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#自分らしい生き方
広告が憲法を殺す日~読書記録41~
本間龍氏、南部義典氏による共著。
国民の多くが憲法改正に関しては、国会議員の2/3が可決までは理解しているが、その後の国民投票についてのハッキリした理解がないのだと思い知った。
日本国憲法 第9章 改正
〔憲法改正の発議、国民投票及び公布〕第96条この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民
命ある限り歩き続ける~読書記録54~
作家・五木寛之先生と、鎌倉円覚寺住職(管長)横田南嶺氏の対談集。
画像は、鎌倉ではなく、横浜市の円覚寺です。すみません。。。
五木寛之先生が言われるように、お顔から、仏の心がわかるような方だ。
昭和39年生まれということで、100歳寿命の現代では、まだまだ若いのだろう。。。
お2人とも、故・松原泰道先生を尊敬されている。
臨済宗の僧侶であったが、寺にこもりきりよりも、街に出て喫茶店で辻説法を
殺人罪に問われた医師~読書記録68~
2008年、矢澤昇治弁護士により、編集、著作された書。
1998年、川崎市にある川崎協同病院における、医師による脳死状態にある患者のチューブを外した、などの一連の行為が警察、司法により「殺人罪」とされた事を問題提起する書である。
本書が取り扱う問題、すなわち「終末期医療における人の生と死」は、まさしく「不可逆的に死に行く患者から生命延長の医療措置を取り上げることの道徳的・法的正当性如何、という現