【勉強する本当の面白さ】とは何か?
私は学生時代、勉強ができませんでした。
通信簿では5教科はほぼ1か2。
高校を卒業した時に初めて受けた全国総合模試では偏差値が「24」という結果でした。
普通ならこんな成績しかとれなかったら、勉強なんて諦めそうなものですが、その後私は3年間浪人して大学に入り、大学では物理学を専攻し、卒論では「量子テレポーテーション」について研究しました。
そして大学時代から読書熱に火が付き、歴史、政治、ビジネス、音楽、文芸などの本を読み漁りました。
その後社会人になっても、ビジネスの勉強を続け、現在では認知科学に基づくコーチングを勉強しています。
どうして、自分がここまで勉強を続けることが出来ているかと言うと、自分の中に大きく2つの衝動があるからです。
1.物事の原理原則がどうなっているのかを知りたい
2.自分を今以上に成長させたい
物事の本質を教えてくれた父親の存在
誰しもこういった衝動はあると思いますが、私は父親の影響がとても強くあります。
私の父親は非常に頭のいい人で、また趣味も多く、色んなことをよく知っていました。
子供のころに私が父に質問すると、必ずその答えを教えてくれました。
しかもかなり論理的に納得できる内容で、子供の私でも「なるほど、確かにそうだね」と思うことが出来る明快な理由を教えてくれたのです。
その記憶が強くあるので、私も自然と「物事の本質ってどうなっているんだろう?」ということに興味を持つようになりました。
そして大学で物理学に出会ったときに、これほど世の中の現象を理論的に説明しようとする学問があるのかと感動し、のめりこんでいきました。
ただ、残念ながらこの分野での才能は自分にはないと分かり、ビジネスの世界に入りました。
そして今度は経済全体の仕組みを動かしているのは人間であると考え、人間はどんな構造でできているのかに興味が移っていったのです。
勉強する本当の理由
現在私が障害者支援の仕事をしているのは、もちろん障害があったとしても自立した生活を送りたい、社会に役立つことをしたいという方たちを支援したいと思っているからですが、その本質的なところでは「人間の脳や体、精神はどのような関係性で成り立っているのか、この社会の仕組みはどうなっていて、それが人にどのような影響を与えるのか、その仕組みを解き明かしたい」という欲求があります。
そのためには様々な知識を理解する必要があり、自分が知らないことをさらに勉強する必要があるため、学ぶことをやめることが出来ないのです。
学生を振り返り、なぜ自分が学校の勉強に興味が持てなかったかと言うと、学校教育が基本的にはテストでいい点数を取ることに重きが置かれていたからだと思います。
実際子供のころから自分のこういった物事の本質を知りたいという欲求はありました。
しかし、学校では自分の興味関心がある分野を深く掘り下げて勉強するというよりは、5教科のテストで出る問題を解けるようになることが重要で、なぜそうなっているのかは学ぶ機会が少なかったように感じます。
(もちろん、自分で勉強するという行為を放棄していた自分の責任だとも思っています)
おそらく勉強することの本質とは、試験で良い点数を取るとか、誰かに勝つなどの人と比べて自分がどう評価されるかのためにするものでははく、自分が何に興味があり、何を知りたいと思っているのかを突き詰めて、それを自分が納得するまで理解することが勉強の本質だと思います。
こういった勉強の面白さは、子供のころから教えてあげることも重要ですが、大人になった人たちも、お金を稼ぐためとか、会社で評価されるためだけでなく、自分が本当に興味関心があることを知る楽しさのために勉強を続けてみてほしいなと思います。
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