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感じたこと

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哀戦士Ⅱ

哀戦士Ⅱ

哀しい経験を積み重ねた人は
その痛みを知り
誰かに優しくできるでしょう

その痛みを知らぬものは
誰かを知らぬ間に
傷つけていく

「私は祈る。 新しい未来がいつか来るように祈る」

生きていくことが闘いなら
その闘いをやめることができない

時には休んで
何もかもやめてしまいたいけど

欲しいものはきっとみんな似ている

安心
平和

安らぎ

奪い取られそうになると必死に守りたくなる

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言葉

言葉

種を蒔く
言葉の種を

どこに落ちていくのか
心か、若しくは
腑に落ちゆくのか

それはやがて実を結び
届くのだろうか

少しづつ間引きされ
洗練されていく

言葉は誰かに届かなければ
枯れていく

どうか
散らないで

ひと雨ごとに
この重みに耐えかねて

 
過去に過ちを犯した私には
言葉に命を吹き込むことを許されない

この胸の内にとどめている
私に灯っているこの言葉は

消えてしまう光

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答え合わせ

答え合わせ

普段は意見のぶつかり合いがあっても
引いてしまう私が
あの時は
「ごめんね」
その四文字遠くて言えなかった

明日もまた会うだろうと
一年前は疑いもせずに

同性なのに
恋人のように過ごした日々は
もう 戻りはしない

学校では正解のある問題ばかりを
教わってきたよ

そのせいだろうか
私とあなたが
知りたかった答えは
結局見つからないで終わってしまった

大切なものを戻す方法も
大好きな貴女に許

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にじいろ

にじいろ

私の障害のせいで
娘と離れて生活している

数年前 苦渋の決断だった
いつも会う時は 思い切り甘えさせてあげる

その娘が先日  
イジメられているかもしれないと連絡あった

学校で上履きが無くなっていたそうだ
友達が流してないトイレの中にあるのを見つけた、、、

担任に確認すると
娘を個人的に嫌がらせで行ったものか
それとも無差別にイタズラしたものなのかも解らない、、、

どちらにせよ、娘が深く

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名もなき花

名もなき花

みんながしていることは
それが正解だと勘違いをする
どうやら違ってて良いようだ
人と違うことに罪悪感を感じるけど、、、
この間違いがわかっただけで       どうしようもなく救われる

自分自身を変えるのは難しい
嫌いな自分を否定してもらうことで自分の気持ちを肯定された気がする

人と違うこと
誰も望んでそうなったわけじゃないけど

どうやらそれでも良いらしい
気づいたのは 最近

障害も
恋愛

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Dragon Night

Dragon Night

自分の正義
それを信じて行動する

あなたの正義は私の正義じゃない
私の正義もあなたの正義とは違う

どちらかが間違っているとかじゃなくて
互いがそれを受け入れない時
傷つけ、傷ついてしまう

大嫌いな誰かは間違っているのか
許せないあの人の正義は不正解なのか

違う宗教
違う環境
違う肌の色や髪の色
違う言語

人はみんな違うのに

毎日どこかで戦争や争いごとがあって
そんなニュースをみると悲し

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果てない空

果てない空

転がるように生きてきて
いつもツラいと思う毎日だけど
そうやって悩んでいても
何もならないことはわかっている

飛べないことに悔やんでいる
何かあると誰かのせいにしたり
ふさぎこんでいるけれど

あの日みた空は
悲しい色をしていた
飛ぶ勇気を持てないだけ

見上げれば
大気圏の向こうに
届かない星があるんだ

叶わない夢のためだと
何度も立ち上がるけど
そのたびに 私の想いは挫かれる

何度でも 

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醜い生き物

醜い生き物

この違和感を感じたのは
いつからだろう

たぶん
私は恋愛をしたことがない

一時期は左の薬指に指輪をしていたこともあったけど

それは
パートナーに対して
恋愛感情があったわけじゃない
相手に大変失礼な言い方だけど
私は依存していただけ
私という存在を認めて欲しかった

学校に行っている頃から
はみ出していた
感情も性格も

ADHDの兆候と
異性に対する違和感

友人が彼氏の話をしていても

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PIECE OF MY WISH

PIECE OF MY WISH

私の前にふたつの道

どちらを選んだとしても

きっと後悔してしまう

答え合わせしたところで

正解はわからない

自分の気持ちに負けて
心が不正解にしてしまうんだ

こうやって
自分を責めてしまう日々は
いつからだろう‥

最初から正解を選ぶなんてことは
できはしない
それを正解にするように
自分を変えていくんだ

諦めない強さを
持ち続けていきたい
明日のために

日向と葵

日向と葵

あなたは眩しくて
私にとって憧れ

あなたは太陽
私はずっと
あなたになりたかった‥

ずっと古い記憶の中で
今でも輝いて

下を向く私は
あなたをまっすぐ見れなかった

あなたは
日向‥
私は葵‥
今でもあなたを背中を探している

中学時代の友達でした
日向は
いつでも泣き虫な葵のそばにいた

ずっと一緒って
思っていたけど

素直じゃない葵は
あなたの優しさを受けいれることができずにいた

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鏡の中の僕

鏡の中の僕

ただいま
鏡の中の僕
「今日は元気かい?」
「元気だよ‥」
いろんなことをあきらめてきたし
我慢だってしているさ‥

このままでいいはずないけど
冒険する勇気もないんだ
鏡の向こうの僕は
夢があるのに
もうひとりの僕が
うつむいている

何かを変えることが
成長だと   
思ったりもしたけど

大切な人を
傷つけてしまってまで
僕は歩いていく勇気はないよ
後悔を重ねていく

鏡の向こうの僕に
愛さ

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永遠と一瞬

永遠と一瞬

失うことが 何かを得るためなら
この“サヨナラ”は 誰かと出会うため

この涙が いつか笑顔になるためなら
いつでも受け入れる

でもね

"誰かのため"
“何かのため“

それだけのために生きていたら
いまの痛みから逃れることはできない

手を握っていないと不安になる
僕の手は

きっと手放してしまえば
楽なのに
しがみつくのはなぜだろう

花の儚さに似て  永遠なんてものはない

自分の弱さに

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羽

何を躊躇するのか
何に怯えているの?

飛ぶための準備はしているのに
何をためらう

君の背中の羽はきっと
迷っている

何に怯えているのか
飛べない言い訳ばかりを探している

あるはずもない足かせが
君の邪魔をする

君は「安定」を望む生き物

今を変えろ
「飛び立つ」という変化は

時には苦痛を伴う
不安定な日々も続くだろう

君を知っている
いつも傍にいる
ずっと前から
出逢っているでしょ?

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花束を君に

花束を君に

いま、諸事情で
私は小学生の娘と一緒に生活していない

親権もいま、私の手元にはなく
別れた元パートナーにある

母の日
昨日
その娘より
ある曲がカーネーションとともに
届いた

宇多田ヒカルさんの
「花束を君に」

まだ自分のことで精一杯であろう
彼女は
どういう意味を込めて私に送ったのか

そして
私の母は15年前に亡くなっている

私にとって母の日とは‥

私の娘を母に会わせてあげたかった

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