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日本が一つになって応援を!サッカーACL。川崎の試合はきょう20日午後5時開始。鬼木監督は「後半からでも見に来て」。チケットの自由な価格設定ができればいいのに

日本が一つになって応援しよう!サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で、川崎フロンターレの試合が20日午後5時に、ホームの川崎で行われる。平日午後5時のキックオフとなると、多くの人が来場するのは難しい状況だが、川崎のサポーターだけでなく、他クラブを応援している人たちもスタジアムに駆け付けてほしい。

20日に行われるのはACL決勝トーナメント1回戦。川崎は中国の山東泰山と第2戦に臨む。

13日のアウェーでの第1戦で川崎は3-2で先勝している。川崎は優位な状況でホームでの試合に臨める。

ただ20日の試合は午後5時のキックオフ。会社勤めの人からすると、まだ勤務中の人も多いだろう。多くの人がスタジアムに行けそうな状況ではない。

試合前日の公式会見で、川崎の鬼木達監督は異例の要望をしたのだ。

「サッカーの試合は本当、最後の最後で決まる」と前置きしたうえで、「もし後半に間に合ったりとか、後半の終わりのところで間に合ってもらえれば、それが力になります。ぜひ、どんな形でもいいので、足を運んで後押ししてもらえれば」と語った。

川崎のサポーターだけでなく、他クラブを応援している人たちも、ぜひ観戦に訪れてほしい。

ACLでは、ヴァンフォーレ甲府がグループリーグを戦った時に、ホーム戦を甲府で行えず、東京の国立競技場で戦うことになった。

その際に、他クラブのサポーターが積極的に応援に駆け付け、甲府を応援する姿が見られた。その甲斐もあって、甲府は決勝トーナメント進出を果たしている。

今回は試合会場でなく、開始時間がネックになっている。日本サッカーを応援する気持ちで、川崎だけでなく、他クラブを応援している人たちも会場に行ってもらえれば、強い勇気を川崎の選手たちに与えられるだろう。

今回の時間設定は、ACLのほかの試合と時間が重ならないように、アジアサッカー連盟が調整したことで、午後5時キックオフとなった。

また会場の等々力競技場が住宅街にあるため、延長戦などにもつれこんだりした際に、応援の音の問題もあるため、行政側との調整を経てのものだった。

試合時間の設定については仕方がない。こういう時のために、チケットの自由な価格設定ができないものかと思うのだ。

例えば、後半から当日券を買う場合、定価の半額にすることはできないだろうか。定価で後半だけの観戦となると、さすがにスタジアムに足を運ぶのに躊躇してしまう。

しかし、半額の割引となれば、金銭的に損した気分にはならないだろう。開始時間という制約がある中で、チケット価格のフレキシブルな対応ができれば、平日の午後5時キックオフの試合でも試合を見に行く誘因となるかもしれない。

日本が一つになって、川崎を応援しよう。そのためにも、今後、チケット価格などでフレキシブルな対応が行われてほしい。

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