すちゃん

珈琲や紅茶に寿司、インド・パキスタン・スリランカ料理を愛しているオジサンです。たまに山…

すちゃん

珈琲や紅茶に寿司、インド・パキスタン・スリランカ料理を愛しているオジサンです。たまに山に登ります。

最近の記事

珈琲とお煎餅のマリアージュ

マリアージュってなんだか無闇に使いたくなる言葉なんですよね まー結婚・婚姻が幸せにいっているからかもしれませんが、異なるもの同士の幸せな結びつきという意味で、連れ合いとか夫婦とか関係という言葉を使うよりも、しっくりきます。 珈琲のお供の話、「〰のお供」という言葉はどちらか一方が主役であることが前提とされている気がするのですが、今回の話も珈琲が主役なので都合がいいです。 珈琲のお供として、お煎餅とのマリアージュ。珈琲とお煎餅のマリアージュ。 これは人にオススメするというより

    • 猿楽珈琲の「にがめ(キューバ)」を目指した焙煎めも

      前回の記事で猿楽珈琲の「にがめ(キューバ)」を大絶賛したのに続いて キューバを自分で焙煎してみて、この味に近づけないものかとチャレンジしたら楽しそう!と焙煎した記録です。 焼き方のプロセスは、珈琲を飲んで感覚として大坊さんの焼き方とは方向性が違う気がしたので全く反対方向でのプロセスで試してみた。 深煎りコーヒーの苦い黒いコーヒーの場合でも焙煎のプロセスは大きく分けて大雑把には2つあると思っていて 火力を高温から初めて少しずつ弱めていくか 予熱をして弱火から徐々に高温にあげ

      • 究極の苦甘の域に至った猿楽珈琲

        珈琲の味について語るよりも 珈琲豆を焙煎して、豆で語ろうと、珈琲それ自体で語ろうと せっせと週1ペースで焙煎していたのですが 久しぶりに感動するレベルの珈琲に出会い、居ても立っても居られなくメモを残しておきます。 猿楽珈琲店 コーヒー好きには言わずとしれた手回し焙煎、深煎りコーヒーの名店 南方郵便機とアンセーニュダングルで深煎りコーヒーに出会って以来 大坊珈琲店やバンカムツルに帰山人さんなど色々な深煎りコーヒーを飲んできましたが 昨日、猿楽珈琲で飲んだ「にがめの珈琲(キュ

        • 焙煎日記 コンゴ ミノヴァ

          コンゴ ミノヴァ カラッとしている。上品で喧しさのないコーヒー豆だ 浅煎りにすると、早生みかんのような酸味や苦味をスキっと味わえる。嫌味のない味だ。これがだいたい焙煎20分くらい、1ハゼが起きて火を弱めてかるく回したくらい。 24分くらい。フルシティかシティか、深煎に入る前くらいだと。さっきの酸味はおだやかになり甘さとスッキリさがもっとはっきりとする。とてもとても飲みやすくコーヒーらしいコーヒーというものを味わえる豆だ。 コンゴは、わかりやすさ派手さ華やかはないけれど、

        珈琲とお煎餅のマリアージュ

          美味しい鮨を食べた記憶

          いつも珈琲のことばかり書いていますが、 美味しいお鮨を食べて生きていてよかったーと感動した記憶をここに覚えている限りで刻んでおきたいと思います。 新ばし しみづさん きす 一貫目からもうすごいです。酢のきかせ方が芸術レベルの塩梅、かおり、ほのかな甘さ、きすの鮨ってこんなに美味しかったっけ?という口の中から全身の神経に渡りよろこびと驚きが駆け巡りました。 しまあじ 鯵のあぶらは本当に最高の最高ですが、このしまあじの甘さと爽やかに食感はいいものです。厚さもドンピシャ、総合的

          美味しい鮨を食べた記憶

          久しぶりにうずに行きました

          私が焙煎したドミニカを持っていったら 「他人が焼いたのを出す日があってもいいだろう」とかなんとかテンションあがったのか、 ちょうどお店にいた方全員に珈琲が配られました。 いやー変な汗が吹き出しました。油断しました。 今日は久しぶり有給とって珈琲飲みに行き、なんか色々とはなしましたね。 焙煎のこととか、私の焙煎の話をすると木ノ下珈琲さんの話題をいつもしてくれます。深煎焙煎にも二通りあって大坊さんか猿楽さんで、私は猿楽さん派なのですとか、ドミニカのカリビアンクイーンとかインドモ

          久しぶりにうずに行きました

          手回し焙煎機を導入してコーヒー豆の自家焙煎をはじめました。

          非常事態宣言が出る前の2月から完全在宅勤務に移行していた私のコーヒー豆消費量は週500gを軽く超えていた。コーヒー豆に対するコストをいとわない私であっても、流石にこの消費量は未経験の事態であり、時間やお金といった面のコスト以外にも様々な問題を抱えていた。 さらにこのコロナ禍の状況は日に日に緊迫感を増し「こいつはヤバイ、喫茶店にいけなくなる。」という危機感もあり、遂に自家焙煎コーヒーの増産に踏み切ったのです。 いつか、そういつかユニオンの手回し焙煎機を買って焙煎しよう。そうし

          手回し焙煎機を導入してコーヒー豆の自家焙煎をはじめました。

          大坊さんのブレンド珈琲と機屋のブラジル

          大坊さんが焙煎した珈琲を酷評して頂いて構わないということで、 私がただ珈琲が好きな素人という立場を活かし恐れ多くも味わったままに大坊珈琲と機屋の珈琲についてこんな時だからこそ感想を書いてみたいと思います。 今私は大変幸福なことに手元に機屋と大坊のコーヒー豆があります。 (さらにランブルと長月といずみの豆も!いきなり完全に話が脇に逸れますがお金と手間をかければ日本最高峰の珈琲豆をまるで観艦式みたいに一堂に会して飲み比べることができるのは本当に幸福で最高の贅沢まさに至高の嗜好品

          大坊さんのブレンド珈琲と機屋のブラジル

          コーヒー豆を焙煎する時間

          休日の朝に起きると、その日が晴れているならば ー曇りでもいいけどー洗濯機を回す。 もしくは、我が家のワイフはとってもとってもいい子で賢いので前日に洗濯機のタイマーを設定していて、私が目覚める頃に洗濯は終わっている。洗濯物を干すのは正直面倒だし好きではないのだけど、今日くらいの気候ならいい。 冬は寒く洗濯物が増えるし女性は大変だ。マンションに引っ越す際に迷ったけど次に買い換える際は乾燥機能付き洗濯機にしようと心に決めている。 家の前の庭には春先になるとシジュウカラがくる。私

          コーヒー豆を焙煎する時間

          珈琲島とGLITCH COFFEE & ROASTERSの記憶

          珈琲島 コスタリカ ドンパブロ 焙煎コンクールで2019年優勝した方が焙煎したであろう珈琲豆だ。 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/yamagata/region/yamagata-20191206102945 ドリップした印象は膨らまない本当に膨らまないで驚いた。たぶんだけど焙煎がとても浅いのだと思う。 コーヒーの味はフレッシュで丸い酸味と甘さに香ばしさが残る美味しいコーヒー。明るいけど刺々しくはない、やわらかさがあるコーヒーだ

          珈琲島とGLITCH COFFEE & ROASTERSの記憶

          イエメン珈琲飲み比べた私的感想録

          喫茶いずみ イブラヒムモカ 甘いトロンとさせる香り 下の真ん中を走る酸味に 舌の奥で甘さと交じる 鼻孔をぬけるコーヒーの香りがなんとも言えない 複雑な味わい 舌先にまで香ばしさがくる。 三者の中で全体的にやわらかいシンフォニーで洗練されている。すごい! 猿楽 イエメン モカマタリ 鼻孔をくすぐるメロウな花のような香りと 真ん中に来る酸味。 その後で琥珀色の甘さが広がり苦味が味を支える。猿楽さんのはいずみより後味の苦味をしっかり残してグラデーションを作ってる 猿楽さんらしいし

          イエメン珈琲飲み比べた私的感想録

          機屋のコーヒーは本当に美味しい

          ちょっと本当に美味しいすごい。二ヶ月ぶりに飲んでその間に都内でも屈指の珈琲ガブガブ飲んでんだけど機屋の珈琲は頭一つ抜けてる。浅煎りの珈琲では一軍のなかでも群を抜いて美味しい hatayacoffee.com ここで手に入るし美味しい珈琲飲みたいなら買って飲んだ方が幸せになる。 本当に美味しいです。 ブラジル ボブリンク農園 飲みこんだ瞬間口のなかにー芳ばしく広がる珈琲のかおり!かおりー!かおり! 舌の真ん中にくる花の蜜のような甘さ 無駄な雑な味が一切しない。すごい。本当に美

          機屋のコーヒーは本当に美味しい

          焙煎日記1019

          カルモデミナス 深めのフルシティくらいのバランス 黒い苦味の中にミルクのような甘さがある。 カラッとした美味しさ、細マッチョな男らしさがある。しかしあの華やかな香りは弱くなってしまった。もうちょっと未 手網29 分(予熱4分)でこうなるか

          焙煎日記1019

          喫茶いずみに行って20年後の珈琲を待ち望む楽しみを覚えた

          ブラジル セルトン2018年 個性的なキリッとした酸味に真ん中に芯のある甘さと舌支えする苦味のバランスが最高の一杯 17分手網焙煎とのこと 美味しい!!好き!関さんやコジロウさんだともっと突き抜けるような華やかな酸味を出していくのでしょうが、伊藤さんは酸味をなだめて三者のシンフォニーを作っている!かも! ガテマラ オリエンテ ナチュラル すっごい分かりやすいナチュラル!!僕がナチュラルだよ!これがナチュラルだよ!って口の中でかわいくポコポコ飛び回る。 美味しい!すき!分かり

          喫茶いずみに行って20年後の珈琲を待ち望む楽しみを覚えた

          珈琲屋さんのサンイルガチェフェを飲み比べしました。

          意図せず結果的に一ヶ月の間に珈琲屋さん4店(Bnei、ダフニ、うず、長月)のエチオピア サンイルガチェフを楽しめるという最高にハッピーでファビュラスな体験が出来たので、その記憶をとっておこうと思います。 うずとBneiさんのは記録と記憶にかなり依ってしまうのでフェアというか適切でないかもですが、私の印象としてはこんな感じです! 最近のうずの古屋さんのコーヒーは深い深煎で深煎なのにいろいろな味が出ていると感じていて、他の3方のサンイルガチェフェと比べてそこまでドライ!な感じ

          珈琲屋さんのサンイルガチェフェを飲み比べしました。

          サンイルガチェフェ@長月

          高円寺の住宅地にはとても美味しい珈琲を飾らずそのままに出してくれる珈琲屋さんがあります。ストレートもブレンドも本当に美味しく、お気に入りのお店です。 今日頂いたのはエチオピアのサンイルガチェフェとブラジルのジアマンチーナヨシマツ。どちらも私が大好きな珈琲豆です。 サンイルガチェフェ ダフネと同じで舌のつけ根、喉の奥に味が染み込まない。 最初はスモーキーな香りがして、次第にあまい香りに変化した気がする。んーー、香りに関するボキャブラリーがない。 乾いたカラッとした甘さ、と一体

          サンイルガチェフェ@長月