言いにくいことを上手に相手に伝える方法
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は言いにくいことを相手に言わなければいけない時に使える話し方について解説します。
人は否定されることが大嫌い
基本的に人は自分が行っていることや、考え方を否定されることが好きではありません。
自分が尊敬している人であれば、そのアドバイスを受け入れられると思いますが、そうではない場合、人は自分の考えにプライドや責任を持っているので、違うやり方や考え方を押し付けられると嫌な気持ちになります。
特に自分が自信をもって行っている場合はなおさらです。
しかし、普段仕事や友達関係においても、相手に言わなければいけない場面はあります。
そんな時にどのように伝えたら相手に角が立たずに自分の意見を言うことが出来るのでしょうか?
第三者話法
ここで効果を発揮するのが「第三者話法」という話し方になります。
これは相手に意見を言うときに、自分の意見として話すのではなく、第三者が話しているように伝える話し方になります。
例えば仕事は丁寧なのですが、スピードが遅いスタッフに対して「丁寧なのは良いけどもう少しスピードアップしてくれませんか?」と伝えてしまうと、丁寧な仕事を心掛けている人からすると「スピードを上げて、雑になったらどうするつもりなんだ?」と腹を立てるかもしれません。
そうではなく
と、自分の意見ではなく「他の人がそう言っていた」という話し方をするのです。
こうすることで、自分の意見を相手に押し付けているニュアンスが薄れ、且つ相手の価値観も自分は尊重しているということを伝えることが可能です。
引用元は架空の話しでもかまわない
実は私もこの話し方をよく使います。
例えば自分が言いたいことを権威付けするために「~という方法も研究されているようです」とか「私が好きな経営者が言っていたのですが・・・」というように、自分以外の権威者が言っていたというように伝える場合があります。
他にも「自分の親が言っていたのですが」「テレビで見たのですが」「先日読んだ本に書いてあったのですが」「海外の論文にあったのですが」など、引用元は複数用意すると良いでしょう。
(もちろん言い過ぎには注意しますが、あり得そうな引用元は使わせてもらっています)
またこの話法を使うときに最も大事なことは、自分の利益のために使うのではなく、相手に気持ちよく気が付いてもらうことが目的になっているときに使うという点です。
自分の利益のためにこの話法を使うことは、後ろめたさや騙しているという気持ちが芽生える可能性がありますので、使用は要注意です。
まとめ
人に気付きを促す方法はいくつかあります。
しかし、直接的に伝えることが必ずしも良いとはいえません。
時には第三者話法のように、相手が受け入れやすい話し方を意図的に使ったほうが良い場合があります。
しかし、大事な点は「相手のためになっている」ことです。
話してであるあなたの利益ためだけに使うことは極力避けたほうが良いでしょう。
相手と円滑に効果的な人間関係を築くためのテクニックであると、心得ていただければと思います。
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