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【猫マンガ】くつしたおるよ。

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くつしたとの生活、そして架空のコンビニを描いたマンガです。 10年ほど前に、とあるケータイサイトで連載していたものですが、見える形で残しておきたいと、ここに載せています。
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昼間の偵察、おふろりあん。 【猫マンガ】

                                                        +  +  +   お風呂、よく見に行っていた くつした。(猫の名前です)   ときどき入浴中のドアの前にいたりもした。 ドアを開けて、「入る?」と聞くと 「いい、入らない!」  と走り去るんだけど、 それでもまた そーーっと見に来ていた。 昼間は 換気のために 浴室のドアを開けていたので 静かなお風呂をお

【初期】新人ババイト(架空コンビニ) / 『くつしたおるよ。』 黎明編-003

  今日もいっぱい待った。   おいし。      +  +  +   「あたたためますか三部作」と言ってもよい。 (お気づきでしたか?) 「肩叩き券」なんかもそうだけど、 ケンシロウみたいになっちゃうよね。 (よね、という同意の無理強い)   +  +  + というわけで、 『くつしたおるよ。』になる前の 架空コンビニの原型。 思いついたくだらないことをラクガキしてみただけ という感じだったから、 そのうちまた思いついたら何か描くかも と思っていたけど

【初期】コンビミ肉まん(架空コンビニ) / 『くつしたおるよ。』 黎明編-002

                                    また買いに行こ。           +  +  +   何にでも モチ入ってるの好きなのだ。   ちなみに、時間かかりすぎてレジ前に列ができる場面は これに応用された。     +  +  +    この数年で、コンビニの店員さんも 外国人らしき人が増えたりして 昔とは少し様相が変わってきたけど、 これを描いた十数年前は、まだ コンビニもファース

【初期】架空コンビニ / 『くつしたおるよ。』黎明編-001

              あーすっきりした。       +  +  +   あ さてさて。 初期の頃のラフすぎるマンガ。 コンビミ。 架空コンビニ。  うさぎは このままうさぎ。 ネコは、ただのネコ。 くつしたでは ないんだな。 色を塗り分けるのが面倒だから べたっと塗るだけの、ただのネコに なったんだな。 このコーラ振る場面は、 のちにソーダになって 『くつしたおるよ。』に応用された。 アイデアの、リサイクル。   さてさて。(← 今日

093. 架空コンビニ(ためいき) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

               + + +     心配されたいとき、あるよねー。        + + +     さて、過去に描いたものを放出していた 『くつしたおるよ。』、 ストックの分、全部 出し終わりました。   そう、これが最終回。   え!こんなのが最終回? と思うような内容なのだけど、 「よーし、完結させるぞー」 というような終わり方だったわけではなく、 「あーもう無理だーやめよう」 と投げ出すに近い感じだったので 唐突みたいに終わってしま

コンビニのおっさん / 『くつしたおるよ。』 番外

前回の最後に予告したとおり、 あと一つで『くつしたおるよ。』のストックが尽きてしまうのだけど、 その前に、もうひとつ 出そうか出すまいか迷ったものを、出してみる。   これは実は、No.88として存在した回で 描いた当時に連載していたケータイマンガサイトでは しれっと載せていただいたわけだけれども、 今になって「さて、noteに載せようか」と読み返したときに うーん…これはなぁ…、と躊躇してしまった。 それで、これは飛ばして 回を続けたのだった。   大した内容ではな

092. 架空コンビニ(悲しみや憎しみ) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

                                       + + +   「ほぐし身」のように 漢字が使われていると 特に気にならないけれど、 ひらがなで「ほぐしみ」と 書かれていると どうも「形容詞 + 接尾語」の 何か感覚を表す日本語に 思えてしまう。   「ほぐしみ」とは どんな感覚・感情か。 「ほぐしい」とは どんな状態か。   何となく音の感じから 明るくてやわらか・軽やか 素朴であたたかい、 そんな印象を

091. 架空コンビニ(びわこ) / 『くつしたおるよ。』 【ゆるマンガ】

                   + + +   何の話しとんねん。   いや、 近江に生まれた私の あふれる びわこ愛ですよ。      + + + 次回も おたのしみに。

090. けだらけ / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

                 + + + 換毛期になると 部屋のあちこちに ぼさっと毛が よく落ちていた。 空気の動きで その毛が集まっていって 部屋の中を転がる… 西部劇みたいに なっていた。   今、ちっさいくーちゃんは 長毛種なので さぞかし抜け毛が すごいだろうと 思いきや、 毛の長さゆえに 抜けても 毛同士で絡まって あんまり落ちてこない。 思ったほどではない。   でもブラッシングすると ぼっさり がっさり ごっそり取れる。 こんなに抜

089. むだなおどろき / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

                      + + +   誰に驚かされた わけでもなく 自分でやったことで 勝手にビックリしたり していたな…。   家の中でコワイこと なんてないよ、 ってよく 言っていたのだけど、 ホント しょーもないことで ビックリするんだよなー。      + + + 次回も おたのしみに。  

088. 春だから / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

               + + +   いつでも おすし食べたいくつした。   お寿司を買ってきた日は 「どれくれる?」 「次、何くれる?」 って、大忙し。 私のネタは ほぼ半分になって シャリをたくさん味わう日 になるのだった。      + + + 次回も おたのしみに。  

087. かぜひいた / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

               + + +   いつもは 大人のことなんかしらーん と、勝手に走り回っているような くつしただったけど、 寝込んでたら 一応、心配そうに じーっと枕元に 座っていたのだった。   今のちっさいくーちゃんは さらにさらに 自分のわがまま聞いてー って感じだけど、 あるとき頭痛がひどくて 眠れないとき うずくまっていたら どしたどした?って 顔をのぞき込みに来て やっぱり そのまま黙って そばに じーっと 座っていたのだった。

086. いやちがう / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

             + + +   なんか騒いでるな と思ったら トイレに駆け込んだり トイレに入ったのに すぐどこかに 走り去ったり、 棚に登ってみたり ダッシュしたり   うんこの前後は 忙しいのだった。      + + + 次回も おたのしみに。  

085. あたかい距離 / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

                         + + + ネコって、 顔さえあったかければ 全部あったかいと感じる みたいなとこがある。 涼しいのもそうで、 顔に風が当たってれば 暑くない、みたいな。   逆におしりの方は 鈍感なのか、 ヒーターにくっつきすぎて あつーーくなって しまいには 毛がコゲかけてるのに 全然 気づかずに ボーッとしてたりする。   毛の焼けるにおいが ほんのり漂ってきて 「あっ!くーちゃん!! 毛ぇ燃えるよ!!」