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2023年ふりかえり 〜出会いと別れ、経験が新たな世界に連れていってくれた1年〜

2023年は公私ともに心を動かされるできごとが多くあり、自分ひとりではできなかったさまざまな経験もさせていただいた1年でした。
自分の内も外も大きく変化する中で、自分は何をよりどころにして生きていくのか、迷った1年でもありました。


<仕事>

小布施でのギャラリーの立ち上げ(4月)

北斎館が新たに建設したカフェ&ギャラリー「ガラリ」のギャラリー部分の立ち上げに携わりました。
何もない空間に照明を選んで取り付けるところから、アーティストのみなさまとどんな作品を展示するか企画して展示を完成させるところまで、
限られた期間と予算で行った経験はかなりスリリングで、4月に無事オープンを迎えるまでずっと「これでいいのか?」と自問自答していました。
いまはマネージャーを引き継ぎ、心強いパートスタッフのみなさまに支えられて運営できています。

「ガラリ」オープン直後の写真。


小布施町の世界の「持続可能な観光地TOP100選」への選出(10月)

私の小布施でのこの3年間最大のミッションであった、世界の「持続可能な観光地TOP100選」への選出を、3年目の今年達成することができました。
正直ほっとしたという気持ちがいちばん大きいです。
これからはこの成果をどう活かしていくか、地域全体で考える段階に移っていくことになります。
<関連記事>
2023年版「世界の持続可能な観光地」100選、日本から10地域が選出、与論島や弟子屈町など

小布施の仕事で予想外に4月に韓国に行くことになり、日本の他の自治体や韓国・中国の地域脱炭素政策に携わる方々とお話できたことも、自分にとって貴重な経験となりました(ヘッダー画像はそのとき写真です)。


<プライベート>

弟といとこの結婚(8月、11月)

私が(自分自身を除いて)自分の最大の同志だと思っている弟が8月に結婚し、弟は大学院留学のために、パートナーは現地で新たな仕事を見つけるために、結婚式の2日後にフランスへと旅立ちました。

また11月には、いとこが結婚しました。
いとこは私より少し早く、徳島県の海陽町というところに、私と同じように新卒Iターン移住して地域の仕事をしています。
そこで出会った同じく移住者のパートナーと結婚しました。

自分にとって近い存在が、しかも自分自身にもありえる/ありえた形でパートナーシップを築いて結婚したことで、自分自身のパートナーシップに対する考え方・家族観を改めて見つめ直す機会となりました。


社会課題に向き合う活動のリスタート

一時期活動をお休みしていた団体での活動を、時間に余白ができたタイミングで再開しました。

NO YOUTH NO JAPANでは、2月に「世代間の格差」をテーマにしたポストを企画したことをきっかけに活動を再開し、7月には小布施ツアーを企画。
8月に新しいメンバーを迎えたことで、団体全体としても活動が盛り上がりました。
私自身、NO YOUTH NO JAPANの法人化にも携わったので、メンバーが活動しやすい体制・仕組みを、自分がユースでなくなっても裏方で支え続けたいと思っています。

Climate Youth Japanでも11月に久しぶりに政策提言の現場に立たせてもらいました。
そのときに、活動の継続性という意味で長くかかわり続けているひとがいることの価値を、団体の内部・外部両方から伝えてもらったこともあり、卒業したメンバーとのつながりを活かせればと思います。

Alazi Dream Projectにも学生のとき以来7年間、いまは理事としてかかわり続けさせてもらっているので、過渡期にある団体で自分が果たせる役割を考え、果たしていきたいです。

ここには書ききれないこともたくさんあり、そのたびに多くの方にお世話になりました。
この場をお借りして、心より感謝を申し上げます。
みなさまどうぞよいお年をお迎えください。


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