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人生は自分のものですよ

人は生まれる所を選べないという人と、
私、あそこへ生まれたい!
と挙手して希望する所へ生まれるのだという人がいます。
さて、どちらなのでしょうか。

私はどちらも嫌ですし、実際は、わからない。

たとえば仏教では、いくつもの縁に触れてそこへ生まれると言われます。
縁は条件のこと。
いくつかの条件があり、それに合った場所に生まれるということです。
なるほどね、と思います。
でもその証拠を示してくださいと言っても動画で見られるわけでもありませんからやはりわかりません。

こんな親の下に生まれたくなかった。
そう思う人は多いと思います。
それでも人は、最終的にこの親で良かったと思いたがるのです。
親がほかにぞろぞろいれば選べますが、その人しかいませんから。
この親で良かった思いたがるのは、
親に執着する自分の苦しみから解放されたいから。
でもそれでいいのだと思います。

虐待激しい親は別として、とりあえず多少の可と不可はあるけれど、
ほかに良いところもある、
それがひとつでもあればそれで良いのかもしれません。
自分自身も欠陥だらけですし。

どんな親だとしても、色々押し付けられているかもしれないけど、
たとえば借金とか宗教とか家のごたごた色々あると思いますが。

それでも『人生は自分のもの』ですからね。
依法不依人<えほうふえにん>
これは、人に依らず法に依るという意味です。
人に依存せず支配されず、
法は世の中の理法、理法に依って生きましょうということ。

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