あなたがやりたいことが見つからない本当の理由
新年と言えば1年間の目標設定するにはもってこいのタイミングです。
ところが、会社で部下に目標を聞いてみると
「やりたいことがないんですよね」
という人がたまにいます。
「そんなことないでしょ」と私なんかは思うわけですが、彼らからは「自分あんまり欲求がないんですよね」という返答が返ってくるのです。
しかし、どんな人でも将来に対して何も希望を持っていない人なんていません。
なぜならそういう人は既に死んでいるはずだからです。
極端に聞こえるかもしれませんが、これは本当の事なのです。
人は「自分が望んでいるもの」しか意識に上げることができません。
これは人間の脳にはRAS(Reticular Activating System|網様体賦活系)という情報のフィルター機能が備わっていて、自分にとって重要なものだけを意識に上げるように出来ているからです。
例えばあなたは毎日ご飯を食べていると思いますが、それはあなたが「生きたい」と望んでいるので目の前の食べ物が意識に上がって見えているのです。
もしあなたが本当に「生きたい」と考えていなかったら、おそらく目の前に食べ物が置いてあったとしても、あなたの意識にその食べ物は上がってきていないでしょう(つまりそのままにしておくと餓死してしまうという事です)
少なくともあなたは将来にわたって「生きたい」と考えているから食事が目に入り食べることができているのです。
これが人間が必ず持っている「生存に対する欲求」なのです。
あなたは意識していないかもしれませんが、人間は本能的に「生存すること」に対する欲求を持っているのです。ただ、それが当たり前すぎて重要だと思えていないだけなのです。
では本題に戻ります。
なぜ「やりたいことが見つからないのか」というと、原因は2つあります。
①のやりたいことが「現状の内側」にないとはどういうことかというと、あなたが意識することができている物事の中に、あなたがやりたいことが無いということです。
つまりあなたが本当にやりたいことは「現状の外側」にあるという事です。
ただ、現状の外側にある情報は普段あなたにとって重要度が低いために「目には映っているかもしれませんが、意識には上がってきていない」のです。
そのため、意識的に現状の外側の情報を見に行く必要があります。
例えば、普段と違う行動をしてみるのです。
いつもだったら絶対に見ないであろう映画を観るとか、本を読むでも構いません。行ったところがないところに行ってみるのもいいでしょう。
また普段話したことが無い人と話してみるのも面白いかもしれません。
とにかく普段と違う情報を意図的に仕入れる努力をするのです。
こうすることで、普段の自分(現状の内側)とは異なる情報を得ることができるようになります。
その中にあなたのやりたいことが見つかる可能性があります。
ちなみに私の妻は、たまたまもらった体験ギフト券に入っていたSUP(Stand Up Paddleboard)を体験して、SUPにハマってしまい、毎日SUPやりたいというようになりましたw
そして2つ目の「やりたいことを見つけてはいけない」というバイアスは、あなたがこれまでに強い抑圧を受け続ていることによって、私には無理と諦めている状態を指します。
これは有名な「ノミの実験」と同じ現象です。
コップにノミを入れて蓋をしておくと、ノミは蓋の位置までしか飛べないことを学習するため、蓋を外してもそれ以上高く飛ぼうとしないという実験です。
つまり、本当はあなたの能力に限界はないのに、過去の自分の実績と照らし合わせて「自分にはそんなの無理」と諦めてしまい、自分にはやりたいことが無いと感じてしまうというわけです。
以上の事から、やりたいことがないという人には
という2つの方法を試してみることをお勧めします。
きっと「あ、自分ってこんなことに興味があったんだ」という事に気が付き、驚くと思いますよ。
ぜひやってみてください。
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