欄には「年4回(前年度実績:6.25ヶ月+150,000円)」と記載されています。

何とも言えない部分はありますが、おそらく教員もこの数字にちかい賞与が支給されていると思われます。(もし教員も同じであれば)この「6.25ヶ月+150,000円」という数字は私学の中ではトップクラスといえます。

ただ、注意しなければならないのは賞与の上の「初任給 174,200円」という記載です。そのうち、基本給は156,200円のため年収換算すると約300万円です。勿論、基本給は一般的に職員よりも教員の方が高いため、年収もこれよりは上がると思われますが、具体的な数字は記載されていないため分かりません。

それでも気になったので、転職サイトの口コミをいくつか見てみたところ、以下のような情報がありました。上が在籍5~10年の教諭、下が在籍20年以上の方(職員か教員かは不明)のものです。

在籍期間の幅が広いことや信憑性の問題もあり、あくまでも参考程度の数字になりますが、この数字だけみると、確かに「同年代の平均年収と比べたら悪くない」が、「賞与年4回(6.25ヶ月+150,000円)」の割には低いかな?という印象です。

さすがにこれ以上調べることはできず、全体的に推測による部分も多いのですが、一つ言えることは当たり前のことですが賞与の乗率だけではなく、基本給とのバランスが大切であるということ、さらに言うなれば、算定基礎額にどこまで諸手当てが含まれるのかも重要になってきます。
なかには扶養手当だけでなく、調整給なども算定基礎額に含まれる私学もあります。それにより賞与や年収も大きく変わってくるため、こうした観点にも目を配りつつ求人票を検討する必要があるかと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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