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【保存版】人間が働く本当の意味について考えてみた

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「働きたくない人に働く気を起こさせる方法」について解説します。

学校の先生が一番困っていること

先日ある高校の先生から相談を受けました。(その高校は大学進学するよりは専門学校や就職する人が多い高校です)

「生徒の中には『なんで働かないといけないのか分からない』と言って、働く意味を見いだせない生徒がいます。そういった子たちにどんな言葉をかけていくのが良いでしょうか?」

これは現場で進路指導している先生だけでなく、担任の先生たちも困っている悩みだということでした。

この質問、実は会社内でも同じことが言えます。

会社の中にもやる気のない社員はいて、上司もやる気がある人が困っている場合には色々アドバイスできますが、やる気がない人にやる気を出させるのが一番難しいと感じているはずです。

もしかしたら、あなた自身も働く意味が分からないと考えているかもしれないですね。

では働く意味が分からない人にはどのように話していけばいいのでしょうか?

働くこと=お金を稼ぐこと?

よくある答えに「お金」のためがあります。

お金がなければ今の世の中で生活することは難しいので、一理あります。

しかし、もし家がそれなりに裕福であれば、自分でお金を稼がなくても暮らしていくことが出来ます。

そういう人には「親が死んだらどうするんだ。やはり自分で稼がないといけないだろう。将来困る前に働く能力を高めておくことが大事だぞ」と話すことも出来るでしょう。

これもごもっともな意見だと思います。

しかし、これだと親が死んでから働けばいいと反論することも出来ます。
おそらくどんな仕事でもかまわないと考えている人であれば、40歳、50歳になってからでもアルバイトで食いつなぐことは出来ます。

また本当にお金を稼ぐためだけであれば、親のお金だけでなく、自分でデイトレなどをすることによって稼ぐことも出来るかもしれません。

デイトレも仕事と考えれば、働いていることになるかもしれませんが、世の中的な仕事観とはちょっと異なっているかなと思います。

こう考えると「お金のために働く」だけだと働かなければいけない理由としては弱いことが分かります。

働くことの意味を考えてみる

では私は高校の先生に何と答えたかというと、

「働く意味は、自分が社会(人の集まり)の一員になり、社会に対して機能を果たすためです」

とお伝えしました。

この世の中は突き詰めれば「交換」で成り立っています。

自分が何か欲しいのであれば、相手に何かを差し出さない限り手に入れることが出来ません。

例えば、子供がゲームが好きだとします。

今のゲームはオンラインゲームが中心だと思いますが、そのゲームの世界にも「社会(人の集まり)」があります。

もしそのゲーム社会で自分のためだけを考えてプレーをしていたらどうなるでしょうか?

おそらくですが、そのゲーム社会の中でも居心地が悪い思いをするのではないでしょうか?

誰からも重要な情報を教えてもらえず、誰からもアイテムを交換してもらうことも出来ず、ひたすら自分一人で孤独にプレーすることになるでしょう。

つまり自分がそのゲーム社会の中で本当にプレーを楽しもうと思ったら、自分も何らか周りの人に貢献をしないといけないのです。

自分が相手に貢献をするから、相手からも自分が望む反応を返してもらうことが出来るのです。

つまり「相手への貢献」と「自分が欲しいモノ」を交換することで、自分が初めてその社会で生きることが出来るのです。

例えば一人は嫌で、友達が欲しいのであれば、友達が出来るように自分から何らかの「コミュニケーション」を発しないといけないでしょう。

しかもそのコミュニケーションの中身が相手をけなしたり、傷つけるような内容であれば、相手から「友達としてのコミュニケーション」をもらうことは出来ません。

つまり「交換」が成立しなかったということです。

このように考えると、世の中に自分が居場所を作る行為は、すべて誰かと何かを「交換」することで成り立っていることが分かります。

実は働くとは、この「交換」をする作業なのです。

そして働くときに自分が出しているものが「社会に対して自分が果たすべき機能」なのです。

営業も、料理人も、歌手も、弁護士も、宇宙飛行士も何らかの機能を社会に提供しています。

その機能に価値があるから、あなたはその対価として自分が望んでいるものを交換してもらえるのです。

その代表的なものが「お金」です。
これは資本主義社会で最もポピュラーな「交換の対象物」と言えるでしょう。

このように私たちが働く本当の意味は、社会に機能を果たすことで、自分が本当に欲しいものを手に入れ、社会の一員になるためのなのです。

まとめ

他にも働く意味の考え方は色々あるかもしれません。

ただ、大事なことは働く意味はお金を稼ぐためだけではないということでしょう。(事実、お金が一切入らないのに、働いている人(ボランティア含む)も世の中にはたくさんいます)

自己実現や、家族を養う、他人からの称賛、やりがい、ゴールの達成など、働くことで手に入れられるものはたくさんあるはずです。

それを「お金」という一つの価値だけに絞ってしまうと、途端に視野が狭まってしまいます。もっと広い目で自分が働く理由を考えてみることがとても大事なことだと思います。

ぜひ皆さんも自分が何のために働ているのかを一度考えてみていただければと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。もし今回の記事が参考になったと思っていただけましたら「スキ」「フォロー」いただけるととても励みになります!!

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