オンラインライブを観た12(7.31-8.2ビバラ!オンライン/8.2スカート)
7.31-8.2 ビバラ!オンライン2020(アーカイブ8.10迄)
毎年ゴールデンウィークにさいたまスーパーアリーナで開催中のメガフェスをオンライン開催。このライブが初のオンライン公演というバンドも多く、そういう意味ではバンド側の試験的な場所としても機能していた気が。
初日ベストアクトはネクライトーキー 。ワンマンもつい先日配信されてたけど、これがこの夏やろうとしてた30分なんだ!というのが見えてとても良かった。「オシャレ大作戦」を3曲目に持ってくるのとか、「北上のススメ!」を育てようとしてるのとか。大森靖子がギター上手くなったと絶賛してたスガシカオも良かった。「真夜中の虹」とか「アストライド」とか、穏やかな曲がどれも涙腺をくすぐってきた。
2日目は赤い公園が素晴らしかった。前ボーカル時代の曲は一切なし、2作品からのみ選ばれたセットリストだったけど文句のつけようがない豊かな楽曲群で30分にパンパンに詰め込んだ曲。8/22の配信も楽しみだ!田島貴男も、異次元的なソロライブしてて驚き。アコギも打楽器とした上で、両足にもタンバリンとキックを用意してるの過多過ぎて笑っちゃった。トリのスカパラでも名演。スカパラはオンラインフェスでもゲストボーカルを妄想する楽しみがある!
3日目はラウド勢多めだったのでそんなに組数は観てないけど、tetoは「あのトワイライト」とかやってくれて嬉しかった。ちゃんと画面の向こうに飛ばす気迫があった。Creepy Nutsも真っ向勝負でカッコ良かった。「日曜日よりの使者」があんなリミックス向けな曲だったとは、、と思ったけどきっとDJ松永の編集センスなんだろうなぁ。そんな名カバーを生んだVIVA LA J-ROCK ANTHEMSの名演集も。津野米咲と宮崎朝子がピアノと歌声で奏で合う「カブトムシ」のひりひり感が良かった。
8.2 スカート 「仮説・月光密造の夜」@PONY CANYON YOYOGI STUDIO(アーカイブ8/9迄)
9月開催予定の10周年公演に先駆けて披露されたスタジオライブ。自粛期間、澤部渡は自宅から抜群の音質での弾き語りを届けていたがその時も事あるごとにバンドセットでのライブを熱望していて。今回、念願叶ってのメンバー全員集合。みんな基本的には無表情で音を織りなすことに注力しているが、やはりどこか楽しげ。体の軸が動かないことでお馴染みのキーボード佐藤優介氏もどこかウキウキしていたように見える。
パーカッションのシマダボーイとドラム佐久間裕太が向き合うセッティングもとても良い。バンドセットのスカートの魅力はつくづくリズムだ。「回想」のようなダンサブルな曲、「手の鳴るほうへ急げ」といったロックンロールナンバー、ビートへの安心感たるや。この編成で、自主制作/インディーズ時代の楽曲の再録アルバムも制作中とのこと。より濃密になりつつあるグルーヴが詰まった作品になりそう!
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