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身に覚えのない35万の請求が来た話。

なんか先月も似たような記事を書いた気がします。

その日も、へとへとになって帰宅。晩飯がてらメールチェックでもしようとスマホに目をやると、何やらApple Storeから連絡が。「ご注文の確認」あれ何か買ったっけな、請求内容を見て愕然とする。iPhone 15 Pro Maxと15 Proの2台購入、クレジット1回払い。合計金額35万円。いやいや待て待て待て、そんなハイエンド機種2台も要らん。いやいやそういう問題でもねえし。

ゲスト購入、なる謎のワードが記載されている。請求書送付先の住所も全然知らない赤の他人宛、一体全体どういうことだってばよ。サポートダイヤルは午後9時までで閉まっていた。こんなごっつい案件を一晩寝かせろと申すのか、そんな殺生な。確かに正式なAppleのメールフォームから届いている。本物っちゃ本物っぽいし、偽物っちゃ偽物っぽい。正直判別付かない。

ただ、Apple IDってこっちのアドレスで登録してなかったような気もする。

よりにもよって翌日はAppleの新製品発表が待っている、絶対繋がらない。正直電話するのも忍びないくらい、でも流石に放置しとける金額じゃない。延べ3時間を費やしようやくスペシャリストさんとお話ができた。スピーカーフォンのままトイレ行っちゃってたタイミングでマジジャンピング土下座、本当に失礼いたしました。15分くらいかけて、事の顛末を説明。

「Apple IDに追加」っていう怪しげなボタン出てきたけどなんとなく怖くて押すのやめました、怪しい住所だったんで一応ググってみたんですけど何故か存在しない番地の存在しないマンションが記載されててストリートビュー開いたら神隠しに遭うんじゃってくらい鬱蒼とした森の中まで案内されて。配達員さんはこれから道なき道を進んで新型iPhoneを届けるんでしょうか?

それから1時間と経たないうちに注文キャンセルしていただきました。感謝。

正直、不安になって押しちゃう方も多いと思います。「Apple IDに追加」のボタン。だってそこから先に進まないと自力でキャンセル手続ができないんですもの。ただ同時に先へ進んだ瞬間に個人情報が照会され、バチコリ全部抜かれて終わってしまう悲しい結末が待っている。困ったらまず電話。あとはクレジット会社に、とんでもない金額の明細が行ってないことを願う。

原因究明と、再発防止策。ネットを眺めていますと特に最近IDと紐付かないゲスト購入を悪用し、主宰と同じく35万近い請求が飛んでくる方が結構多いのだとか。一体どこから、そして一体どのくらいの範囲まで個人情報が漏洩してしまっているのか。IDやパスワード変更を変更したってイタチごっこになるだけ、滅多にAppleで買い物しないので勝手がわからないんですよねえ。

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