生産過多の時代において生活保護受給者は神様のような存在である
生活保護の受給者は一般的にはあまりイメージが良くありません。穀潰しとか言われて、社会の中で肩身の狭い思いをしている受給者たちがたくさんいます。
しかし、生活保護を受ける人が増えれば増えるほど、日本の景気は良くなるということを知らない人が多すぎる気がします。
今回はその理由について詳しく解説していきたいと思います。
物が余る生産過多の時代になった
だいたい世界的に見て1990年くらいから、生産が消費を上回るようになりました。これは供給が消費量に比べて多くなり、生産された商品が余ることを意味します。
それまでの時代というのは、消費量の方が多かったのですが、時代が進むにつれて、生産量の方が多くなってしまったのです。
そうして需給バランスが崩れることで経済は停滞していきます。そこで重要になってくるのが、消費を生産よりも増やすということです。
消費量が今よりも増えれば生産量に消費量が追いつき、経済的なバランスが整って景気が良くなっていきます。
では今よりも消費量を増やすにはどうすれば良いのでしょうか。
生活保護受給者は生産をせず消費をする
ここで大事になってくるのが生活保護の受給者の存在です。生活保護受給者はほとんど働いている人は少ないですから、生産をせず消費だけしてくれます。
つまり生活保護受給者を増やすことによって、消費量を純粋に増やすことが可能なのです。
よって景気を良くするには生活保護の受給者をもっと増やすことが良いという結論になります。
財源はどこから取ってくるのか?という疑問もあるかと思いますが、日本の場合はほとんど国債によって国内で借金が賄われているので、実質的には海外に対しての借金は0に近い状態です。
国債から財源を持ってくれば生活保護の受給者を賄うためのお金など簡単に作り出すことができます。
作業所に補助金を投入するよりは直接障害者にお金を配った方が良い
それに、生活保護をふやすよりも福祉の作業所などで無理やり働かせるほうがよっぽどお金がかかります。
例えば就労移行支援A型、B型で働くためにはその事業所を管理するための人材が必要ですし、そこに補助金が大量にぶち込まれています。
無理やり障害者を働かせるよりは、生活保護などでゆったりとした暮らしを享受してもらう方が社会にとっても本人にとっても良いと思います。
作業所で働いても微々たるお金にしかなりません。障害者本人にとっても、働いていてあまりいい気持ちはしないと思います。
また、そのために補助金を大量に投入するよりは直接障害者にお金を配ってそれで生活してもらった方が手っ取り早いし、財源も少なくて済むのです。
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