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【3分で斬る】誰かを傷つけるなら、あなたはそれなりの覚悟はもっているか?#24

どうも。
社会福祉士・保育士のしぶです。

2児のパパをしたり、児童福祉施設の先生をしたり、これからの福祉や子育てを考えるコミュニティを運営したりしてしております。

みなさま、どうお過ごしでしょうか?

さて、今日は
『誰かを傷つけるなら、あなたはそれなりの覚悟はもっているか?』
というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。

これは、とある我が家のできごとです。

もうすぐ5歳になる長男がパパのぼくに戦いを挑んできました。

まあ、簡単に言うと〝戦いごっこ〟ですね!笑

何回か蹴りを入れて来たのですが、
急にやられたぼくは、少し感情的になってしまいました。

ぼくにとっては、予測していなかった出来事だったんですね。

戦いごっこはエスカレートしていき、パパであるぼくは、
少し強めに彼を蹴ってしまいました。

その瞬間、「いたい~」と泣き崩れる我が子。

彼は、ママに泣きつきました。

しばらくして、ママに連れ添われた彼はぼくのところに来て言いました。
「さっきは、ごめんなさい」

でも、どこか素直な「ごめんなさい」ではなかったんです。

〝ぼく、悪いことしていないのに何で謝ってるんだろう〟
と、彼の心の声が聞こえてくるようでした。

パパであるぼくは言いました。

「相手を蹴る、攻撃するってことは、それなりの覚悟をもってやりなさい」

「相手にイヤな思いをさせたら、自分にもイヤな思いが必ず返ってくる」

「蹴るとか叩くの攻撃もそうだけど、言葉で誰かを傷つけることも同じこと」

「悪口を言ったりして人を傷つけるということは、傷つけられた人はあなたを必ず攻撃してきます」

「あなたが生きている世界は、そういうところ。」

「イヤな思いや痛い思いをする覚悟があってやるなら、誰かを攻撃することをパパは止めない」

「でも、やるからにはやられる覚悟をもってやりなさい」

「その覚悟がないのなら、やらないほうがいい。ただそれだけの話し」

「だから、別に『ごめんなさい』なんてしなくていい。謝ることじゃないんだから」

ぼくの話を聞いている我が子の目つきは、真剣そのものでした。

「話しは以上、おしまい」
と終えると、すぐにぼくたち親子の関係はもとに戻りました。

みなさんのなかには、
「そんな5歳の子にそこまで言う必要ある?」って思った人もいるかと思います。

でも、ぼくたちには必要な過程だったと思います。

誰かの悪口を言ったり攻撃するということは、必ずやった自分に返ってきます。
悪口や攻撃された人は傷つき、その人は〝自分の敵〟とみなして反撃してくるからです。

それと、もうひとつ。
たとえ、反撃されなかったとしても、自分は傷つきます

ぼくは今でも、戦いごっこで反撃して我が子を泣かせた自分を責めています。

結局、誰かを傷つけるとはそういうことなんだと思います。
傷つき傷つけられるの連続です。

でも、生き続けなきゃいけない。

ぼくたちが生きている世界とは、そういう残酷な場所です。

以上、
『誰かを傷つけるなら、あなたはそれなりの覚悟はもっているか?』についてお話しました。

ちょっと暗い話しになっちゃいましたね。

でも、こんな残酷な世界だからこそ覚悟を持てば、
希望が見い出せると思うんですよね。

ちなみに、
その後、ママは息子に対して「こんなパパみたいなオトナになっちゃ絶対ダメだからね」「『やられたらやり返す』なんてことは絶対しちゃダメ」と彼に言っていました!笑

でも、それはそれで、
ひとつの考え方だし、〝いろんな考えが聞ける環境が息子にはあっていいな~〟なんてパパのぼくは思っちゃいました。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

それでは、ステキな一日をお過ごしください。

社会福祉士・保育士のしぶでした。

じゃあ、またねー!

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