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人間関係をよくするための「Give&Take」

あなたは自己肯定感は高い方ですが、それとも低い方ですか?

もし「自分は高い」と感じているのであれば、今回の記事はあまりお役に立てないかもしれません。

ただ、もし低いと感じられているのであれば、思い当たる節があるかもしれませんので、読んでいただけると幸いです。

期待と違う反応が自己肯定感を下げる

自己肯定感が下がってしまう一番の理由は「人間関係」ではないでしょうか?

・相手から否定された
・自分が考えていたのと違う反応が返ってきた
・自分が役に立っている感じがしない

など、自分が誰かに否定されたり、自分が役立っている実感が湧かないと、人は自己肯定感を下げてしまいます。

実は私もこういった相談をとてもたくさんもらいます。

しかし、よ~く内容を確認すると、ほとんどの場合が「勘違い」であることが分かります。実は自分だけが否定されたとか、役に立てていないと考えているだけで、実際には相手はまったく違うことを考えていることがあるのです。

GiveとTakeの中身を見てみる

では実際どのように人間関係を見ればいいのでしょうか?

ここでは自分の発言や行動(Give)と、実際に相手から返ってきた反応(Take)で分けて考えてみます。

例えば「自分が相手に話しかけたら(Give)、相手から怪訝な顔をされた(Take)ので、自分は嫌われていると思った」とします。

本来であれば、相手から「好意的な反応(Take)」を期待していたのに、「怪訝な顔つき」が返ってきたことで、自分は嫌われていると感じたわけです。

そのため、自分は嫌われているんだ。
自分は人を深いな気持ちにさせてしまう。
自分は気持ち悪い存在なんだ。

と考えて、自己肯定感を下げてしまうのです。

しかし、本当は相手は「今時間がなくて、相手をする余裕がないんだよな。でも満面の笑みで話しかけてくれているのに、断るのも申し訳ないな」と考えて、言葉に詰まり「困った表情をした」のが本音でした。

つまり自分には「怪訝な顔=嫌われている」と感じたことが、実は「相手をすることができず申し訳ない=困った顔」をしているだけだったのです。

それにも関わらず、自分は嫌われていると感じ、自己肯定感を下げていたのです。

もし相手が「申し訳ない」という気持ちを感じていて、あなたはそれが分かっていたのであれば、自己肯定感を下げずに済んだのではないでしょうか?

これは一例ではありますが、実は相手は全く違うことを感じていたということがとても多いのです。

相手の頭の中は見えないから不安になる

つまるところ、相手の頭の中が見えないことによって「勘違い」をしていることが自己肯定感を下げている大きな要因なのです。

ではどうしたらいいのでしょうか?

一番手っ取り早いのは「相手に確認する」という事です。

「そんなの当たり前だろ」

と思われるかもしれませんが、実際のところ確認をしないで自分が「勘違い」して「自己肯定感」を下げている方はものすごく多いのです。

もしこの確認することができない相手なのであれば、もう一つやり方としては、自分と相手を入れ替えてGiveとTakeを眺めてみるというやり方があります。

これは今までは自分が相手にした行動をGive、相手から返ってきた反応をTakeとしていましたが、この自分と相手だけをぐるっとひっくり返して、それぞれのGiveとTakeの中身を想像してみるのです。

そうすると、今まで自分の視点からのGiveとTakeしか見えなかったのが、相手の視点からGiveとTakeを眺めることができるようになります。

こうすることで、相手がどんな気持ちなのかを想像することができます。

また相手と入れ替わることで見える視点が全く変わります。

例えば営業現場で上司と自分を入れ替えてそれぞれのGiveとTakeを見てみると、今までは「これだけ営業で売ってくれば十分だろう」と思っていたことも、上司と入れ替わってみると「チーム全体の売上はまだ足りてないんだよな。他のスタッフはもう全く見込みがない。可能性があるのはこいつだけだ。だからもう少しだけ頑張ってもらおう」と考えている可能性があることが見えてきたりします。

これは「相手の立場になって考えろ」という格言の実践的なやり方です。

自分と相手を入れ替えて、それぞれGiveとTakeを見ることで、本当に相手の気持ちになって考えることができるようになるのです。

まとめ

いかがでしょうか?
人間関係によって自己肯定感を下げてしまう理由について考えてみました。

以上の内容をまとめると

✅自己肯定感を下げる一番の要因は「人間関係」である
✅相手から否定された、役に立たないと感じているのは「勘違い」の可能性が高い
✅自分のGiveとTakeを分析する
✅相手がどう感じたかは確認するしかない
✅自分と相手を入れ替えてGiveとTakeを見るこでで相手の気持ちを知ることができる

いかがでしょうか?

自分のGiveとTakeを見ることで本当の人間関係が見えてくることがあります。ぜひ皆さんもGiveとTakeの分析を行ってみてください。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。もし今回の記事が参考になったと思っていただけましたら「スキ」「フォロー」いただけるととても励みになります!!

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