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上司と良好な関係性を築く方法

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「上司との関係性」について解説します。

私は年上の人に好かれない

先日大学生の女性の話しを聞く機会がありました。

彼女は来年から就職をする予定なのですが、悩みとして「同級生や後輩には慕われるのですが、年上の人から可愛がられた経験がないんです。会社に入った後に上司から好かれるか不安なんです」と話していました。

彼女の話しを聞いたときに、私は学生の時に就職した後の上司との関係性について想像すらしたことが無かったので「今の人は現実的だなぁ」と思いました。

ただ、詳しく聞いてみると、今は学生がインターンとして企業で働くことが当たり前で、彼女も2社インターンを経験したそうなのですが、その時に一緒にインターンしていた同級生は上司にとても可愛がられていたのに、彼女は上司からあまり声をかけられなかったという元体験があったようです。

実は彼女は子供のころから学級委員や生徒会長、そして部活では部長を何度も経験してきた、いわゆる優等生タイプだったのです。

挫折経験がほとんどなく、自分でなんでも解決してきたので、同級生や後輩には頼りにされるけど、先輩からは少し恐がられていたようなのです。

人は共感できる人に好意を示す

実は会社に入ると、なんでもこなせるリーダー気質よりも、少し抜けているところがあるタイプのほうが上司からは気に入られます。

もちろん、そういうタイプのほうが可愛がられるという日本の会社の体質にも問題はあるかもしれませんが、私はここには人間関係の本質があると考えています。

人はどういう人に好意を示すかというと、「自分と似たタイプ」に好感を持ちます。

つまり部下の中でも自分と同じような経験をしていたり、価値観や好みを持っている人がいると共感をするため、その人に対して好感を持つのです。

ところが優等生タイプの人というのは、基本的に上司からすると完璧な経験をしているように見えるため、「自分とは違うタイプ」というように見えてしまいます。

すると「共感できるポイント」が見つからないため、「好感を持ちにくい」のです。

ではこういうタイプはどうしたら人に好感を持ってもらえるのでしょうか?

自分からまずさらけ出す

優等生タイプの方は一見すると自分とは全く違うエリートのように見えてしまいます。そうすると、上司も共感ポイントが見つからないため、好感を持ちにくくなります。

しかし、当たり前の話しですが、どんなに優れた人でも、必ず苦労してきた経験や挫折体験はあります。

また自分は問題なく生活してきたとしても、自分の家族に問題を抱えている人もいます。

つまり、まず初めに自分からさらけ出すことによって、相手に共感できるポイントを見つけやすくすることが大事なのです。

この時に、自分のこれまでの過去の栄光や、素晴らしい体験だけしか話さないと、相手が共感できません。

そのため、自分の弱みや辛かった体験も混ぜて話すことで相手に共感ポイントを見つけてもらえるようにするのです。

まとめ

もし皆さんが人との関係性を良好にしたいと考えているのであれば、まず最初に自分から共感ポイントを提供すると良いでしょう。そうすることで相手はあなたに共感し、好感を持ってくれる可能性が高まります。

ただ、自分の弱みや辛かった体験を話すことが苦手という人もいるでしょう。その場合はいきなり全部を話そうとするのではなく、少しずつ自分のことを開示できる練習をしてみることお勧めします。

だんだんと話しているうちに、自分が思っていたよりも弱みを話しても大丈夫ということが分かると思います。

ぜひ皆さんも試してみてください。

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