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人の話しを聞いて良いとき、聞いてはいけないとき

基本的に人は、他人の話しを聞きすぎる傾向があります。

人の意見を聞きすぎる弊害は「自分の人生の主導権を他人に渡してしまう」ことです。

特に「親」「教師」「上司」「マスコミ」「SNS」の言葉には耳を傾けないほうが、あなたの人生を自分の手元に取り戻すことが出来ます。

しかし実は、人の話しに耳を傾けたほうが良い時が2つあります。

①自分が能動的に情報を取りに行っているとき
②自分の思い込みを外すとき

①の能動的というのは、自分が何かを知りたいと考え、その情報を持っている人たちの話しを聞くことは(誰かに言われて行っているのでない限り)自分の意思で行動しているため問題ありません。

②の自分の思い込みを外すときというのは「人には思い込みが必ず存在している」という事が前提にあります。

この人が持っている思い込みのことを「スコトーマ」と言います。

「スコトーマ」とは心理的盲点という意味で、人は何かに集中すると、それ以外の情報が見えなくなるという状態を指しています。

例えば極端にお腹が空いているときは街の中で飲食店の情報はたくさん目に飛び込んできますが、それ以外の情報は目には入っていますが、意識に上がりにくくなっています。

この意識に上がりにくい情報のことを「スコトーマ」というのです。
そしてこの「スコトーマ」は意識的に外しに行かないと、ずっと同じ情報だけ意識に上げ続けてしまい、他の重要な情報に気づけないというデメリットがあります。

もしかしたら、あなたが友達と話しているときに、趣味の話しになったとします。その友達はあなたに「何か一つくらい趣味を持っていたほうがカッコいいよな」という話しをします。

するとあなたは突然「何か趣味を見つけるのも良いな」と思うようになります。そして何かないだろうかと探しているときに、たまたまギターショップの前を通り、1本のギターが目に留まりました。

そのギターはあなたが学生時代に好きだったミュージシャンが使っているものと同じモデルのギターだったのです。すると突然あなたの中で「俺そういえば高校生の時にギターやりたいって思ってたんだよな。でも当時は高くて買えず、結局諦めたんだ」という記憶がよみがえってきます。

そして大人になったいまならこのギターを買うことが出来ると考え、ギターを衝動買いし、そしてギターを習い始め、どんどんのめり込み、仲間を集めてバンドを作って、人前で演奏するまでになりました。

そしてギターが自分の大事な趣味になったのです。

こんなことも実際に可能性としてはあり得ます。
ところがあなたはこれまでにもギターは目に入っていたはずなのに、大人になるまでそれが自分のやりたかったことだと認識することが出来ませんでした。

それはギターがスコトーマに隠れて、見えなくなっていたからです
それが友達から「趣味の一つくらいあったほうが良い」という言葉を聞いた瞬間にあなたの頭の中の思い込みが変わり、突然趣味を見つけたくなり、スコトーマが外れギターを手にすることになったのです。

このように他人の言葉に耳を傾けることで、スコトーマが外れやすくなり、自分にとって大事な情報が見えるようになることがあります。

ただし、この場合の条件は「自分には何かスコトーマに隠れて大事な情報が見えなくなっているから、それを外したい」と常に考えていることが重要です。

単に人の意見を聞いたのではそれは受け身で人の意見を聞き入れたことになり、自分の人生を手放していることになります。

ぜひあなたも自分の人生を生きるための人の話しの聞き方を意識してみてください。

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