ダイエットは頑張らないほうが上手くいく。ダイエットする前に絶対に知ってほしいこと。
こんにちは、ピラティスインストラクターのSalaです。
ピラティス指導を始めて10年目になりますが、なんといっても一番多く寄せられる相談が
「ダイエット」
ピラティスは健康法ですが、ダイエット目的・シェイプアップ目的で始める方がほとんどといっても過言ではないくらい、みんなの悩みは
「痩せたい」
なのかもしれません。
これを読んでいるあなたへ
これだけは言わせてください。
今これを読んでいるという時点で、あなたはとっても努力家!
周りから見たら、痩せる必要なんてないかもしれません。
でも、自分としては痩せたいんですよね。
人生1回だから、ダイエットで成功体験してみるのもいいかもですよね。
そこで、ピラティスを軸とした健康法を調べて、お客様を観察して考え続けた私の研究による、ダイエット論の一部をご紹介します。
あなたに絶対に苦しいダイエットでリバウンドして欲しくないから、本気でお伝えしたいことを書きます。
ダイエットに必要なこと
ダイエットは我慢ではありません。修行でもありません。
ダイエットに必要なのは、正しい知識と、健康的な習慣づくり。
そして、その活動を支えるベースが、自分の身体を愛するという、自分にやさしい心の在り方です。
「自分にやさしく、ストレスをかけない」
もっと言うと、自分の身体を愛することで、自分を愛することです。
自分の身体を愛すること
自分の身体を愛するとは?自分の身体を受け入れて、自分を客観的に見ることで、感情ではなく、事実(原因・経過)を観察する。
ここから始まります。
自分の身体を受け入れる
今、もしかしたら少し自分の身体に対して嫌だなとネガティブな感情を持っているとしたら、自分の身体を受け入れるコツをお伝えします。
ダイエットが思い通りにできて、いい感じの体型になった自分だったら、どうする?
現状の自分と、理想の自分の「心の在り方」のギャップを埋め、理想の自分に近づくために、心を「ニュートラル」な状態に持っていきます。
心がニュートラルな状態
自分の身体を受け入れているニュートラルな状態は、自分の姿を鏡で見れること、そして嫌な感情で終わらないことです。
まず、自分の姿を鏡で見るのさえ嫌、という方もいます。
そもそも鏡に姿を映すことが嫌な方はのぞき、多くの方は、痩せて自分の身体が好きだったときは、鏡を見てうっとりしてたと言います笑。
その心の状態の差を埋めるためには、少なくとも今は納得していないけど、ここがこれくらいになればOKとポジティブな感情で終わらせるようにします。
自分を客観的に見る
私がおすすめしている方法は、「親友に相談されたらどうか」の励ましを自分に言ってあげることです。それをそのまま自分に言ってあげます。
自分に対して厳しい方は、自分のことに関しては厳しくなりがちです。
そこで、親友が「こんなにお腹が出ちゃって凹む」と言って泣いていたらなんて言ってあげたいか、を真剣に考えることです。
「そのままでもいいと思うけど、あなたが痩せたほうが幸せだと思うなら、痩せたらいいと思う。応援するから」とか、前向きな言葉が出てくるのではないでしょうか。
事実を観察する
ダイエットをはじめてからも、客観性を持ち続けてください。
すぐに結果が出なくても、それはあなたのせいではなく、当たり前に起こることであることを認識して、焦らずに淡々と続けることです。
自分にとって楽しい方を選ぶ
具体的なダイエット方法は、その後です。
いろんなダイエット情報がありすぎて何がいいのか分からない
という方に対しても、お役に立てると嬉しいです。
ここだけは、はじめに抑えておいて欲しいんです。
ダイエット法は巷に溢れています。
そして、多ければ多いほど何がいいのか分からないし、より迷走してしまいますよね。
それに関して1つだけアドバイスをすると、
「自分にとって楽しい方を選ぶ」です。
楽な方といってもOKです。
生活習慣は自然と続けられるものであれ
睡眠、食事、運動、姿勢、身体は日々の生活習慣で作られています。
習慣が整えば、健康になり、自然と適度に痩せます。
「習慣」は身に着くもの。我慢が多く辛いものでは長く続けられません。
便宜上、ダイエットという言葉を使っていますが、本当はダイエットしているという認識がないくらい、自然と続けられる健康的な習慣が身に着けられれば、勝手に身体は綺麗になります。
ストレスがないことが大事
ダイエットが長期的にみていい感じになる絶対条件は、「ストレスがない」こと。
例えば、短期的に絶対に絞りたい、例えば結婚式を控えている方が我慢しすぎる糖質制限をして劇的に痩せるというのはあるのですが、式が終わってもとに戻るケースが多いのはなぜか、やはり我慢していたからです。
ストレスがかかると、脳が暴走して食欲を増幅させ、ジャンクなものを食べたくなり、かつストレスホルモンの働きで身体に脂肪を蓄えやすくなるというダブルパンチが起こります。
なので、長期的にダイエットでいい感じの体型をキープするには、
「自分にやさしく、ストレスをかけない」というのが鉄則になります。
ストイックな努力家
ダイエットで苦戦してリタイアする方のほとんどが、この心のベースがないから。ダイエットをはじめて痩せて楽しそうな人と、頑張っていて苦しそうな人を比較し、何が違うのかを観察しました。
ダイエットで頑張っている方は、こんな性格で、ストレスを抱えやすいことが多いです。
ストイックに頑張りすぎる
自分を責めすぎる
自分に厳しい
すぐに結果が出ないと失敗したと思う
完璧主義
つまり、ストイックな努力家なんです。
ダイエットに必要なのは、正しい知識と、健康的な習慣づくり。
そして、その活動を支えるベースが、自分の身体を愛するという、自分にやさしい心の在り方です。
ダイエット方法で自分の身体を受け入れ、愛することが語られていない背景は、ダイエットに成功した方にとっては当たり前すぎて、スポットライトが当たらず、方法論までは語られなかったということなのかと思います。
マインドセットよりも具体的な方法のほうが売れますし、私も心の話を書くのは少々勇気がいることですが、本気で大事なことだと思っているのでお伝えしました。
ダイエットは自分を知り、自分の心と身体と向き合って、自分をより愛していく作業。
この過程はダイエットのみならず、人生がより軽やかになること、間違いありません。
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