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60代、ひとりで前向きに生きる~読書記録71~

2022年3月に発刊された、元フジテレビアナウンサー寺田理恵子さんのエッセイである。
寺田理恵子さんは1961年生まれ。今年、61歳になられる。
60歳になられた時に書かれた本である。

五木寛之先生の本を買おうと、横浜市伊勢佐木町にある有隣堂に行き、たまたま目に留まった本であるが、面白そうな事、今自分がキャスでハマっている「音読」(元々は、目の見えない方の為にボランティア活動したいので、練習の場として始めたのだ)を大事にされている事、今後の私の行き方に参考になると思い、購入した。
(節約に追われる私は滅多に本を買えないのだ・・・)


寺田理恵子さんの最初の夫は、「世にも奇妙な物語」で有名な演出家、落合正幸さん。

再婚した方は一般人のようだが、かなり厳しかったようだ。結婚前のアドレス帳を削除されたり、など。
寺田さんが51歳の時に急死され、専業主婦であったが、仕事に復帰された。

これまでの経験を生かして、「自分道を生きる」を目標とすること。
人生100年時代、「もう年だからできない」ではなく、「この年だから出来る」と。自分の経験値を武器に輝く人生を一緒に送りませんか。(著書より)

還暦からは収穫期と先輩アナウンサー田丸美寿々さんは言われた。50代までは、耕し、育てる。それを収穫するのが還暦以降というわけだ。

ひとりぼっちだから寂しい、孤独なのではなく、おひとりさまだから自由気ままに行動できるのだ。老後はひとり気ままな人生を楽しもう。

他人にどう思われようと、色々なことを面白がってチャレンジしたい。開き直れるのも60代からの特権。どうせ、いつ終わるかわからない人生なのだから。

成功者の多くが語っている言葉。
「出来ないことを考えるのではなく、出来ることを考える」

人を羨む生活はストレスがたまるばかり。自分の価値観で生きていきたい。

欲や見栄を一つでも手放すと楽になる。人が抱えている悩みのほとんどは欲や見栄から生まれている。だから手放していくほど心が楽になっていく。

「他人のためにやってあげる」ではなく「自分がしたいからやっている」。相手に報酬を求めない。


私の今後の人生。楽しんでいきたい。

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