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4人の子育ての目標は自立。 教育サービス業を営みながら毎日全力疾走しています。

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最近の記事

勉強はやっぱり楽しい

久々すぎる更新。新中1、新小1、新年中(幼稚園を辞めこども園へ転園)この三人の入学入園準備に加え、本業での新しいプロジェクトの参入で日々が「秒」で過ぎている感覚でした。 中高一貫校の1年生になった長女ですが、1か月で大きすぎるブレザーにも見慣れ、毎日15キロのリュックを背負い満員電車での登校も慣れてきました。初日から「平日2時間、休日は6時間くらいの勉強時間で大丈夫だよ♡」と先生からのお話で「おおぅ」となりながらも進学校の洗礼を受けています。長女曰く、「みんな賢そう」なんで

    • 【PR 】RISU体験記

      長女の中学受験の全日程が終了した。 全戦全勝、熱望校の合格をいただき、結果的には「おめでとう!キラキラの中学生になれるね!」だ。 しかーし、進学校の進度は早い。試験の点数開示請求をしたところ、得意なはずの理系で大失点。まさかの国語に助けられギリギリセーフの点数だった。「算数よ。どうした??」少しも気を抜けない春休みになりそうだ。 中学受験は「算数」。これはホントにホント。 算数が武器になる子は強い。そして偏差値上位の中学は算数がすんごい難しい。 塾上位クラスの毎回トップの男

      • 中受のタイミング

        中学受験で本当の学びが失われてる説。毎年どこかで出ては、中受家庭からの猛烈な反感をくらいバーニングする展開が見受けられる。 特にここトップ公立高校最強地域は、最終学歴よりも「どこ高?」がステイタス。私も実際に地域のマダムに「中学受験?正気?〇高があるのよ?逃げてどうするの?」(実話)とガチで心配されたことがある。 で、「中学受験をするか?しないか?」の論議は「家賃を払うか、家を建てるか」ぐらい勝手にすればいいし、勝手にさせてくれよ。の世界だと思う。 学生である限り、勉強

        • 「勉強しなさい」の向こう側

          合格体験記や、教育系の啓発本でよくいわれる「勉強しなさいと言ったことない」とか「勉強しろと言われたことない」とか。そんなん、言いたくて言ってるわけじゃないし、言われたくないでしょ。所詮、成功者バイアスなんだから。と思いながらこのワードにぶち当たると空々しく読んでいた。 長女の中学受験が全日程終了し、あとは熱望校の結果待ち。 3年に及ぶ、1に勉強、2に勉強、3、4も勉強5も勉強の毎日を振り返ると、結果が合格でも不合格でもいい気がしてきた。振り返るとそういや、「勉強しろ」と言

        勉強はやっぱり楽しい

          どんな時でもやれる

          静かな年末年始。 自宅に籠っていました。 お正月明けに大本命の入試がある長女は、言わずもがな、勉強の日々です。おせちも、蟹すきも、15分で食べて自室に籠る年末年始。例年なら塾の元旦特訓で1日8時間塾に行ってるはずが、このコロナ禍。29日から本番まで通塾なしです。ふざけんなー!金返せー!とならないのが成熟した受験生の親。ただひたすら、自宅でのサポートに徹します。 「中学受験はチーム戦」塾の先生が言いました。 今年度の受験生はどうなん。塾メンバーと「よいお年を!」とお別れ

          どんな時でもやれる

          遊牧民族型思考

          3年前に新築した家は土地面積100坪、建物は6LDK 。都内の感覚でいうと豪邸だろう。実際、都内に住んでいた場所で換算すると土地だけで億越えだ。 3年前、都内から車で1時間のこの場所へきて、きれいに造成された長方形のこの土地を見つけた。すぐさまネットで販売されていることを確認し、地元の不動産屋で「ここ、買います」と契約。スーパーで大根買うみたいに即決だった。その頃は都内に住んでいたので金銭感覚はTOKYOである。今考えると思い切ったな。と若干ヒヤヒヤした。 2020年春か

          遊牧民族型思考

          夫婦のワークライフバランス

          2020年秋。都内でサラリーマンをしている夫が完全にテレワークになった。我が家は3年前に地方都市に移住しているので、片道1時間半の通勤がなくなり夫は喜んでいた。最初は。 テレワークから約半年、通勤時間に当てていた時間に打ち合わせが入り始める。夜は資料づくりで夜中になることもしばしば、、、打ち合わせが重なるとディスプレイを2台置いてせわしなく働いている。食事なんて10分。めっちゃ働いている。 しかもすごい文句いってる。 もしかして、行きの1時間半の間に戦闘モードになり、帰り

          夫婦のワークライフバランス

          教育的移住のススメ

          3年前まで、23区内でも木々が多く自然豊かな街に住んでいた。静かな住宅街のご近所さんには、有名なコメンテーターや作家や芸術家が住んでいて、いわゆる文教地区といわれる街だ。 長女はこの街の公立小学校に入学した。6年生の9割が中学受験をする地域だ。学年が上がるにつれて聞こえてくる進学塾の話。9割受験の波の中で「いや、私は公立行きます!」と長女は言い切れるだろうか。我が家は4人の子どもがいる。全員私立中学に行こうものなら破産である。長女は塾に行きたいと言うだろう。そうするうちに、

          教育的移住のススメ

          笑顔のプロとして生きる

          我が家のおちびチーム(幼稚園生の下二人)はよく笑うし、笑顔が最高にかわいい。とろける可愛さ。もちろん、お姉さんチームの笑顔も最高にかわいい。ドキッとするかわいさ。 夫が、「笑顔が魅力的だと多少悪いことしてても許しちゃうよね」と言っていた。親ばか夫婦である。事実、笑顔が素敵な人は男女問わずモテる。笑顔って、家庭環境が表れると思う。まして、笑顔なんて強制されるものじゃないから、幼い時から笑顔でいる習慣がついている人は幼くても「笑顔のプロ」でなのである。 例えば子どもが泣いてい

          笑顔のプロとして生きる

          思いがけないママ友地獄

          多子家庭だと学校とか、幼稚園とかのママコミュニティーで不本意ながら「ボス化」してしまう。そりゃ、一人目ママさんに比べたら経験値はある。そして、その分役員が回ってくるし、先生とも付き合いが長くなるからまあ、「情報通」になる。能力が高いんじゃなくて、ただの経験値。 すごくしんどいのは、情報摂取して余計な拡散する人。 「sheさんが言ってたんだけどね、、、」である。余計な枕詞である。どのコミュニティーでもこのタイプの人。主体性がない、噂話でしか話が始まらない人がいると、すぐに「

          思いがけないママ友地獄

          レジリエンス教育最強説

          よく話題になる「東大生が子どものときしていたお稽古事」なる記事。上位に来るのはピアノ、スイミング、そろばん、英語、そんなところか。そして、現在の子どものお稽古事でもそれらのお稽古は人気のお稽古である。我が家の子どもたちも多分に漏れず、全部やっている。もしくはやっていた。 引っ越しをしているので通えなくなりなくなくやめてしまったお稽古もあるが、4人きょうだいにそれぞれのだれにも負けない強みを持たせるお稽古をさせる。やりたいと言ったお稽古は必ずさせている。その中でモノにするかど

          レジリエンス教育最強説

          寛容になるためのシステム

          夜中に長男(4番目、年少)がおもらしをした。 自分で出ちゃったことは認識しているようで、一度起き上がり、目を閉じたまま、またバタンと寝付く。 4時。寝ている息子のパジャマを乱暴にひっぺがし、シーツを剥ぎ取り風呂場へ投げ入れる。 息子は無防備に寝たままである。お湯で温めたタオルで暫定的にお尻を拭いてパジャマを着せる。 お風呂場に投げたシーツと息子のパジャマを下洗いして洗濯機を回し、乾燥コースのボタンを押す。 4時15分。さて寝るかとベッドに向かう。この作業を終始無言でやる

          寛容になるためのシステム

          手軽に賢くなる方法

          漢字が覚えられない低学年が一定数いる。この子たちは漢字だけじゃなくて、算数の文章題が苦手だ。たとえば 「どんぐりが8個ずつ入った袋が2袋あります。全部でどんぐりはいくつありますか?」 を「8+2」と書く。漢字が覚えられない子たちはだいたい「8+2」とやっちゃう。イメージができないのである。「8個ずつ」の意味がわからないわけじゃないの。袋に入った8個のどんぐりを両手に持っているようなイメージが湧いてこないのである。 漢字を見ただけで書かなくても覚えちゃう子は、どうやって覚

          手軽に賢くなる方法

          勉強が好きですけど、なにか?

          長女は、毎年理科の自由研究で学校代表になる。学力テストも学年1位である。(担任がこっそり教えてくれた)3年生の次女も夏休みの宿題のコンクールは学校代表になるし、外部模試があれば二桁前半の順位になる。まあ勉強ができるほうである。なんか嫌味だな。嫌味なんだってさ。 一般的に運動会でリレーの選手になると、全校生徒の前で表彰されるし、保護者の中でも話題になる。総体なんかに出るとなると学校をあげて壮行会が開かれ盛大にお祝いされる。 ところがだ、勉強で学年1位を取っても、こっそりとひ

          勉強が好きですけど、なにか?

          会場にはやっぱり魔物がいた。

          長女の中学受験、初戦が終了した。 持ち偏差値から15ポイント下の学校。塾の先生からも「まず大丈夫ですから、自信をつけるために、本命の練習で受けてきてください」と言われていた。過去問の相性も良く、8割がた取れてる。倍率も高くないし、とにかく楽しんで!と当日を迎えた。 当日。どんよりとした曇天、むちゃくちゃ寒い。念のため1時間前に到着したのに、すでに駐車場は埋まりつつあった。車中では夫と努めてバカ話をして、とりとめのない緩い話を聞かせたのだがバックミラーに映る長女は顔面蒼白。

          会場にはやっぱり魔物がいた。

          母という病

          子どもが生まれて、自分の母のエピソードを重ねる瞬間が多い。 私の母は、クセが強い。 仕事をしながらワンオペ(父は一切の家事をしない昭和の男)で、義理両親の自宅介護を10年し、出戻りの義理姉のサポート、三姉妹の子どものお受験を成功させ、趣味が高じて会社を立ち上げ今や地元でも有名なオーナーである。 なんでもがむしゃらな母は、いつも全力投球なのである。私が学校でいじめられたと帰ってきたら、言い終わる前に相手の家に乗り込む。近所のコンビニにヤンキーが溜まれば仲良くなって、更生さ

          母という病