始めての「ランゲージ・エクスチェンジ・イベント」で感じた解放感のようなもの
今度こそ英語が話せるようになりたい!
そんな想いから新たな英語学習へのアプローチを探っていた結果、「ランゲージ・エクスチェンジ」という英語の学習方法を知り、緊張しつつMeetupのイベントに初参加するまでのいきさつを前回の記事にて触れさせていただきました。
今回の記事では私の参加させて頂いた渋谷のカフェでのランゲージ・エクスチェンジのイベントが具体的にどのような内容だったのかと、実際に参加して感じたことを触れさせていただきます。
日本語10分、英語10分を繰り返す
初めての参加したランゲージ・エクスチェンジ・イベント。
私のテーブルには私を含め計5名、なんと私以外はすべて20代の若者でした。
ただでさえ人見知りぎみな私が、10歳以上年の離れた若者に囲まれて緊張状態はMAXに達していたと思います。
しかし以外にも皆さんとはすぐに打ち解けることができました。
理由のひとつは、このイベントでは私のようなビギナー参加者でも打ち解けられるような様々な工夫が随所になされているの点です。
具体的には、
例えば会話で使用される言語は「英会話のみのパート」と「日本語のみのパート」で10分ずつ交代します。
私のように英会話初心者は日本語パートで頑張っておしゃべりすれば外国の方とも意志疎通が可能です。
日本在住の外国人の方々もよい日本語の練習の実践の場となるため、このシステムはどちらの言語の話者にとってもwin-winの仕組みと言えます。
会話のきっかけとなる「トークカード」が用意されている
20代の若者に囲まれた私にとって、最初に思い浮かんだ懸念事項とし彼らと「会話」が続くのかの心配でした。
何しろ相手は若者です、10歳以上年の離れた若者達と何を話せばいいのか?
話題が合うだろうか?
しかし、この懸念事項もすぐに解消しました。
各テーブルには簡単な会話のテーマが書かれた「トークカード」が用意されていて、会話にはこの「トークカード」を利用しました。
それぞれのカードには会話のテーマが書かれていて、その質問に答えるだけで人見知りぎみの私でも、無理なく自然に楽しく会話が出来ました。
「トークカード」の内容はだいたいこんな感じでした。
もしあなたがスーパーヒーローならどんな特殊能力がほしい?
もし宝くじで100億円あたったら何をする?
これまでで一番記憶に残っている旅先の思い出は?
etc…
この「トークカード」のおかげで会話は途切れることなく続きました。
英語でのコミュニケーションで感じた「解放感」
私が無理なく会話を続けることが出来た理由理由のひとつとして、英語と日本語の構造の違いがあるのかなと思いました。
日本語には「敬語」があります。
良い悪いは別としてあえて年代に応じて「差異」を産みだすよう設計された言語です。
一方、英語には相手との距離に応じた丁寧な(Polite)言葉遣いはあっても、日本語のような複雑な体系の「敬語」はありません。
その後も私は自分の運営するグループを通じて若い世代の方々とよく交流します、英語話者の彼らは普段から後者のコミュニケーション手段に慣れているせいか、自然と「年代の壁」を作らない趣向があるように感じます。
この時も実際に彼らが内心どう思ってたのかわかりませんが、
少なくとも私は初めから自然と打ち解けられたように感じたし、
「ジェネレーションギャップ」なども特に感じることなく楽しい時間が過ごせました。
これは英語話者の方々にとっては当たり前すぎて意識しない感覚かもしれません。
しかし日本語ネイティブである私にとって敬語の無いコミュニケーションは新鮮で、年の離れた参加者さん達とのやりとりで、この時ある種の「解放感」に似たような感覚を味わったことを覚えています。
まとめ
当初の目的である「外国人の友人」こそ出来ませんでしたが 、
今回Meetupのイベントに初めて参加して、本当によかったなと思いました。
もともと「日本人の友人」さえ少ない私がたった1回イベントに参加しただけで「外国人の友人」ができるとは思っていません。
それよりも、「英語によるコミュニケーション」で新鮮な「解放感」を感じられたこと。
その結果「英会話って楽しいなぁ」と自然に思えたことが私にとって一番の収穫でした。
当初、「外国人の友人」をつくることは英語学習を継続するための「動機」として大事だと考えいたからです。
ですから「英語が楽しい」と素直に感じられた今回のイベント参加は私にとって大成功だっと言えます
なぜなら「楽しい」と感じることこそが物事を継続するための最大の「動機」だと私は思うからです。
私にとってはちょっとした冒険だった今回のランゲージ・エクスチェンジ・イベントへの参加。
緊張のイベントが終わった安堵のためか、
自分なりに収穫があった満足感のためか、
この日の渋谷からの帰り道、私は小心者のくせに「ある大きな決断」をしてしまいます。
その「大きな決断」について具体的な内容はまた次回に書かせて頂きます。
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