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自分の中に広がっている多様性の話

3年ぶりくらいにこの本を読み直しました。

本当にこれでもかというくらいに自分の気持ちを代弁してくれている。

思い返せば学生時代はほとんどフル単で授業を履修して、3~4つ入ったサークルの2つで代表をして、短期のバイトも何種類も手を出したし、10ヶ国以上を旅して長期の留学にも行った。スポーツで言えば剣道5年に野球は8年、筋トレも少々。

社会人になってからは、SEやプログラミング講師、新規サービスの企画開発、プリセールス、クラウドコンシェルジェなんかをさせてもらっている。

そしてその傍らで記事を書いたり、そのためのリサーチや取材、写真撮影、インタビューもしたし、映像撮影のアシスタントをしたこともあれば、ランディングページのライティングやディレクションもさせてもらった。

同人誌を作ったことをきっかけに本も書かせてもらったし、ITのメディアで連載もさせてもらったし、かと思えば最近はピアノにドハマりして練習に明け暮れたり、コーチングを学んで実践したりもしている。

そんな自分は今、会社員としてITの仕事をしているわけだけど、今も昔もITだけに情熱を注いでこれたわけではないから、この分野でスペシャリストになることはできないのかもしれない。

そんな気がしている。

というかここまで色んなことに手を出している自分を目の当たりにすると「飽きっぽい」とか「器用貧乏」とか「何をやっても中途半端」とか色んな声が頭の中に浮かんでくる。

自分が何かの専門家になったり、何かを打ち立てたりすることはできないんじゃないか。

そんな不安が自分を包み込んでいく。

でもしょうがないじゃん。

それが自分なんだから。

最近は合気道の道場に通ってみようかと思っていたり、3DCGとかを使ったジェネラティブアートと呼ばれる分野と音楽表現を組み合わせることが面白そうなので、そのうちそんなことにも手を出しているかもしれない。

人生で大事なのはスペシャリストになることじゃなくて、いかに自分の持っている強みや性質を生かすかということだし、その結果として自分や周りにいる人をどう幸せにするのかということだ。

自分にとってそれがどういう形なのかは分からないけれど、自分の中にある多様性を愛しながら自分らしいあり方を探求していきたいし、そうやって生きる喜びも、怖さも、悲しみも、たくさんたくさん味わっていきたい。

Multi-Potentialite. I really love that idea!!

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