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「共感する」とはどういうことか?

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「人が共感する」ことについて解説いたします。

強い臨場感が共感を作る

共感するとはどういうことでしょうか?

例えば、小説を読んでいて、その内容に心を奪われて涙したり、怒ったり、喜んだりした経験は誰しもあると思います。

これは小説の内容に皆さんが共感したからにほかなりません。
つまり皆さんは、小説で書かれた世界と、自分の考えの世界で強い同調をした結果、自分の感情が揺さぶられたということになります。

これを別の言い方で「臨場感を共有する」と言います。

臨場感とは英語で言うと「リアリティ(Reality)」になります。
私たちは強い共感をすると、同じ「臨場感(リアリティ)」を共有することが出来るのです。

人は共感してくれる人に親近感を感じる

人と人との関係において「共感(臨場感の共有)」は接着剤や磁石のような役割を果たします。

例えば皆さんが好きな趣味があったとして、その趣味の話しで盛り上がれる人とは非常に親近感を感じるはずです。反対に全く自分の趣味に共感をしてくれない人とは会話が盛り上がらず、ちょっと距離感を感じるはずです。

そしてこの親近感は物理的な距離を超えて作用します。

例え家族のように物理的には近い存在であったとしても、自分のやっていることに全く共感をしてくれない両親とは、心の距離は遠く離れているでしょう。

一方でまだ一度も会ったことが無いネット上での知り合いでも、共通の話題で高い臨場感を共有できていれば強い親近感を感じるはずです。

つまり人は、「共感(臨場感の共有)の度合い」によって、相手の存在を身近に感じたり、遠くに感じたりするのです。

上司は部下との共感度合いを高めなければならない

この共感する能力は至るところで必要となりますが、やはり一番発揮しなければいけないのは会社の上司ではないかと思います。

上司が部下との間に共感(臨場感の共有)を創り出してマイナスに働くことはほとんど無いでしょう。

この時に注意しなければいけないのは、部下の言葉をそのまま真に受けてはいけないということです。

共感(臨場感の共有)の中には

・言葉
・感情
・知識
・映像
・記憶
・動作
・音
・匂い
・体感

などが含まれています。
つまり、言葉だけでなく五感を使って同じ臨場感を創り出さないといけないのです。

その第一歩はまず相手の話しを表面的ではなく、その裏側にある五感まで含めて感じ取ろうとする「意志」が必要です。

「意志」があって初めて相手と同じ臨場感を感じることが出来るのです。

皆さんが上司であれば、ぜひ部下と「共感(臨場感の共有)」ができるようになっていただきたいと思います。

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