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2023年の決意表明

2022年末にnoteを書きながら振り返る中で、2023年に自分はどうありたいか見えてきたので、年初の決意として書き留めておきたいと思います。

(2022年振り返りnoteはこちら)

環境×まちづくりを深める

小布施をフィールドに、環境分野の政策策定・実行により深くコミットしていきたいです。特に小布施町では、ゼロ・カーボン(脱炭素)分野に関してはこれから本格的に政策を具体化し、実行していく段階なので、町の行政の方とともにそこに参画していきたいと思っています。
小布施は再生可能エネルギー資源に恵まれた場所ではないので、小布施でできることは他の同程度の規模の自治体でも活かしやすいのではないか、と考えています。あくまで地域の個別の状況に寄り添いつつ、一般化できることがないか常に考え続けたいです。


ローカルでの仕事をグローバルな視野で位置づける

そもそもいまの仕事をしているのは、ずっと気候変動に関心があり、地域に暮らす人たちと、地域の資源を活かしてエネルギーや食を自給自足することが、気候変動による問題の解決に欠かせないと信じているからです。

気候変動の国際交渉では、各国が温室効果ガス排出量の削減目標を提出することを求められますが、国全体の排出量をどのくらい減らせるかは、それぞれの自治体で減らせる量を足し算したもの、と考えることもできます。したがって、特に削減できる排出量を積み上げて目標を設定する傾向がある日本では、掲げられる目標の高さは各自治体での取り組みにかかっているといえます。

また、わたしが地域にこだわるのは、単にエネルギーや食を自給自足すればよいというわけではなく、それが地域に暮らす人たちの豊かさ、自己肯定感、シビックプライドにつながるものであってほしい、という願いがあるからです。
将来的には、日本の地方、ひいては途上国の地方部でも、エネルギーや食の自給自足を通じて地域コミュニティをエンパワーしたいと考えています。
Alazi Dream Projectでの活動はここにつながってくると思います)

このような形で、自分のいまのローカルでの仕事が、気候変動をはじめとしたグローバルな課題の解決にどう貢献しうるか、より具体的に思考していきたいです。


自分の人生の哲学的・人類学的意義づけを探究する

これは趣味に近く、また終わりのないものでもありますが、自分がどのような価値観に基づいて、何のために生きるのか(特に何のために仕事をするのか)、哲学の言葉でも言語化できるようになりたいと思っています。これはフランス現代文学の研究をしている弟の影響が大きいです。
また、人類学の研究に携わる友人も周りに増えてきていることもあって、自分の活動を通じて地域コミュニティが、そして自分自身がどのように変容していくか、人類学的に記録しておければと考えています。そのために、まずは人類学の方法論を学びたいです。


愛と感謝を行動で伝える

昨年は「多くの人に愛されていることに気づき、幸せを感じられた1年」だったと振り返りました。
今年は、自分からもより積極的に、言葉だけでなく行動でも、愛と感謝を伝える1年にしたいです。
わたしが飾らずありのままでいられる居場所をつくってくれているコミュニティに、もっとコミットする。働きはじめて4年目になり、経験の面でもスキルの面でも貢献できることが増えてきたので、それを還元したい。
大切な人たちとも、それぞれの「こうありたい」という願いをともに実現していくことに、持てる時間と力を使いたい。
愛する人やコミュニティと自分が、お互いの世界を幸せにし合っていけるようなあり方を、2023年はめざしていきたいと思います。


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