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時間は未来から過去に流れている

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回はコーチングで大事な考え方の一つ「時間の流れる向き」について解説します。

ゴールを達成できる自信が必要

コーチングでクライアントさんに行うことは一言で言うと「ゴールを設定してエフィカシー(自己効力感)を上げること」です。

実はコーチングはこれ以上でも、これ以下でもありません。
ところが、文字にするとこれだけなのですが、実際に一人で行うことはそうたやすいことではありません。

そのためコーチがサポートすることによって「ゴール設定」と「エフィカシー(自己効力感)」を高めるお手伝いをするわけです。

ところが、このエフィカシー(自己効力感)を上げるということが、クライアントさんにとっては難しいと感じることが多いようです。

エフィカシーの定義は

「ゴールを達成するための自己能力の自己評価」

となります。
つまり、ゴールを達成するためには

①ゴールを達成する能力
②「ゴールを達成する能力」に対する自信

この2つが備わっていないとゴールは達成はできないのです。
そしてこの2つが高い状態で自己認知できている状態を「エフィカシーが高い」と言います。

ところがこの2つの中で、②の「ゴールを達成する能力」に対する自信が持てない人がとても多いのです。

むしろ、ほとんどの人は自信がありません。
その大きな理由の一つが「過去の自分に自信がないから」です。

時間は未来から過去に流れている

この「過去の自分」を考える際に、コーチングでは「時間は未来から過去に流れている」という考え方使います。

これはもしかしたら皆さんの時間に関する感覚と異なっているかもしれません。

なぜなら、私たちは昔から「いま頑張れば将来良いことがあるよ」と教わってきたため、過去から未来に向かって時間が進んでいるように感じているからです。

または数学や物理をやっていた人なら、座標軸上に時間をとるときに、たいていは原点(現在)から未来に向かって矢印を書くので、現在から未来に向かって時間が流れているように感じるのかもしれません。
(これを「時間の矢」と言います)

しかし、よく考えてみれば当たり前のことですが、今という時間はどんどん過去に流れていき、二度と戻ってくることはありません。一方で未来はどんどん現在に向かって近づいてきています。

つまり時間の流れは「未来→現在→過去」の順番に流れて行っているので、未来を選択するのには、過去は一切関係がないのです。

ところがエフィカシーが低い状態にある人は「過去に自分は何も成し遂げたことがないので、将来に対して自信を持てない」という思考にはまっています。

しかしその考え方は「過去の延長線上にある未来」をあなたが選択しているだけで、本当はいくらでも「違う未来を選ぶことができる」のです。

未来を自由に選択する

人にはホメオスタシス(恒常性維持機能)という現状を維持しようとする強い力が働いています。

そのため、これまでの自分の人生がたとえ上手くいっていなくて、それを変えたいと思っても、現状を維持するように「過去の延長線上にある未来」を自分が無意識に選択しています。

だから自分の人生を変えることができないように人は考えてしまいます。

しかし、実際には時間は未来から現在に向かって流れてきているので、どんな未来を選択するかは、過去の実績ではなく、今現在の選択によって決めることができます。

この「自分の希望する未来を「今」選択する」という感覚がとても重要です。

これまでの人生が嫌なのであれば「たったいま」違う未来を選択する決心をして、そのための行動をとりましょう。

現状維持しようとする力が働くため「やっぱり自分には無理だ」と思う気持ちが湧いてくることもあるでしょう。

しかし、それは「現在の延長線上にない未来を選択した証し」です。

むしろそんな考えが浮かんで来たら「ヨッシャ、違う未来選択できてる」と考えてください。それを続けていればあなたは、これまでとは違う未来を手にすることができます。


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