見出し画像

珈琲とお煎餅のマリアージュ

マリアージュってなんだか無闇に使いたくなる言葉なんですよね
まー結婚・婚姻が幸せにいっているからかもしれませんが、異なるもの同士の幸せな結びつきという意味で、連れ合いとか夫婦とか関係という言葉を使うよりも、しっくりきます。

珈琲のお供の話、「〰のお供」という言葉はどちらか一方が主役であることが前提とされている気がするのですが、今回の話も珈琲が主役なので都合がいいです。

珈琲のお供として、お煎餅とのマリアージュ。珈琲とお煎餅のマリアージュ。
これは人にオススメするというよりも偶然気づいた必然の出会いでした。

私はいつも常に珈琲を飲んでいるのですが、インターネットをしながらとか、ソファーに寝そべってアニメを見ながら贅沢にも結構大変なお点前の珈琲を飲んだりしているのですが、そんな雑なことをしているので、お菓子に買った醤油煎餅をバリバリとしながら珈琲を飲むこともあるのですね。
そんなとき、特に意識はしていなかったのですが珈琲がとても美味しく感じることがあったんです。なんというか芳醇なウイスキーやブランデーを飲んだときのようなジューシーさ。もともと美味しい珈琲なんだけど、より一層美味しく芳醇に重厚に珈琲の味がブーストされるときがあって、特に疑問にも思わず喜んで飲んでいたのですが、ふと、そんなときにはお供に醤油煎餅があった。
ま?お前か、お前なのか?
醤油煎餅を食べた後に珈琲を飲むと、珈琲の芳醇さをより明確に綺羅びやかにに感じられるのか?と意識して組み合わせてみたら、これが正解!
醤油煎餅を食べた後に珈琲を飲むと美味しいんです。
珈琲とお煎餅のマリアージュを発見した瞬間でした。

すいかに塩、いちごにミルク、珈琲にお煎餅

インターネットの文章は、別に特段すごいことでなくても大袈裟に断定的に書くじゃないですか、あれ嫌いなんですけど、なんかお作法的な気もするので背中が固くなるのを感じながら書いているのですが、珈琲に醤油煎餅は合います。
でもこの組み合わせ、お店で出すようなものかと聞かれると悩ましい。なんかケーキとかと違い、お煎餅は我々の日常に寄り添いすぎて喫茶店の特別感とはちょっと雰囲気を見出してしまうかな。
珈琲の邪魔はしないので老年夫婦的な安定感はあります。

珈琲のお供としてはケーキやチョコ、クッキーといった一般的な洋菓子が思い浮かびますし、また10年前くらいからアンコと珈琲を積極的に採用して最近だいぶ一般的になってきてあれも本当に美味しいです。羊羹やあんバタートーストに珈琲は最高ですよね。
和菓子と珈琲の出会いはすでに一般的になりましたが、珈琲とお煎餅というのは聞かないよねと、このマリアージュを喫茶いずみの伊藤さんに話したのですが試したことがないようでしたので、思ったよりこの組み合わせは認知されてないのか、じゃー私が先に記事に書いちゃえといった次第です

お煎餅としては砂糖が使われていないような草加せんべい的なものがいいです。高級なものではくてコンビニやスーパーで7枚200円とかくらいので大丈夫。揚げてあるのはだめです。
珈琲はイエメンとかエチオピアとか芳醇なジューシーな珈琲で、焙煎はミディアムからシティくらいのもので、すこし冷めた状態だとより確かに効果が期待できます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?