娘に贈る回顧録 23/7300 不登校のあいだ②
『朝起こされるのが嫌だった』
「朝怒るのが嫌だった」
『学校って言われるのが嫌だった』
「学校に行かせなきゃって思うのが嫌だった」
『朝ごはん食べたくなかった』
「せめてスープだけでも飲んでほしかった」
『部屋から出たくなかった』
「青白い顔を見るのが辛かった」
『先生からの電話が鳴るのが怖かった』
「欠席連絡をするのが悔しかった」
『お母さんがリビングにいると安心した』
「どうやって部屋から出そうか考えていた」
『ひとりの時間を静かに過ごしたかった』
「何とか話