「この人は頭の中が整理できているな」と感じる人の話し方
誰かと話しているときに、
「この人の話しは分かりやすいな~」
と感じることが無いでしょうか?
これは話している人の頭の中がどれだけ整理できているかによって違います。
では整理できているとはどういう状態でしょうか?
私は以下の2つの軸で整理するようにしています。
①部分と全体
②出来事と考え
他にも「関係性」で整理することもありますが、それは①の派生形だと思っているので、大きな枠組みとしては①②で整理出来れば良いと思います。
まず①の「部分と全体」ですが、これは
全体像が見えていて、その中の部分的なことを話すことができているかどうかになります。
良くあるのが、全体像が見えていない中で、
「こういう場合もあるよね」
「あとこういう事もあるし、これも大事かな~」
というように、あれもこれもと次から次へと各論の話しが出てくるパターンです。
これは頭の中で全体像が把握できていないので、思いついたことをそのまま伝えているだけになります。
これだと聞いている側としては「いっぱい要素がありすぎて、よくわからない」と聞いていてさっぱり頭の中が整理できません。
こういう話し方をしている人と話すと、聞いている側が頭が混乱してきます。
この状態を解消するためには、まず
「今から話そうとしていることの全体像はどうなっているんだろう?」
「どういう構造で出来ているんだろう?」
「どんな関係性で成り立っているんだろう?」
と考える癖をつけます。
例えばですが、転職活動をしているときに「自己PR」から考える人がいますが、これはあまりお勧めできません。
なぜなら「自分の強み」は相対的なものなので、条件を変えれば、強みも変わってしまうからです。
また、条件を全て網羅するような絶対的な強みなど人にはないので「自分には人に誇れるような強みなんてない」と考えてしまい、それ以上進めなくなってしまう人もいます。
そうではなく、まず初めに「転職理由」や「自分が働く理由・目的」のように大きなところから考えていくと整理しやすくなります。
「自分は仕事を通じて何をしたいのか?」
「どんなことを目標にしているのか?」
という事を考えて、まずその大枠を設定します。
すると、その目的や目標を叶えるためには
「どこの会社に行けば叶えられるのか?」
「どんな職に就けば叶えられるのか?」
を考えられるようになります。
これがいわゆる「志望動機」です。
そして志望する企業、志望する職種が決まれば、その企業、職種に就くにあたって、自分の過去の経験や、知識、性格などのどれが活かせそうかを考えることができます。
これが自己PRです。
あとはこの自己PRで挙げたものが、他に受けている人たちよりも少しでも上だと思わせることができれば、合格の可能性は格段に上がります。
このように「自分が働く目的」のような大きな全体像を考えることで、その中に入っている「志望動機」や「自己PR」を考えていくことが容易になります。
ぜひこの「部分と全体」のパターンは身に着けておくことをお勧めします。
次回は②の出来事と考えについて説明したいとおもいます。
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