taiga

22歳

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【NHK進出記念】火炎放射器で頭を焼かれているときに聴きたい音楽

本日、日付が変わって4月8日の0時ぴったりにNHKにて放送されました、『ドキュメント20min.』に僕が出演しました!!やった!! こちらのドキュメンタリーの題材はずばり、「若者の終活」について。「終活」と言われて「いや、高齢者がするものじゃないの?」と思われがちだと思いますが、我々若者も様々な事情からしているんです。僕以外の方の詳細は番組本編を視聴していただければと思います。 そもそも僕が終活をしたのは、ずばり「"就活"恐怖症」に陥ったから。もともと周りと合わせることも

    • 【議論】美術館で絶対に解説したいボーイズ VS そんなの絶対にお断りガールズ

      先日、上野の国立西洋美術館にて開催されている「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」に行ってきました。 上野に行ったら動物よりも食べ物よりも美術を楽しみたくなったのはいったい、いつごろからなのでしょうか…?僕もハイカラになったのかしら! 20世紀初頭、それまで西洋で慣習化されてきた美の常識にNOを唱え、新たなる表現の方法を模索したアーティストたちの軌跡。その後の美術への影響力も大きく、長い芸術の歴史の大きな転換点

      • BEYOOOOONDS、『恋する銀河』が全然公式リリースされないから感想書いて焦らせちゃうもんね〜

        どうも、BEYOOOOONDSが大好きで大好きで、息が詰まるような素晴らしい日々を送っている者です。taigaと申します。よろしくお願い致します。 なにがきっかけでここまでBEYOOOOONDSというか、ハロプロにハマったかはあんまりはっきりとはわかっていないんですが、気づけば「島倉りかちゃんの笑顔のために頑張ります、か…」などと勝手な使命感を抱くまでには症状が進行しております。大変幸せです。ええ。 自分、かつては乃木オタでして、アイドルオタクになるとはいったいどういうこ

        • ハロプロファン歴半年の僕、映画『あの頃。』を飛行機で観て、むせび泣く。

          まずは皆様、ご起立頂き、ご唱和ください・・・ 松浦亜弥さん!! 山﨑夢羽さん!! 石川梨華さん!! 藤本美貴さん!! ハロー!プロジェクトに関わるすべてのアイドルの皆様!! 生まれてきてくれてありがとうございます!!! そして、 つんく♂さん!! 生き抜いてくれて、ありがとうございます!!!(ギャン泣き) とまぁ、この世に存在するすべてのハロー!関係者たちに感謝を爆音で届けたくなるこの映画、『あの頃。』をついに観ましたよ。U-NEXTでね。 まったく関係ない話をし

        【NHK進出記念】火炎放射器で頭を焼かれているときに聴きたい音楽

        • 【議論】美術館で絶対に解説したいボーイズ VS そんなの絶対にお断りガールズ

        • BEYOOOOONDS、『恋する銀河』が全然公式リリースされないから感想書いて焦らせちゃうもんね〜

        • ハロプロファン歴半年の僕、映画『あの頃。』を飛行機で観て、むせび泣く。

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          【映画:PEARL パール】私をここから出して、それから愛して。

           この映画がなければ、前作の『X』(2022)はただのよくあるホラー映画として消えていったかもしれない。この世の続編映画は2種類しか存在しない。「産んでくれてありがとう!」という母の日のような続編映画と、「なぜ俺を産んだ…!!」というミュウツーのような続編映画だ。  わかりやすい例では、前者では『エイリアン2』や『ターミネーター2』などが挙げられ、後者では『エイリアン3』や『ターミネーター3』などが挙げられるだろう。  あ、ちょっと待って。もう一つありました。「誰も覚えて

          【映画:PEARL パール】私をここから出して、それから愛して。

          【BiSH解散しちゃったね】僕が見た彼女らは、ずっと2017年12月2日のまま。

           あー、BiSH解散しちゃったね。  尊敬する人生の大先輩、元アイドルの夢眠ねむさんはいつも「アイドルは本当に儚い」「だから今の活動を当たり前と思わないで」と言っていた。  僕はその言葉通り、推し活に関しては「絶対に後悔しない」ということを胸に誓い、どれだけ忙しい時でも地元に好きなアイドルやバンドが来たら足を運ぶようにしていた。一つ一つの機会を大切にしていた。  今思えばその心がけは大正解だった。本当にアイドルは儚い。今思えば、清竜人25やMaison Book Gir

          【BiSH解散しちゃったね】僕が見た彼女らは、ずっと2017年12月2日のまま。

          ビートルズ無き世界を悲しむな。僕らにはThe Lemon Twigsがいるじゃないか!

           突然だが、「刷り込み」という生物学用語を知っているだろうか?  いわゆる「生まれたての雛が、初めて見た生き物を親と思う」っていう絵本によくある習性のことだ。これはどうやら実際に存在する現象らしい。  そしてこれは音楽にも当てはまるだろう。僕はビートルズとマイケル・ジャクソンという「親鳥」に出会った時から、彼らの作品を神のように崇め奉ってきた。彼らのエッセンスが刷り込まれてきたのだ。  そんなリスナーなので黙っていても「ビートルズっぽい」「マイケルっぽい」みたいなサウン

          ビートルズ無き世界を悲しむな。僕らにはThe Lemon Twigsがいるじゃないか!

          魅惑の90年代に置いて行かれたけど、サマソニでBlurを見ることになりまして…

          何事も時代のせいにすれば楽になるっぽい。  それを人に言いふらすと情けないしダサいので、心の中に留めておくことがすごく大切なんだけれど。  2000年という大世紀末に生まれた僕は幸か不幸か絶妙な時代を生きている。お隣の国が乱れて日本にも戦争の影が見え始めたり、政治の腐敗が進んだりしている。そんな大きなことではなくても、自分たちの生活も怪しくて心から安らぐ時は来るのかと憂いているような時代。サイコーだ。  別にそういう政治的なことだけではなくて、文化的な面でも不満に思うこ

          魅惑の90年代に置いて行かれたけど、サマソニでBlurを見ることになりまして…

          【映画: Red Rocket】人生は近くから見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である。(短め感想)

           故・立川談志の弟子、テレビでもよく見る立川志らく師匠が「談志の凄さ」について語る動画をいつだか見たことがある。その時に語られた談志の「落語とは何か」ということに関しての独自の見解が面白くて今でもそれが脳裏に染みついている。以下に引用しよう。  「人間の業の肯定」、この「業」という言葉の解釈だけで記事が一つ書けそうなので、ここでは一般的な意味合い、「人間の行為」と解釈してみましょう。談志師匠が言うには、落語とは「基本的にクズな人間を美化することなく、そのクズさをありのまま肯

          【映画: Red Rocket】人生は近くから見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である。(短め感想)

          【映画: The Whale】慈愛をもって救済に向かおう。平和はその後に続くから。

           ある少年リバー・ジュード・ボトムは、1970年8月23日に「神の子供たち」というカルト宗教の家に生まれた。両親が宣教師だったため幼い頃から宣教活動に協力し、南アメリカを転々としていた。  しかしそのカルトは幼児にすらセックスを推奨するような集団で、それに嫌気が差したボトム家は1977年にアメリカ合衆国に帰国し、それからは「再生」の意味を込めて、家族全体で「フェニックス=不死鳥」という本姓に変更。そこから彼はリバー・フェニックスと名乗ることになる。  彼は『スタンド・バイ

          【映画: The Whale】慈愛をもって救済に向かおう。平和はその後に続くから。

          【エッセイ】人生辛すぎ!だけど、モーニング娘。にハマってから生活がやや明るいぞ!!

           突然だけど、「アイドル=偶像」というのはよく聞く語源の一つだけど、本当に心からそう思う。「アイドル=疑似恋愛」なんていうのもよく聞くけど、それは僕は同意しかねる。僕の中でアイドルとファンには大きな境界があって、僕らはアイドルたち自身だけでなく、その境界にすら恋しているんじゃないかと思っている。  「本当はあいつ性格悪いらしいよ」とか、度が過ぎていない限り別にどうだっていい。それを見せないのがアイドルの美学だ。その境界に僕らは夢を見ているのだ。そしていざ目の前にいると、どう

          【エッセイ】人生辛すぎ!だけど、モーニング娘。にハマってから生活がやや明るいぞ!!

          確かにあの頃、(ほぼ)僕ら全員の全てが、あの狭い校舎に詰まっていた。〜映画『少女は卒業しない』〜(ネタバレ)

           今でも『桐島、部活やめるってよ』を観た時の衝撃を覚えている。  朝井リョウ原作の小説を映画化した、『桐島、部活やめるってよ』(2012)を初めて観たのは大学2年の春。パンデミックの最中、何もすることがない自分はひたすらに映画を観ていた。その中でもこの映画は僕の中で強烈な印象を残している。  邦画に限って言うと、「高校生活」という題材は本当に描くのが難しいと思う。日本人のほとんど誰しもが経験し、そして人によって面白いほどにその捉え方が大きく異なるから。  それ故に、あま

          確かにあの頃、(ほぼ)僕ら全員の全てが、あの狭い校舎に詰まっていた。〜映画『少女は卒業しない』〜(ネタバレ)

          【エッセイ】The1975を心から愛してる、って言いたいんだけどな。

           「The1975を心から愛してる」  そんなたった一言すらも言えなくなってしまった。The1975のボーカリスト、マティ・ヒーリー(Matty Healy)は僕らに唾を吐いた。  彼のスタンスからして、いつかこんなことが起こると思っていたが、来日公演を控えたこのタイミングで来るなんて思ってもみなかった。  マティは、日本時間で2月10日(9日かもしれない)にPodcastの「The Adam Friedland Show」という、アダム・フリードランドというコメディア

          【エッセイ】The1975を心から愛してる、って言いたいんだけどな。

          【エッセイ】評論と悪口が入り混じる世界の唯一の希望、NOT FOR ME。

           たばこの匂いに酔いながら、「私って、ほんとダメな女…」って呟いてみたはいいけど、別にただ性にだらしないだけの女の子を歌ってばっかりいるバンドたちを、かれこれ5年ほど小バカにし続けているのですが、振り返るともうそこには誰もいませんでした。ずいぶん遠くまで来たようです。  久しぶりの更新で何を突然言っているのか。この書き出しを思いついてしまった以上、このスタートラインからダッシュしなければならないのです。ちなみに、ずーーーーーーーーっとポケモン新作やってました。  いわゆる

          【エッセイ】評論と悪口が入り混じる世界の唯一の希望、NOT FOR ME。

          全てを捨てた彼らは、なぜ今「真実の愛」を指し示すのか?/The1975、待望の新作『BFIAFL』レビュー

          1.はじめに  僕が心から愛してやまないバンド、The1975が今日(10月14日)2年ぶりに待望の新アルバムである『Being Funny In a Foreign Language(邦題:外国語での言葉遊び)』をリリースした。  最初に言っておくが、「このアルバムは「愛」をテーマにしている」とか、「恒例の1曲目の『The 1975』が今回はなんと歌モノなのだ!」とか、それを世紀の大発見かのようにまき散らすつもりはないし、「『About You』がマイブラの『Lovele

          全てを捨てた彼らは、なぜ今「真実の愛」を指し示すのか?/The1975、待望の新作『BFIAFL』レビュー

          フェスの最前列でThe1975を見るまでの、たった12時間半の話。(1)

          目が覚めると、そこは雪国だった…  わけもなく、そこは信じられないほど狭いカプセルホテルの一室。  それまで念願だったカプセルホテル。その都会チックな響きに惹かれて泊まってみたはいいものの、あまりの狭さ、蒸し暑さ、そしておじさま方の寝息(爆音)に苦しめられる始末。あと数千円をケチらなければアパホテルに泊まれたのに…なんて無意味な後悔をした。  目覚ましのアラームをかけることすらはばかられるような、あの異様な静寂。出身も年代もまったく違う、完全な赤の他人が薄い壁のすぐ向こ

          フェスの最前列でThe1975を見るまでの、たった12時間半の話。(1)