オンラインライブを観た19(9.26 For Tracy Hyde×エイプリルブルー など)

9.26 For Tracy Hyde × AprilBlue　[superbloom] Free Livestream(アーカイブ9.30迄)

キングオブコントを録画に回して(ニッポンの社長すばらしかった)リアルタイムで観た。夏botこと菅梓がギターを弾く2バンドによる対バンライブ。

先行はエイプリルブルー。オルタナティブロックサウンドと90s J-POPを志向する5人組。ボーカル春希さんの振る舞いにすごく引き込まれた。楽曲世界の登場人物として没頭してる感じ。ウェルメイドなポップソングをくれるバンドという認識を超えて、もっとエモーショナルで物語を感じるバンドだなぁと思うようになった。途中披露されたFor Tracy Hyde「繋ぐ日の青」がかなりどっしりしたアレンジに変貌していてめちゃくちゃ良い。春希さんの声質なら確かにゆったり歌に浸らせたいよなぁ、と。作曲者は同じなのだけど、全く別方向に振ってしまうことで両バンドの特性を浮き彫りにしていた。

後攻はFor Tracy Hyde。今1番ライブを観たいと思ってるバンド。ドリームポップ、シューゲイザー志向の幻想的な音像、会場で聴いたらもっと最高なんだろうなぁ！と思わせてくれる魅惑の時間だった。『New Young City』がめちゃくちゃ好きすぎたのだけど、ここにきて「Underwater Girl」への愛が急上昇してる。着地のさせ方とかね、胸を掻き毟るような切ないトーンで。終盤にはNYCの曲をどっさり披露。去年の秋冬はずっと聴いてて、脳内で勝手に青春映画が繰り広げられていたので、こうやって実演を観るのが新鮮で。終始、体温高く観続けてしまった。冒頭の新曲×2、運よく今年聴けないかな

<setlist>
1.シーサイド
2.エイプリルブルー
3.イントロ
4.クラリティ
5.イエロー
6.運命の人
7.ベイビーブルー
8.繋ぐ日の青
9.イノセンス
10.ミルキーウェイの岸辺から
11.花とか猫とか

そのほか、9.26には2本のオンラインを観た。SAKANAMONの新江ノ島水族館でのアコースティックライブはクラゲミュージアムの前でゆらゆらとまったり進行。「ミュージックプランクトン」の間奏アレンジがドープで凄く良かった。MUSIC CITY TENJINのオンライン開催は今年このメンツが出てたのかも、と思うと、、でも来年きっと！トリを務めた原田郁子×田渕ひさ子のユニットはずっと観てられた。ギター歪ませまくりのクラムボン「まちわび まちさび」、ピアノが踊っているかのようなナンバーガール「URBAN GUITAR SAYONARA」、それぞれのバンドの楽曲を2人で歌う、それだけでなんと表情を変えてゆくのか！この2人が高校の同級生というのが面白すぎる。

9.27はJA全農 COUNTDOWN JAPANの企画「HanaUtaFes」でアジカンを観た。ほどよくレアめな曲をまぜてくれるのがいつもありがたい。今回は「海岸通り」！花にまつわる曲って桜もアリだなぁとは思いつつ、予想外の選曲に沁み渡った。このVERでの披露は2015年ぶりとか？嬉しかったなぁ。

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