集中力の上げ方
あなたは「集中力がある方ですか?」
それとも「集中力がない方ですか?」
ちなみに私は集中力を高める自分なりの方法を見つけてからは、随分と楽に集中力を高めることができるようになりました。
今回は集中力の高め方について考えてみます。
集中力は脳の機能で決まる
まずここで理解していただきたいのは、集中力の高さはあなたの生まれ持った才能ではありません。
誰しもが持っている能力で、それを上手く引き出せている人と、引き出せない人がいるだけです。
そもそも「集中力」を考えるときに大事になる脳の機能を理解しておく必要があります。
それはRAS(ラス|Reticular Activating System|網様体賦活系)です。
例えば、あなたが受験勉強を控えている学生さんだとすると、あなたにとっての人生の優先順位は「受験」「勉強」は最上位に来るテーマだと思います。
そのため、受験勉強を始める前は部活や遊び、恋愛などに意識が向いていたとしても、受験シーズンになれば、それらを一切辞めて勉強に集中することができるのは、RASが「勉強」以外の情報をシャットダウンしているからなのです。
ただ、ここで大事になるのは、優先順位は相対的な順位の差なので、例えば突然彼女からメールが来たら瞬間的にはそちらの方が優先順位が高くなってしまい、勉強が頭から離れることもあります。
これがいわゆる「集中力が切れた」という状態です。
つまり、自分がいま集中していたことよりも瞬間的に優先順位が高い事項が発生すると、今度はRASがそちらの情報を意識に上げてしまうというわけです。
自分の中での優先順位を操作する
今の説明からも分かるように、自分の人生や身の回りにおいて、自分にとって優先順位の高いものほど、人間の脳は優先的に意識に上げます。
そして受験のようにその期間は他のどのテーマ以上に優先順位が高まると、人間はそれ以外の情報を意識に上げなくなるため「集中力が高まる」というわけです。
では自分の集中力を高めるためにはどうしたらいいかと言えば、自分が集中したいテーマの優先順位を上げればいいのです。
ただ、そうは言っても簡単に優先順位を上げることはできないと考える方もいるでしょう。
その気持ちも分かります。
コツは「本当にそれを重要だと思う理由(衝動)を明確にすること」です。
例えば受験勉強であれば「大学に受かったら良いなあ」「大学に行きたいなあ」というぼんやりした理由ではなく、もっと具体的に、自分の中にある衝動が湧くような理由を考えるのです。
例えば、自分の彼女が大学に推薦で受かっているので、自分も必ず大学生になって、彼女とキャンパスライフを満喫する、と考えれば何となく大学に行きたいよりもさらに強い衝動を引き出すことができるでしょう。
他にも仕事に集中したいときは、この仕事を完璧にこなし続ければ自分の評価が上がり、自分がやりたかった仕事の部署に異動することができる、と考えれば、単に与えられた仕事を行うということよりも強い衝動が得られるはずです。
このように自分が集中力を発揮したいのであれば、自分の衝動が強まるような理由を考え、強引に自分の中での優先順位を変えてあげるのです。
最も簡単に優先順位を変える方法
ちなみに私が冒頭でお伝えした簡単に自分の集中力を上げる方法もお伝えしておきます。
それは「締切り」を作ることです。
「なんだ、そんなこと」と思われたかかもしれませんが、自分の中での優先順位を変えるのに最も簡単な方法は「時間的な締切り」を設けることなのです。
なぜなら、その期日までに仕上げなければいけないというお尻が決まることで、否応なしに他の締切りが決まっていない事項よりも優先順位が上がるからです。
あなたも一夜漬けとか、夜にデートがあるときの日中の生産性とか、保育園に預けている子供を迎えに行くとか、期日が決まっているときに高い集中力を発揮して、圧倒いうまに仕事を終わらせた経験はあるでしょう。
これは「時間」という制約条件が付いたことによって、他の事項よりも優先順位が高まったからなのです。
つまり、もしあなたが集中力を手に入れたいのであれば、自分が行いたい行動に対して「時間的制約(締切り)」を設定すればいいのです。
私はこの締切り効果を上手く利用して高い集中力を発揮できるようになりました。
例えば毎日noteを書いていますが、書いているときに私はストップウォッチを使って〇〇分以内に書くと、必ず締切りを決めてから書いています。
そうすることで、その時間内に書き上げようと集中力が高まるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
集中力は意外と簡単に手に入れられることが理解いただけましたでしょうか?
内容をまとめると
ぜひ皆さんも集中力を高めて生産性を向上させてください。
※ちなみに今回の記事は2100文字ありますが、こちらは30分で書いています。
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