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買わない習慣~読書記録36~

2009年に出版された金子由紀子さんの著書より。
「手塚治虫の名作漫画「ブラックジャック」では、医師免許を持たない名医ブラックジャックはしばしば患者に法外な治療費を請求。しかし、それはある意味で正しい。生命、健康というのは、どんなにお金を出しても手に入れたい、本来最も高価なもののはず」本書より。
金子さんはバブル世代のジャーナリスト。バブル期の暮らし、バブル崩壊、リーマンショックを経験して今の価値観にたどり着いたのだと思う。
ブラックジャックを引き合いにして、金子さんは「食」について書いている。食は生命と健康に結びつくもの。安易な物でいいはずがない、と。
そこで私は更に考えた。ブラックジャック先生の言う通り法外な治療を出すのは正解。むしろ、現在の日本のように国民皆保険で少しばかりの症状で気軽に医者に行くほうが不自然ではないか。例えば、「眠れない」という症状で医者に行く人は多い。そもそも眠れないから死に至るのか?いつかは寝られるだろう。処方される薬は高価には感じない。大量生産だから?か!もしも、高血圧の薬でも、睡眠導入剤でも全額自己負担で高額であったら、本当に必要な人しか行かないのではないでしょうか。健康に関しては、生活習慣を変えたら医療費も見直せると思う。身体を冷やさない。車を使わず歩く、薬の常用を見直す。など。

私の場合、近藤誠先生の著書の影響もあるが、健康診断を受けない(がん検診など有料のものもある)、薬を飲まない。で医療費を抑えている。数年前までは、夫から生活費をそれなりにもらえていた事、友人が税理士事務所を開いており、いつも確定申告で世話になっていたこと。このことから、医療費を年に10万円以上にすべく市販薬もかなり購入していた。もちろん、夫の税金控除はかなりあったが。友人が身体を壊し、施設入所。で、自分で税務署に行くのもめんどくさいし、息子と2人。そんな環境になり、医療費見直しとして、年に10万円をあえて超えないようにしている。もちろん、そんなにかからないが。

普段の習慣の見直しをこの本では書いている。
例えば、毎日コンビニに寄らないか?
→はい。少し前の私がそうでした。仕事が終わるとセブンイレブンに立ち寄り、2人分の弁当と自分のスイーツ、息子の飲み物を購入。
→自転車ですぐにわき目もふらず帰宅。11時過ぎに家に着くので着替える前に昼と夜の食事を作り。出来上がったら食事。息子の飲み物はパックの麦茶と熱いお茶を自分で入れるように用意。コンビニスイーツは欲しくなくなり。。。

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私はよく旅に行くのでJRのポイントが貯まる。それでこちらのグッズを交換、息子にあげたら喜んで自分でお茶を入れている。ペットボトルのお茶を買うよりもずっと経済的だし、美味しい。


又、100円ショップになんの気なしに行く習慣など。
→はい。少し前の私は良く行きました。趣味が漢字パズル。で、ボールペンで書き込み。間違えると修正テープ。恥ずかしいことに頻繁に間違えているのとインクが意外にも早くなくなるので、ボールペン、修正テープを買いに頻繁に100円ショップに。安いわああ。と喜んでいたのを見直し、シャープペンシルと消しゴムに変えたら。。。あれ?そんなに店に買いに行かないでもええやんか。100円ショップに行くと、「これだけ買う!」と決めても、ついつい可愛い物があると買ってしまう。そんな魔力あり。見直しを。

そんな日々の習慣を記録し、習慣の見直しで。お金は使わないと経済は回らない。などと言う一部の人たちを無視して今日も私は励むのでありました。
金子さんの言われた通り、「お金をかけずに楽しめる図書館」他。有難い。



無料の動物園は私の憩いの場。








































































































































































































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