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【運動習慣】がもたらす仕事への効能

私の趣味はトレイルランニングです。

特に100kmを超えるウルトラトレイルランニングを自分の主戦場としているため、ほぼ毎日何かしらの運動を行っています。

今日は運動習慣とその効能について書いてみます。

自分の体の変化を感じる

私が運動するようになったのは今から8年前の35歳のころで、それまで社会人になってからは運動習慣がほぼありませんでした。

さらに当時は仕事のストレスをタバコとお酒、食べることでごまかしていたので体重も100kgを超えていて、3km走っただけで息が上がり「死ぬ~」と言っていたくらいです。

それが今では月に300~400kmを走り、筋トレを週に3日間は行うようになりました。

体もすこぶる元気になり、トレイルランニングを始めてからインフルエンザにもかからなくなりました。(それまでは予防接種したにも関わらず毎年感染していました)

運動習慣がついて一番変わったことは、自分の体の変化に敏感になったことです。

例えば体重は数字として表れるので、最も違いを感じやすい指標です。

しかしそれ以外にも体の動かしやすさ、体力といったものも日々違いを感じることが出来ます。

そして「頭の冴え具合」といった脳の機能についても違いを感じるようになりました。

これは仕事をしているだけではなかなか得られなかった感覚です。
この自分の体の状態に敏感になるという効果は運動するようになって身について感覚です。

目標達成能力が高まる

もう一つの変化が目標達成能力の向上です。

運動を始めると何かしら目標を立てたくなるものです。もちろん減量を目的にするなら目標体重を決めるのは一番わかりやすい指標でしょう。

私の場合は毎年目指すレースがあるので、そのレースでのパフォーマンスを目標にすることが多いです。タイム、順位、コンディション、ゴールの状態など一つのレースでも複数の目標を設定しています。

そしてレースに向けて計画を立て実行に移します。毎日計画通りにトレーニングや準備を行い、実際にレースに出て結果を確認します。

この目標‐計画‐実行‐確認といういわゆるPDCAサイクルを高速で回すことが出来るのが自分にとっては非常に気持ちがいいのです。

結果が良ければプランニングと実行が良かったと納得できるし、結果が思わしくなかったら、何が良くなかったのだろうかと振り返ることで、次回への課題がわかります。

これを1年間の中で3~4回繰り返すことが出来るのです。

強い刺激を得ることが出来る

3つ目は刺激です。

ウルトラトレイルランニングは山の中を走る山岳レースなので、国内の様々な山でレースが開催されています。

中には100名山に数えられる山を走ることもあります。
当然そこではこれまでに見たことがないような絶景の中を走ることになります。

そしてレースではほとんどの場合、自分の限界を感じることが出来ます。それでもゴールするためには、その限界の先に行かなければならず、その時に自分の持っているポテンシャルを確認することが出来るのです。

限界を超えてゴールした時の達成感は他では得難い感覚です。おそらく脳の中ではドーパミンがバンバン出ていて、幸福感を味わっているのだと思います。

こういった刺激は普段の生活で得るのは非常に難しいです。

おそらく経営者の方がトレイルランニングやトライアスロンに挑戦する人が多いのも、こういった強い刺激を欲しているからではないかと思います。

仕事に生かすことが出来る

最後にお伝えしたいのは、この運動で得られる感覚が、仕事にも影響を及ぼすということです。

1番目の自分の体の変化に敏感になることが出来ると、自分の頭の中で起こっていること、日々環境で起こっていることにも敏感になります。

自分のモチベーションが下がったな、なんてことも敏感に感じることが出来るのです。

また2番目の目標達成能力については、もうPDCAサイクルを回すトレーニングとして最適だと思います。

仕事は基本的に結果が出るまでに数か月から数年かかるものもあります。つまりPDCAサイクルを回す期間が長くなるということです。

しかも結果が目に見えてわからないこともあるので、PDCAの感覚をつかみにくいのです。

ところが運動習慣でこの感覚を身に着けると、仕事でも「ああ、この感覚ね」ということがわかってきます。また実行するときのやりきる力も身に付きます。

この感覚は仕事でもそのまま活かすことが出来るのです。

そして最後の強い刺激は、仕事の目標やゴールセッティングに活かすことが可能です。

仕事で自分の目標を持てない人は意外と多いものです。

言われたことは実行できるけど、自分からは発想することが出来ないのは、自分が本当に達成したいという衝動に鈍感になっているからかもしれません。

ところが、レースに出ている人はほとんど感じていることだと思いますが、そのレースに出るのは「自分が望んでいる」からだと思います。

この自分の中から湧き出てくるという感覚を自分の仕事でも持つことが出来たら、仕事の成果は目に見えて変わってくるのです。

まとめ

以上、運動習慣がもたらす効果を書きました。
簡単にまとめると

✅運動することで自分の体や脳の感覚に敏感になることが出来る
✅運動することで目標達成能力を高めることが出来る
✅運動することで、自分の中にある衝動に気づき目標設定がしやすくなる
✅運動することで身に着く能力は仕事でも人生でも応用可能である

となります。
ぜひあなたも運動習慣を身に着け、仕事や人生に応用してみていただきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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