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子供に「わがまま言ってはいけません」は「成功してはいけません」と言ってることと同義?

私には3歳の娘がいます。

3歳と言えば言葉も少し話せるようになり、
自己主張もできる年齢です。

と言っても自己主張の多くは、
「食べたい」と「遊びたい」くらいですが。

そしてあまりに自己主張が強くなると私の
頭の中に「わがままを言ってはいけない」
という言葉が浮かんできます。

でもよく考えると、

「世の中で成功者と言われている人たちって
わがまま(自己主張)を押し通した人たちだよな」

という思いがふとよぎります。

今回は子供の「わがまま」について考えてみます。

「わがまま言ってはいけません」は「成功してはいけません」と同義?

子供の自己主張が強くなると「わがまま言ってはダメよ」
と子供を諭したくなります。

しかし、成功している人はわがままを押し通した人
だとすると、親が「わがまま言っちゃいけません」
と言えば言うほど、自分の子供の将来に対して実は
「成功しちゃいけませんよ」と言っているのと同じ
ではないでしょうか。

歴史上見ても、エジソンやアインシュタインも、
周りの人には「無理だ」「やめとけ」と言われても
自分の「わがまま」を貫きとおしたので成功できた
はずです。

例えばエジソンは白熱電球を作るために世界中から
6,000種類もの材料を集めて、その中に「竹」を
見つけ、最後は日本の竹で1200時間の点灯を
実現させ白熱電球を開発しました。

またアインシュタインもずっと大学で物理学の研究を
していたわけではなく、兵役を逃れたり、
できちゃった結婚して子供が出来たので一般就職して
お金を稼いだりしていました。

それでも物理を諦めきれずに、一人で黙々と研究し
「特殊相対性理論」などの論文を発表してようやく
一流物理学者の道が開けたのです。

エジソンにしても、アインシュタインにしても、
周りになんと言われようが、
わがまま(自分がやりたいこと)を貫き通した結果、
その後の成功を手にすることができました。

いわば「わがまま」であることは「成功する」ことの
一つの条件と言ってもいいかもしれません。

にもかかわらず子供に「わがまま言ってはダメよ」
と我慢させようとすることは、子供が将来成功する
ための大事な要素を奪い取っている可能性があります。

何で「わがまま」だといけないのか?

海外の教育の考え方は分からないのですが、
少なくとも日本人が子供に
「わがままを言ってはダメよ」と教える理由は、
大きくは以下の3つくらいだと思います。

1.我慢することも人として大事なことだから
2.自己中心的だと将来人に迷惑をかける可能性があるから
3.親が困るから

1つ目の「我慢することも人として大事なことだから」
は確かに時として「我慢」が必要な時はあると思います。

例えば、部活などで辛い練習をやっているときに、
すぐに諦めて止めてしまったら、上達するはずがありません。

時には辛く苦しいことを乗り越えることで、成長する
こともあるので、「辛いけど我慢してやり続ける」
ことは必要でしょう。

しかし、そこで必要となる「我慢」は
「自分が成長するために必要な努力のこと」
指していて、親が子供にいう
「わがまま言っちゃだめよ」とは文脈が違う気がします。


次に2つ目の「自己中心的だと将来他人に迷惑をかける
可能性があるから」についてですが、こちらの方が
親の「わがまま言っちゃだめよ」の理由に近い気がします。

例えば仕事において、明日までに仕上げなければ
いけない仕事があるのに、「疲れたから」とか
「眠かったから」「見たいテレビがあったから」
「恋人と一緒にいたかったから」という理由で、
その仕事をやらずにわがままを通したら、他の人に
大きな迷惑をかけることになります。

そのため、子供にもおもちゃを独り占めして、
他の子供が遊びたがっているのに自分一人だけ
遊んでいるときには「あなた一人で遊んでいると、
他の子がとても悲しい思いをしちゃうよ。
一緒に使って遊ぼうね」と言って、他の子と
分け合って使えるようにしてあげることは大事な
教育だと思います。


最後に3つ目の「親が困るから」ですが、
ぶっちゃけ「わがまま言っちゃだめよ」というときの
一番大きな理由はこれではないでしょうか?

広義では2の「他人に迷惑をかけるから」に親も
含まれるので、よさそうな気もしますが、自戒の念も
込めて言うと親のわがままを通すために、子供に
言うこと聞かせようとしてはいないでしょうか?

ごはんがいつまでたっても片付かない
早くお風呂に入って欲しい
早く寝て欲しい(もう疲れた…)

など、子供の都合というよりは親の都合を優先
させたいというのが本当のところではないでしょうか?

こうして見てみると、子供のわがままを諭すタイミングは
2の状況の時が一番適しているように思います。

ただ、この時も「わがまま言っちゃだめよ」とだけ
言うのではなく、しっかり理由を添えて教えて
あげないと、「全てのわがままがダメである」と
子供に刷り込んでしまう可能性が高くなる
と思います。

子供にどんな言葉を投げかけるのかは私も日々悩み
ますが「わがまま」であることは決してマイナスな
ことだけではなく、時には「わがまま」を貫き通す
心の強さが成功するためは必要なことがあります。

子供の行動を「わがままを言ってはダメよ」と
一言で片づけるのではなく、その場に合った言葉を
使って、きちんと説明すること
が必要なことでは
ないでしょうか?

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