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生活保護

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生活保護のことについて解説しています。
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#統合失調症

うつ病患者は必ずしも社会の中で暮らす必要はないし、いつでも社会には戻れる

うつ病患者は必ずしも社会の中で暮らす必要はないし、いつでも社会には戻れる

今回はうつ病を患ってしまった人の生き方というテーマで書いていきたいと思います。

社会に戻っても病気になる可能性は高い私の個人的な意見として、うつ病を患ってしまった人は必ずしも社会に戻る必要はないと思っています。

それにはいくつか理由があって、その一つが「社会に戻ってもまた病気を悪化させる可能性がある」ことです。

うつ病というのは遺伝的な要因+社会的なストレスによって発症する病気です。ですから

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大金持ちと障害者は精神的には同じであると言える理由

大金持ちと障害者は精神的には同じであると言える理由

今回は大金持ちと精神障害者の生活の共通点というテーマで書いていこうと思います。

大金持ちの生活まず大金持ちの生活を見ていると意外にも質素な生活をしていることがわかります。今はYoutubeでそうしたお金持ちの生活を垣間見ることができます。

私は当初、お金を持っている人ほどお金を使う生活をしているものだと思い込んでいました。しかし、Youtubeで拝見する限り、お金を持ったからといって、それを使

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今すぐ国がやるべき福祉サービスの拡充は障害基礎年金3級の増設とB型事業所の賃金改善である

今すぐ国がやるべき福祉サービスの拡充は障害基礎年金3級の増設とB型事業所の賃金改善である

今回は今すぐ国、政府がやるべき福祉系サービスの拡充というテーマで書いていきたいと思います。

障害基礎年金3級の増設まずやるべきは障害基礎年金3級の増設だと思います。基本的に現在、障害年金がもらえなくて苦しんでいる人のほとんどが、初診日が国民年金加入期間にあって障害の程度が2級に届かない人になります。

現行の制度では障害基礎年金は2級からしかありませんから、障害の程度が3級程度だと判断されれば、

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精神障害者が儲けの出ない仕事をするべきである理由

精神障害者が儲けの出ない仕事をするべきである理由

今回は精神障害を抱えている人の働き方について考えたことを書いていこうと思います。

精神障害者は就職を考えるべきかそもそも精神障害を抱えている時点で就職においてはかなりのハンデを抱えていることになります。

例えば一般企業の障害者雇用にしても、そのほとんどが身体障害者だったりするわけで、我々精神障害者の働き口はかなり限られてしまうというのが事実としてあります。

では精神障害者は就職を考えるべきな

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大半の精神障害者の働き方が「B型作業所+生活保護」に収束していく理由

大半の精神障害者の働き方が「B型作業所+生活保護」に収束していく理由

A型作業所の閉鎖による障害者の大量離職最近、A型作業所の報酬改定による大量閉鎖が話題となりました。精神疾患を患っている人が利用の多いA型作業所のことですから、界隈の中では結構な話題になっていました。

A型作業所とはそもそもどのような事業所なのかというと、いわゆる作業所と言われる事業所の中でも、最低賃金を保証しながら我々障害者側と雇用契約を結ぶタイプの事業所です。

一方でB型作業所と言われる事業

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なぜ素人の私が福祉(主に障害年金や生活保護)のことを発信しているのか

なぜ素人の私が福祉(主に障害年金や生活保護)のことを発信しているのか

社会のレールからはみ出した過去の自分私は普段からXなどのSNSで主に障害年金や生活保護などの福祉関連の情報発信をしています。

ではなぜこんなことをしているのかというと、それは過去の自分に向けたメッセージのようなものだと考えてくれたらいいと思います。

過去の自分は大学を卒業した後、就職先が決まっていたにも関わらず、パニック障害の悪化により就職することができませんでした。

それまで同年代の中では

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障害年金の初診日要件によって自立を阻まれる障害者たち

障害年金の初診日要件によって自立を阻まれる障害者たち

障害基礎年金2級の支給額はいくらか精神などの障害を学生など、国民年金加入期間に負ってしまった場合は障害年金は基礎年金となり、基本的な障害であれば2級と判定されます。

障害基礎年金2級というのはだいたい、月に6.5万円の支給となっています。果たしてこれだけの支給で自立して生活していける人がどれだけいるのでしょうか。

例えば親が裕福で、実家で生活を保証されている人の場合や、それまでに働いて得た貯金

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障害年金よりも生活保護の方が優秀な制度である

障害年金よりも生活保護の方が優秀な制度である

精神疾患になったり、体を壊したりした人が頼る福祉の制度としては障害年金や生活保護などがあります。

これらの制度ではどのような違いがあるのか、また、それぞれどのような人に向いている制度なのかについて見ていきたいと思います。

障害年金は時間の余裕があって資産がある人向けまず障害年金という制度は、どんなに資産を多く持っていたとしても、障害さえあればお金が支給される福祉制度です。

なので今現在、ある

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障害者は無理して健常者と戦う必要はない

障害者は無理して健常者と戦う必要はない

自分で競争から降りるメンタルを壊して精神障害を負っても、競争社会から逃れることは難しいと感じます。

親や親族は本当の意味で病気の辛さを理解することはできないですし、「働く」ということの大切さを押し付けてきます。

なので、心身に障害を負ってしまったら自分から積極的に競争から降りることが必要だと思います。

競争から降りるということは、それすなわち世間の敷いてくれているレールからはみ出ることになる

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生産過多の時代において生活保護受給者は神様のような存在である

生産過多の時代において生活保護受給者は神様のような存在である

生活保護の受給者は一般的にはあまりイメージが良くありません。穀潰しとか言われて、社会の中で肩身の狭い思いをしている受給者たちがたくさんいます。

しかし、生活保護を受ける人が増えれば増えるほど、日本の景気は良くなるということを知らない人が多すぎる気がします。

今回はその理由について詳しく解説していきたいと思います。

物が余る生産過多の時代になっただいたい世界的に見て1990年くらいから、生産が

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