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部下のやる気を引き出したいなら、上司は「正論」を言うのは止めよう

もし、あなたに部下がいるなら、その部下から

「やる気出てきました」
「頑張れそうな気がします」
「仕事楽しくなってきました」

という言葉を聞くことができたら、きっとあなたは「嬉しさ」「安堵感」「期待感」「自己効力感」を感じるはずです。

今回は、あなたの部下からやる気を引き出すちょっとしたコツについてお話しします。

やる気が出ないのは、やらされ仕事だから

「仕事でやる気が出ない」ことってありますよね?

当然私もあります。

仕事がつまらない
仕事に飽きた
顧客からのクレームが発生した
体調が悪い

など、理由は様々あると思います。

ただ、その中で最も多い理由は
「やらされている仕事だから」
ではないでしょうか?

営業で外回りをしなければいけない
今日中に事務処理をやらなければいけない
売上を上げなければいけない
企画書を作成しなければいけない

このように「~しなければいけない」と感じる仕事は、
「誰かから言われたり」
「あなたの役割だから」
という理由の仕事ではないでしょうか?

こういった仕事をずっと行っていると次第に
「やりたくないな」
「面倒くさいな」
「なんで自分がやらないといけないんだろう」
という気持ちになってきます。

こうなると「仕事のやる気」「モチベーション」はどんどん下がってきます。

ではこれを変えるにはどうすれば良いかと言えば、
「自分のやりたいことと関係性がある状態」
にしてあげればいいのです。

働く人の希望TOP3

私がこれまでスタッフの育成に携わってきて、仕事に対してのモチベーションとして聞く言葉は

①自己成長を感じたい(自分が日々成長していることを感じたい)
②自己効力感を高めたい(自分が誰かの役に立っていることを感じたい)
③自己重要感を感じたい(自分が必要とされていることを感じたい)

です。

何か明確な「仕事内容」や「役職」「お金」というよりは、最近は自分の内面的な成長にフォーカスを当てている人が多いように感じます。

つまり、部下のやる気を引き出したいのであれば、いま行っている仕事がこの①~③に繋がるということを感じさせてあげればいいのです。

ところが多くの上司がやってしまいがちなのが、この3つに絡めずに、「正論」だけを言ってしまうことです。

仕事なんだから
お金を稼ぐ必要があるから(売上、利益、会社のため)
お客様のためなんだから(部下の成長を度外視して)

これらは至極まっとうな理由なのですが、この話しで進めてしまうとどうしても「しなければならない」という結論に行きがちです。

そうではなく「それならやりたいです」に近づけるためには部下の仕事に期待する3つのポイントに絡めて説明をしてあげる必要があるのです。

「この仕事はこういう要素があるから、できるようになるとあなたの〇〇の部分の成長に繋がると思うよ」

「あなたのこの強みを使うことで、今の仕事の品質はもっと上がるはず。そうすれば、今以上にお客様も喜ぶよ」

「あなたのおかげでこのチームは成り立っている。大変な仕事なのにいつも頑張ってくれて本当にありがとう」

と、今の仕事と部下が本質的に望んでいることを絡めて話しをすることで部下のやる気を引き出せる可能性は上がります。

上司としては面倒と感じるかもしれませんが結果的にはあなたや組織全体のリターンに繋がると思いますので、お試しください。


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