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科学者というアーティストとして
テクノロジーのタネとして、
サイエンスが経済的な価値を生み出すことは重要だけれど、
それはサイエンスの一つの側面でしかない。
むしろ、サイエンスの真価は、
そうした資本主義的なものとは異なる価値を、
絶えず創造し、社会に提示することができる、
というところにあるのではないかと思う。
その意味では、科学者も一種のアーティスト。
研究を、研究者の間だけではなく、
社会の中で表現し、
多くの人が味わい、楽しめるものに。
私は科学を通して感動を届ける、
1人のアーティストでありたいと思う。
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