あなたを飛躍的に成長させる「メタ認知」を鍛える方法
部下の育成をしていると「この人は良く気が付くな」と思う人と、残念ながら「うーん、何と言ってあげたら気付きを与えれらるかな?」と悩んでしまう人がいます。
前者と後者の違いはメタ認知の違いが起因しています。
メタ認知とは「自分を俯瞰して見る能力(客観視してみる能力)」のことで、自分自身をもう一人の自分が見て、自分のことを理解する力のことです。
例えばメタ認知が強い人は
など様々なメリットがあります。
逆にメタ認知が低い人は、自分が落ち込んでいても自分で回復させることができずにずっと悩み続けます。
また基本的にメタ認知が低いと、自己中心的になりやすいので、他人の気持ちを理解したり、自分の行動を変えることができないので、人間関係を円滑にすることが苦手です。
さらにメタ認知が低いと応用が利かないという特徴もあります。
メタ認知が高い人は何か一つのことを学んだときに、それは他にも転用できないだろうかと一つ上の視点で物事をとらえることができますが、メタ認知が低いと一つのことを聞いて一つのことにしか当てはめて考えることができないのです。
このようにメタ認知を高めることは自分が生きていくうえで非常に重要な要素となります。
ではどうしたらメタ認知は高めることができるのでしょうか?
一つは「抽象度を高めるトレーニング」を行う事。
もう一つは「自分が自分の家庭教師になるトレーニング」を行う事です。
抽象度を高めるトレーニングは「具体⇔抽象トレーニング」という本が役立ちますので、ぜひこちらの本を読んでみてください。
「自分が自分の家庭教師になるトレーニング」は自分の中にもう一人の自分を作り出す訓練になります。
例えば、自分の理想とする人や、自分が尊敬する人物、現在実在する人でも歴史上の人物でも構いませんが、自分以外の自分よりも優秀だと思う人物を想像します。
そしてあらゆる物事に対して「その理想の人物だったら今どう考えるだろうか?」という視点で考える練習をします。
最初は難しいかもしれませんが、慣れてくると「この人だったらきっとこう言うだろうな(こう考えるだろうな)」という事を思い浮かべられるようになります。
そうしたら今度は「なぜ自分は今その人のように考えられていないのだろうか?」と自分にその人との違いを問いかけるのです。
例えば自分が仕事でミスして落ち込んでいるときに、普段の自分だったら「なんで俺はいつもミスしてしまうんだ。俺は本当にダメな奴だ」と考えるかもしれません。
しかし、自分が憧れている先輩だったらミスした時に「自分の間違っている部分を見直すチャンスだ。そこを改善すれば自分はさらに成長できる」と考えると想像することができたとします。
その次に「ではなぜ自分は先輩のように考えることができないのか?」と自分に問いかけるのです。
すると、「先輩が常に前向きになれるのは、目標があるからかもしれない。いつも先輩は『俺の目標は』という話しをしている。でも自分には先輩のような目標がない。という事は自分もまずは目標を持つことが大事なのではないだろうか?」という考えが見つかるかもしれません。
このように普段の自分だけだったら気づけない視点に、自分以外の誰かを持ってくることによって、自分を俯瞰して観察できるようになるのです。
このように自分の中にもう一人の自分(家庭教師)をつけることによって、自分の成長を加速することができるようになります。
ぜひあなたもメタ認知能力を高めるトレーニングを行ってみてください。
きっと新たな自分に気づくことができると思います。
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