新荘 直明/Naoaki Shinjo

長野県小布施町 ← 西粟倉村地域おこし協力隊 ← 東大院卒 修士(理学)/NO YOU…

新荘 直明/Naoaki Shinjo

長野県小布施町 ← 西粟倉村地域おこし協力隊 ← 東大院卒 修士(理学)/NO YOUTH NO JAPAN/MAKERS UNIVERSITY 2期 /すべての生きものがともに生きられる世界を https://www.facebook.com/naoaki.shinjo

マガジン

  • noteでしりとり!

    • 3本

    一記事につき一つテーマを決めて記事を投稿し、そのテーマでしりとりをしましょう。 フェイスブックでの自分の投稿にコメントをして参加完了です。

最近の記事

  • 固定された記事

わたしの人生のビジョン・ミッション

はじめにこのnoteを開いてくださったみなさま、ありがとうございます。 いきなり「人生」という重みのあるタイトルですが、私は 「人生をかけてやりたいことは、いつか、ではなく、今やる」 という信念をもっています。 逆に言えば、 人生でやりたいこと=今やりたいこと なので、「いま新荘はこんなことを考えているんだな」くらいの気持ちで読んでいただければと思います。 これから書くことに向かって、さまざまな人と一緒に進んでいく中で、ビジョン・ミッションはみがかれて、変わっていくはずです

    • 2023年ふりかえり 〜出会いと別れ、経験が新たな世界に連れていってくれた1年〜

      2023年は公私ともに心を動かされるできごとが多くあり、自分ひとりではできなかったさまざまな経験もさせていただいた1年でした。 自分の内も外も大きく変化する中で、自分は何をよりどころにして生きていくのか、迷った1年でもありました。 <仕事>小布施でのギャラリーの立ち上げ(4月) 北斎館が新たに建設したカフェ&ギャラリー「ガラリ」のギャラリー部分の立ち上げに携わりました。 何もない空間に照明を選んで取り付けるところから、アーティストのみなさまとどんな作品を展示するか企画して

      • 福島第一原発を訪れて

        先日、福島第一原子力発電所を訪れました。 東日本大震災当時、私は高校1年生。地元の茨城県鹿嶋市は震度6弱の揺れに襲われましたが、幸い自宅は地盤の強い高台にあり、インフラは無事でした。 テレビをつけると、ニュースでは福島第一原発の映像。津波によりすべての電源が失われ、みるみる悪化していく状況。何が起こっているかも、何が本当なのかもわからず、ただただ不安でした。 茨城にも放射線量が高い「ホットスポット」ができ、農水産物が基準値を超えて出荷できないなど、さまざまな影響がありました。

        • 2023年の決意表明

          2022年末にnoteを書きながら振り返る中で、2023年に自分はどうありたいか見えてきたので、年初の決意として書き留めておきたいと思います。 (2022年振り返りnoteはこちら) 環境×まちづくりを深める 小布施をフィールドに、環境分野の政策策定・実行により深くコミットしていきたいです。特に小布施町では、ゼロ・カーボン(脱炭素)分野に関してはこれから本格的に政策を具体化し、実行していく段階なので、町の行政の方とともにそこに参画していきたいと思っています。 小布施は再

        • 固定された記事

        わたしの人生のビジョン・ミッション

        マガジン

        • noteでしりとり!
          3本

        記事

          2022年ふりかえり 〜たくさんの愛と感謝をこめて〜

          自分にはめずらしく、おだやかで安定した1年だった2022年。意識的に振り返らないと、なんとなく「こんな1年だったなあ」と解像度が低いまま終わってしまいそうなので、振り返っておきたい。 1月 小布施にきて初めての自分起点での企画「おぶせ0円マルシェ・ごみ0マルシェ」を実施。 小布施は、自分から手をあげればそれに乗っかって、助けたり盛り上げたりしてくれる人がたくさんいるまちだ、ということを実感。本当にたくさんの人に助けてもらって実現した。 「信濃毎日新聞」という信州の地方紙に

          2022年ふりかえり 〜たくさんの愛と感謝をこめて〜

          2022へのトランジション

          2021年は、3月に岡山県・西粟倉村の地域おこし協力隊を退職し、地元の茨城県鹿嶋市へ。 4月・5月を実家でゆっくり過ごし、6月に長野県・小布施町に移住しました。 環境に配慮した、すべての生きものがしあわせに生きられるまちづくりを地元でしたい、という思いから仕事を辞め、帰郷したものの、 ふるさととはいえ、8年以上も離れていたまちではつながりも薄く、すぐに行きづまってしまいました。 そんな中、小布施町が環境分野の地域おこし協力隊を募集する、という記事を目にし、その募集について

          2022へのトランジション

          シン・エヴァから考える人間と環境

          一昨日、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの完結編、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(シン・エヴァ)がAmazonプライムで解禁されました。 解禁によせて、私がシン・エヴァを観て考えた人間と環境のかかわりについて、私の主観と偏愛をもとに書きたいと思います。 ※以下、ネタバレを含む内容ですので、まだ観ていない方はご承知いただいた上で続きをお読みください。 ヱヴァンゲリヲン新劇場版の世界観『新世紀エヴァンゲリオン』(エヴァ)シリーズはオリジナルのアニメ版、シン・エヴァを含む

          シン・エヴァから考える人間と環境

          小布施町に移住しました

          先月、長野県の小布施町に移住しました。 再び、海から山にやってきました。 地元に帰ってから2ヶ月、私はほぼ1人でした。 改めて、1人では何もできないことを思い知りました。 そんなとき、小布施町がゼロカーボン・ゼロウェイストをめざし、 仲間を募集する、という記事を見かけました。 私はその募集の要件には合いませんでしたが、 いま飛び込めば、ゼロカーボン・ゼロウェイストなまちをつくるプロセスに、リアルタイムに関われるかもしれない、 これは行くしかない、と直感的に思いました。

          小布施町に移住しました

          わたしの生き方をつくる価値観(バリュー)について

          はじめにこのnoteを開いてくださったみなさま、ありがとうございます。 わたしが自分の人生を通じて実現したい社会、やりたいこと(Do)について、前のnoteで書きました。 それを実行していく上で、わたしは自分自身の生き方、自分やほかの人のあり方(Be)も大切にしたいと思っています。 このnoteでは、わたしが大切にしたいあり方、実践していきたい生き方、それをつくる価値観(バリュー)について書きます。 価値観はわたしにとって、周りの人たちとお互いに影響を及ぼしあったり、

          わたしの生き方をつくる価値観(バリュー)について

          2020年の私は死んだ。はじめまして、2021年の私。

          みなさんこんにちは。はじめまして。新荘(@naoaki_shinjo)です。 よい新年をお過ごしでしょうか。 年末年始も関係なくお仕事を続けられている、医療従事者をはじめとした方々に、心より感謝の意を表します。 はじめましての方に向けて、簡単に自己紹介をしておくと、 2019年3月に東大の大学院を修了し、1ヶ月のニート期間を経て、 2019年5月に岡山県の西粟倉村に移住し、地域おこし協力隊として活動しています。 2020年4月には村の教育委員会とともに「一般社団法人Nes

          2020年の私は死んだ。はじめまして、2021年の私。

          数字におきかえられないドラマ

          村役場で働いていると、出生のような嬉しいニュースも、別れや転出のような悲しい知らせも、すべて集まってくる。 先日、村を去る方が転出届を出しに役場にこられた。 役場の職員にもその方の仲のよかった人たちがいて、手続きがすむまでの間、これまでのこと、将来のことについて語り合っていた。 帰るときには別れを惜しんで手を振りつつ、出口まで見送っていた。 その方とは直接のつながりがない私も、「おつかれさまでした」と、いつもよりいっそう心をこめてあいさつをしながら、心の中でエールを送った。

          数字におきかえられないドラマ

          #わたしの人生観を作った3曲

          私の最大の趣味は、音楽を聴くこと、そして歌うことです。 それはもう生きることの一部と言っても言いすぎではなく、音楽なしでは生きていける気がしません。 そんな人も少なくないのではないでしょうか。 私は毎日、音楽、たいていは日本のポップスかロック音楽を聴いています。何かをしながら流し聴くよりは、音楽に集中して、歌詞やメロディーに込められたメッセージを感じながら聴くことが好きです。 そうして聴いた音楽たちが、私の考え方や世界の見方の一部を形作っています。 このnoteでは、その

          #わたしの人生観を作った3曲

          『20億人の未来銀行』 読書録

          私が理事を務めている、特定非営利活動法人Alazi Dream Projectでは、 先月から月に1回、「国際協力読書会」というイベントを開催しています。 このイベントでは、参加者が自分の好きな国際協力関係の本をもちよって、その本の面白さや得られた学びについてシェアしたあと、それぞれが関心をもっている国際協力の課題について、みんなで話しあいます。 私自身もそれに合わせて国際協力関係の本を読んでいるので、 読書を通じて得られた学びをシェアしたいと思います。 第1冊目は、日

          『20億人の未来銀行』 読書録

          釜石・大槌を訪れて

          【釜石・大槌を訪れて】 去る12月8日・9日に、地域おこし研究員として岩手県釜石市に移住している友人の元を訪ねて、2日間釜石市・大槌町を案内していただきました。 私の地元である茨城県鹿嶋市も、 震度6弱の地震と2 mを超える津波の被害を受けましたが、 家が地盤のよい高台にあり、大きな被害をまぬがれた分、 津波がきたこと、そしてまたくるかもしれないことは、 自分ごと化しきれずにいました。 そんな私が釜石を訪れたのは、被災地としてではなく、 たくさんのあたたかい人たちと、 美

          釜石・大槌を訪れて

          はじめての「家族留学」

          町塚 俊介さん、土肥 梨恵子さんのご家庭に、 家族留学させていただきました。 (町塚家はウェブサイトなどを通じて、 家族のあり方をオープンに発信されています。) 「家族留学」は、株式会社manmaがプロデュースしている、 「家庭版OBOG訪問」です。 ホームステイとの大きなちがいは、 ただご家庭との交流を深めるだけではなく、 生き方、家族のあり方、子育てについて学ぶ、 「留学」であるということです。 私は以前からずっと、 自分のライフプランについて自信が持てないでいました

          はじめての「家族留学」

          科学者というアーティストとして

          テクノロジーのタネとして、 サイエンスが経済的な価値を生み出すことは重要だけれど、 それはサイエンスの一つの側面でしかない。 むしろ、サイエンスの真価は、 そうした資本主義的なものとは異なる価値を、 絶えず創造し、社会に提示することができる、 というところにあるのではないかと思う。 その意味では、科学者も一種のアーティスト。 研究を、研究者の間だけではなく、 社会の中で表現し、 多くの人が味わい、楽しめるものに。 私は科学を通して感動を届ける、 1人のアーティストであり

          科学者というアーティストとして