あなたは「自分」を定義できますか?
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「自己認知」について解説します。
「自分」を定義する
もし皆さんが「自分とは何か?」と問われたら、何と答えるでしょうか?
多くの人は自分のことを説明するときに「名前」や「家系」から始まり、「経験」や「性格」「夢」などの話しをするのではないでしょうか?
こういったものは正確にいえば「自分を表す特徴」や「ラベリング」になります。
つまり皆さんが自分自身のことを語るときには、「これは自分を表すのに適しているかもしれない」と「自己認知」している「情報の集合体」の話しをしているのです。
裏を返せば、自己認知していない情報に関しては、皆さん自身はその情報は自分を表すものではないと考えているということです。
(例えば、皆さんがよほどのことが無ければ「アフリカ」という言葉を自分を定義するときに使う人はいないでしょう。つまり「アフリカ」はあなたにとって「自分」を表す言葉だとは自己認知していないということです)
「自分」を変えたければ認識を変えれば良い
「自分」とはあなたが「自己認知している情報の集合体」であることが分かれば、自分を変えるためには「自己認知」している情報を変えれば良いことが分かります。
例えば、今さら「本名」を変えることは難しいかもしれませんが、自分に対する「セルフイメージ」を変えることはできます。
自分を「暗くて、社交性が無い人間」だと自己認知しているのであれば、自分は「周囲の人に笑いを振りまく人気者」と自己認知すれば、今までの暗い自分から明るい自分に変わったことになります。
「そんなことを言っても実際には周りの人はそう思わない」
「実際に人を笑わせていない」
と思うかもしれませんが、それは「結果」であって、「自分」は今あなたが変えたので既に変化しているのです。
そして「自己認知」が「暗い人」から「明るい人気者」に変わったのであれば、その自己認知を変えさえしなければ、いずれ「結果」がついてきますので、自他ともに「明るい人気者」になることができます。
もし「結果」が変わらないのであれば、それはあなたが自己認知を「暗い人」に戻してしまったからなのです。
大事なことは「自己認知」を自分のなりたい自分にするということです。
まとめ
今回は「自分とは何か?」ということについて考えてみました。
大事な点は「他人」からどう思われているかではなく「自分が自分のことをどのように自己認知しているか」ということです。
多くの人は「他人」から見える「自分」を自分だと自己認知しています。
しかしそれは「自分が自己認知している情報」が結果的に他人にそのように映って見えただけなのです。
自分を変えたければ、自分が自分をどのような人間だと自己認知しているかをまずは知る必要があります。
その自己認知している情報を自分がなりたい自分に書き換えれば、実は自分を変えることは簡単なのです。
しかし、それを維持することができないため人は「自分を変えることはできない」と思い込んでいるのです。
自分を理想的な自分に変えることができるのは、あなただけです。
是非「自分」の定義を自分で書き換えることに挑戦してみてください。
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