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2020年の私は死んだ。はじめまして、2021年の私。

みなさんこんにちは。はじめまして。新荘(@naoaki_shinjo)です。
よい新年をお過ごしでしょうか。
年末年始も関係なくお仕事を続けられている、医療従事者をはじめとした方々に、心より感謝の意を表します。

はじめましての方に向けて、簡単に自己紹介をしておくと、
2019年3月に東大の大学院を修了し、1ヶ月のニート期間を経て、
2019年5月に岡山県の西粟倉村に移住し、地域おこし協力隊として活動しています。

2020年4月には村の教育委員会とともに「一般社団法人Nest」という法人を立ち上げました。
主に学校と地域の橋渡し役になるべく、学校にも席をいただき、先生方と一緒に地域の資源を活かした授業をつくる「教育コーディネーター」としての仕事をしています。

「学校が地域・企業・村外の学校などとつながることで、選択肢が増え、コミュニティが広がり、自分で選択して幸せに生きられる子どもが増える。
その先に、数十年先の未来を見すえて、いま必要なモノ・コトを想像し、持続可能な地域を創造できるひとが育つ。」
(2019年末の新荘のFacebookのポストより)
という思いで始めたこの仕事。
ありがたいことに学校の先生方は協力的な方ばかりで、子どもたちを地域の人たちや自然とつなげ、学びの幅を広げることはできてきたと思います。

一方で、教育委員会や学校の先生方のリクエストに応える仕事ばかりしてきたためか、自分が何のためにこの仕事をしているのか、自分が本当にやりたいことは何か、次第に見失ってしまいました。

その結果、11月ごろから燃え尽きたような状態になり、仕事以外のことも含めて、あらゆることに気力がわかなくなってしまいました。

年末に怒涛のように色々な方に話を聞いていただき、自分のやりたかったことを思い出し、言語化してゆくことで、一度失われた自分を、少しずつ取り戻すことができました(『千と千尋の神隠し』で、千尋が奪われた自分の名前を取り戻したときも、こんな感覚だったのかな、と想像しました)。

2021年は、そもそも自分が西粟倉村に移住した理由でもあった、人間が自然の中であらゆる生きものとともに生きられる社会づくりのために、西粟倉村という場所に縛られずに活動してゆきます。
2020年の反省をふまえて、自分の感受性を殺すことなく守れるように、直感に素直に生きてゆきたいと思います。もちろん、ひとりひとりとのご縁は大切にしながら(自分を大切にすることで、むしろ今までより、周りの人のことも大切にできるようになると信じています)。

2021年も、どうぞよろしくお願いします。

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