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月が変わればツキも変わる。7月のオリックスが4戦4勝。昨季リーグ王者の意地で、首位ソフトバンクに快勝。変化の波に乗れば、運命も変わる。思い出すノムさんの名言

月が変わればツキも変わる。まるでオリックスのためのようだ。7月に入ってチームは絶好調。首位ソフトバンクにも快勝し、昨季パリーグ王者の意地を見せた。変化の波に乗れば運命も変わる。「ノムさん」こと故野村克也さんも著作の中で、変化についての名言を残している。7月のオリックスが今季の運命を変えることができるか注目だ。

6月までのオリックスは33勝38敗2分け。借金5を抱える状態だった。昨季までパリーグ3連覇を果たしていたとは思えない不調ぶり。

それが7月に入ると、波に乗り出した。2日に青森県弘前市で行われた楽天戦を4-1で勝つと、6日の神戸、7日の大阪での日本ハム戦も連勝した。

そして9日に行われた大阪でのソフトバンク戦だ。この日先発の田嶋大樹投手は7回95球を投げ、相手の強力打線を3安打無失点に封じた。与えた四球も一つのみ。安定感の漂うピッチングを披露した。

田嶋投手は昨季ソフトバンク戦で3勝1敗と得意としていた。勢いのある投球はこの日も健在。相手に1イニングで複数安打を許さない。強力打線のホークスと言えども、これでは得点を奪えなかった。

攻撃陣もホークスの開幕投手、有原航平投手に立ち向かった。今季オリックスは有原投手に0勝2敗、対戦防御率1.84と抑え込まれていた。

それでも4番森友哉選手は有原投手に打率3割3分3厘と相性が良かった。その森選手が初回、2死三塁の場面で、ショートを強襲する安打を放ち先制点を奪った。

オリックスは三回、六回にも1点を追加。3-0で快勝した。チームは7月に入って4戦全勝。「月が変わればツキも変わる」を体現している。

そして変化の波に乗れば運命も変わる。ノムさんの著作「運 『ツキ』と『流れ』を呼び込む技術」に書かれていた変化の連鎖を思い出した。

心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。

意識を変え、変化していけば、運命が変わっていくというノムさんの名言は、現役そして監督としても偉大な実績を残してきた人だけに説得力がある。

7月に入り確変中のオリックス。10日のソフトバンク戦では宮城大弥投手が先発予定だ。ケガで一時戦列を離れていたが、6月27日のソフトバンク戦で復帰すると、5回無失点で勝利投手となっている。前回同様の好投を見せれば、今回も勝利を呼び込めるはずだ。

オリックスにはリーグ3連覇の意地がある。そして月が変わって変化の波に乗っている。今季の運命を変えられるか。10日の試合も注目だ。

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