2023/01/12(木)16時、学校の図書館で。
消しカスを捨てずに帰っていく奴がいる。許せない。自分の部屋の机で勉強しろよと思いながら、仕方なく僕の消しカスと一緒にゴミ箱へ入れておいた。
勉強の休憩がてら図書館へ行く。
図書館司書の先生に挨拶をすると、本に関する素晴らしい話を教えてくれた。
ただ単に本を読むだけでは意味がない。本に書かれていることについて、自分なりの意見を持ち、その意見を交え誰かに話す。ここまでが正しい読書のサイクルらしい。
その後、先生が年始に読んだ難しそうな本について2人で議論をし、僕は読書サイクルの締めであるアウトプットの相手役を務めた。内容はともかく、本への愛がすごく伝わってきていいなあと思った。
好きなことの話をしている人の顔がすきだ。”好き"を介せば、心の距離は一瞬で縮まるからいい。
次に先生は『幸せの条件』を教えてくれた。
①物事を深く味わう
②人のために良いことをする
③自然に触れる
この3つが必要らしい。続けて先生は語る。
「お昼にお弁当の食べ物をよく噛んで味わう。生徒のために良いことしてるなーと思いながら本棚の整理をする。自然豊かな木々をを横目に帰路につく。あっ、『幸せの条件』が揃ってる!って思うわけよ」
深かった。たまらない。深みのあるおじさんの話もだいすきだ。
僕もなかなかの読書愛好家だ。人に本を貸すと、その本についての考えを共有しあうことができるのも、魅力のひとつである。
この前、素敵な人に本を貸してみた。読みだすと睡魔が襲ってくるらしく、読みきれなかったらしい。それはなんの問題もないし全然構わない。しかし、本の魅力に気づいてもらえなかったことが少し悔やまれる。
これまた新しい目標ができた。他の誰かではなく、僕が書いた本でその人におもしろいと思ってもらえたらいいんだ。そのためにも、これからもずっと書き続けないとけない。
今日は天気もいいな。
そうだ、散歩にもでも出かけよう。
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