「完璧主義者」が陥りやすい罠
「いいものを作りたい」
「完璧なものを作りたい」
仕事で企画書を作ったり、サービスを提供している人は、自分が作るものがいいものになるように努力していると思います。
私もこうしてnoteを書いているときに、「良い内容を書きたい」「何か参考になるものを書きたい」と考えながら書いています。
それが仕事の原動力になっていることは間違いありません。
しかし、この「良いものを作りたい」が行き過ぎてしまうと、「完璧主義の罠」に陥ってしまうかもしれません。
今回は「完璧主義の罠」について解説します。
完璧を目指す本質的な理由が大事
先に書いたように仕事において「良いものを作りたい」と考えることは決して悪いことではありません。それはどんな仕事においてもいえるでしょう。
昔から「神は細部に宿る」と言います。
有名なクリエイターの人たちも細かいところまで気を配って作品を作っているから、見ている人たちに感動を与えることができることは間違いありません。
しかし、もしあなたの「良いものを作りたい」という衝動が本質的には
「誰かに認められたい」
「承認して欲しい」
「スゴイと思われたい」
「失敗したらどうしよう」
と言った自分が他人からどう思われるかや、失敗に対する不安から来ている場合は、注意が必要です。
この「承認欲求」や「失敗への恐怖」から「完璧主義」となっている状態を、私は「完璧主義の罠」と呼んでいます。
多くの完璧主義者は自分のために仕事をしている
完璧主義が強くなると何が良くないのか?
一番は「相手のため」でなくなるという事です。
本来仕事は、相手が喜ぶように行うことが基本です。
どんな仕事にも必ず相手がいます。その相手が喜んだり、悩みが解決するように仕事を行うことが基本なのですが、自分を認めてほしい、自分が失敗することが怖い、と思っている人は本質的に自分のために仕事をしています。
つまり自分が気持ちよくなる、または不安が解消されるかどうかが本質的には一番大事になっているという事です。
「それでも相手が喜んでくれないことには、承認欲求も不安も解消しないんだから、どういう気持ちでいようと結果さえ出せば良いんじゃないの?」
と思われるかもしれません。
これは結果が出ているときはそれでいいのですが、一番良くないのは結果が出なかったときです。
実は「完璧主義者」は結果が出なかったときに「他責」にする傾向がとても強いのです。
「自分はこんなに良いものを作ったのに、認めないなんておかしい」
「これを良いと思わない、相手がダメなんだ」
「失敗したのは自分のせいじゃない、〇〇のせいだ」
このように結果が出ないことを誰かのせいにして、自分のプライドを守ろうとする傾向が強くなるのです。
これでは本当にいい仕事をするのは難しくなります。
相手からのフィードバックを真摯に受け止め、次回それをどうやって改善しようと考えるから、スキルや能力は高まっていくのに、相手が悪いとなってしまった瞬間に自分の成長が止まってしまいます。
このように「完璧主義の罠」にハマると人は自らの成長を止めてしまう可能性が高いのです。
本当に成長する人は自分のクリエイティビティに自信を持っている
では本当に優れた人はどういう人なのでしょうか?
それは人からの評価以上に、自分のクリエイティビティに強い自信を持っている人です。
自分のクリエイティビティに自信がある人は、一つの結果に一喜一憂することはありません。
良い結果が出れば「次はもっと良いものを作るぞ」と考えるし、結果が悪ければ「次は悪かったところを改善して良いものを作るぞ」と考えているのです。
つまり本当に優れた人は、一回の結果に固執することなく「次はもっと良いものを作るぞ」と考えているので、その作るプロセス自体を研究し楽しんでいるのです。
まとめ
以上、「完璧主義の罠」におかされるリスクと、本当に優秀な人について説明しました。
まとめると
ぜひ皆さんは一つの結果にこだわるよりも、次はもっと良いものを作ると考え、新しい仕事にどんどん取り掛かり、自分の貢献力を高めていってください!!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。もし今回の記事が参考になったと思っていただけましたら「スキ」「フォロー」いただけるととても励みになります!!
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