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【猫マンガ】くつしたおるよ。

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くつしたとの生活、そして架空のコンビニを描いたマンガです。 10年ほど前に、とあるケータイサイトで連載していたものですが、見える形で残しておきたいと、ここに載せています。
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#猫マンガ

072. 架空コンビニ(あげぎょざー7) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

072. 架空コンビニ(あげぎょざー7) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

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やっと出てきたよ、
黒幕。

…じゃなさそうだけど。
 

では、
あげぎょざーの情報は
どうやって漏れたのか。

ナゾはまだ残るのだ。
 

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次回も おたのしみに。
 

070. 架空コンビニ(あげぎょざー5) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

070. 架空コンビニ(あげぎょざー5) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

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前から ひげ
引っぱりたそうだったもんね、
うさぎ。 

 

ぎょざーの話はええんか。

ほんまやて。
 

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次回も おたのしみに。

065. 遠い記憶が見せる夢 / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

065. 遠い記憶が見せる夢 / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

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くつしたは公園にいた
子猫だった。

おかーさんねこは
おそらく車に
はねられてしまった黒猫で

子猫3匹だけが
うろうろしていた。

何となく気まぐれで
エサをやるようになり

近所の数人からも
食べ物をもらっていたようで、

愛想のいい2匹は
そのうち姿を見なくなった。
 

警戒心の強いくつしただけが
ひとり残ってしまい、

ある日、なきながら
まるの足元に
駆け寄っ

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064. 架空コンビニ(ぎょざー4) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

064. 架空コンビニ(ぎょざー4) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

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数年前まで
ごはん至上主義だった。

味のついたものなら
何でもおかずにできた。
 

関西では普通の
「お好み焼き定食」のように
粉もん(粉物)とごはんなど
当たり前だったし、

「シチューはおかずか」問題など
難なくクリアしていたし、

それこそ、
チャーハンをおかずに
白ごはんを食べたりもした。
 

「匂いだけでごはん3杯」
とかいうのはちょっと違って、
やっぱり「味」

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063. 架空コンビニ(ぎょざー3) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

063. 架空コンビニ(ぎょざー3) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

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この話を見返していて、

ふと、
「あれ?うさぎの手って
肉球ないんだっけ?」

と思った。
 

くつしたが手を見せるとこは
手のひらに肉球が描いてある。

うさぎは何もない。
 

それであらためて調べてみた。
 

そうか、うさぎの手(足)に
肉球はないのか。

これでいいのか。
 

そういえば、これを描くときも
同じような疑問を抱いて
調べたような気がしてきた。

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062. 架空コンビニ(ぎょざー2) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

062. 架空コンビニ(ぎょざー2) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

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以前、「おにぎりパン」という
ごはんが中に入ったパンを見かけた。

気分じゃなかったので
買って食べることはなかったけれど、

米を愛する日本人は
何にでも ごはんを入れてみたく
なるのかもしれない。
 

餃子にも入れておけばいいし、
そろそろ肉まんにも
ごはんを入れていいのでは。

ミルフィーユカツの
薄い豚肉の間にも
ごはんを忍ばせて揚げればいいし、

オムレツなんかにも

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061. 架空コンビニ(ぎょざー) /『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

061. 架空コンビニ(ぎょざー) /『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

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形状が変われば 呼び名が変わる
という料理はいくつかある。

そもそもは、それが発祥した
土地ならではの呼び方だから
それぞれに名前があって
仕方がないのだけど、

例えば
私が最近ときどき食べる
五平餅なんかも
棒がなければ焼きおにぎりだろ
と思うし、

信州のおやきなんかも
ラー油つけて食べたら
餃子かな、とも思うわけで。

焼かずに蒸したら
肉饅頭(肉まん)ではないのか、

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060. 架空コンビニ(雨の日) /『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

060. 架空コンビニ(雨の日) /『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

 

 

 

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「濡れ鼠」という言葉が出来た当時は
ネズミをよく見かけたんだろうな。

近ごろは濡れたネズミどころか
乾いたネズミも見かけることが
ほとんどない。

たまに地下鉄の線路にデッカいのがいる
とか聞くけど。

あとはペットショップのハムスター始め
モルモットとかチンチラとか。

まあいずれにしても濡れていない。

飼っている人は別として、
やっぱり「濡れネズミ」に

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059. 架空コンビニ(バーテンダー) /『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

059. 架空コンビニ(バーテンダー) /『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

 

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何かになってみたい、
時には何かになりきりたい
という願望はあるもので、

例えば映画を見終わったあとなんかは
主人公になった気分で振る舞って
自分の中だけで「それっぽい」と
ニンマリ満足したりするわけだけども、

人生の目的という
ちょっとスピリチュアルな方面から
考えてみると、

色んな体験をするために生まれてきている
あるいは突き詰めると
色んな感情を経験するために

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058. 前のつもり / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

058. 前のつもり / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

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長年しみ付いた感覚や習慣は
なかなか切り替えがむずかしい。

というのは人間だけじゃないんだな、
と感じた一件。
 

つるーーー…… と
冷蔵庫の壁面をすべり落ちていく様子は
めちゃくちゃおもしろかったのだけど、

こういうとき、人間なら
「わははは!」と笑ってあげた方が
場が和むという感じがするが、
ネコはどうなのか。
 

猫は、失敗を笑われると自尊心が傷つく、
と何

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054. 架空コンビニ(ソーダフローット) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

054. 架空コンビニ(ソーダフローット) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

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ソーダフロートとかコーヒーフロートとか
コーラフロートとか、

液体に触れている箇所のアイスが
ちょっとシャリシャリになるのが
おいしい。
 

アイスをすくって食べたいけど
あの細長いスプーンを差すと
ぐっと沈んで
なかなかすくえなくて
削る程度にしか取れないのも
ちょっともどかしくて楽しい。

ちまちま食べられていい。
 

最後の方はアイスが溶けて
クリーミーな味にな

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053. 架空コンビニ(へんしんサプライズ) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

053. 架空コンビニ(へんしんサプライズ) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

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ネコのお祝いは静かにね…。
 

クラッカーは、あとの匂いが
好きだな。火薬のにおい。

クラッカーなんて、もう
何十年も嗅いでないな。
(嗅ぐもんちゃうか)

もちろん くつしたの誕生日に
使ったことはないし、
そのほかでも
使うシーンがなかったな。
 

くつした、プチプチを
つぶす音も怖がったなー。
あの緩衝材のやつね。

あんなちょっとした
破裂音もビビって
逃げ腰だっ

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