さくらもち市長

白黒猫くーちゃんを愛でながら、イラストを描いたり文章を綴ったりしています。 くつしたが…

さくらもち市長

白黒猫くーちゃんを愛でながら、イラストを描いたり文章を綴ったりしています。 くつしたが「おっきいくーちゃん」で、その生まれ変わりが「ちっさいくーちゃん」。 くつしたとくーの写真ブログはこちら → https://plaza.rakuten.co.jp/clambake/

マガジン

  • ただただ(つれづれ)

    考えていること、ふと思ったこと、思い出したことなど。

  • 架空エッセイ

  • イラスト日記

  • 【猫マンガ】くつしたおるよ。

    くつしたとの生活、そして架空のコンビニを描いたマンガです。 10年ほど前に、とあるケータイサイトで連載していたものですが、見える形で残しておきたいと、ここに載せています。

  • イラストとつぶやき

最近の記事

夏も終わろうとしている。のか (架空エッセイ)

夏も終わろうとしている。 そんなことを言ってみたかった。 よく聞いたようなフレーズである。 夏も、というからには 夏以外の何かも終わった、あるいは終わりそうなのか。 いや、 この場合の「も」は、 「夜も更けて」とか「世も末」と同じ「も」ではないのか。   「も」には、いろいろな意味と用法があるらしい。 助詞なのか、接続詞なのか、 助詞だとして、その中でも係助詞か、接助詞か…   えーい、めんどくさい。 そんなことが言いたかったのではない。 夏 が 終わろうと

    • 昼間の偵察、おふろりあん。 【猫マンガ】

                                                              +  +  +   お風呂、よく見に行っていた くつした。(猫の名前です)   ときどき入浴中のドアの前にいたりもした。 ドアを開けて、「入る?」と聞くと 「いい、入らない!」 と走り去るんだけど、 それでもまた そーーっと見に来ていた。 昼間は 換気のために 浴室のドアを開けていたので 静かなお風呂をお

      • なにとも判断つかないもの 【ラクガキ】

        トイレのカレンダー、落書きシリーズ。   何を描きたいわけでもなく、   ぐにぐにとペンを走らせていたら   ナゾの絵になった。     これは何だろう? と、自分で想像しながら 書き出してみた。 (にひひのくち、て何だ。)     クイズです、 とも何とも書いてないのに      と 回答した人がいた。   うーん・・・    +  +  +   私の描く パンやウインナーは この程度なのか。   震えるような画力だ。   よし、 描き直

        • ラーめん 【ラクガキ】

          トイレの中で有意義に過ごすための カレンダーとペン。 カレンダーの余白に描くラクガキ。 の、シリーズ。 ひまだと つい描いてしまう定番のラクガキ というのがいくつかあるのだけど、 そのひとつが ラーメン。   食べ物の中でラーメンが一番好き! というわけでもないのだけれど、 見た目としてのラーメンは とても魅力的だと思う。 いろんな色が入っているし、 直線がない不規則な曲線の集合体。 でも、お箸を添えると 直線が引かれて 混沌と秩序の併存。   カオスとコ

        夏も終わろうとしている。のか (架空エッセイ)

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        記事

          プリプリ、たまにはうさぎ 【トイレのラクガキ】

            トイレで有意義な時間を過ごすための カレンダーとペン。 (シリーズ)   書き込むのは、 有意義な、メモ… 小学生以降、感性の発達が停滞していることを思わせる 低俗なラクガキも   彩色すれば、 あらステキ。 しかしね、 猫と暮らしていると、 うんこしているところなんて 日常のただの一コマであって、   毛づくろいしているところを見るのや ごはんを食べているのを見るのと そう変わりない フラットな感覚で眺めるわけですよ。   「わーーぃ、うんこして

          プリプリ、たまにはうさぎ 【トイレのラクガキ】

          おしっこ 【ラクガキ】

          以前、トイレの壁に カレンダーを掛けていた。 そして、すぐ横の棚には ノック式ボールペンも置いていた。 用を足している最中に 何となく思い出したけどトイレから出た瞬間に忘れてしまいそう というようなことをメモしたり、 あ、そうそう。今度の土曜、休みになったよ。 というような伝言的なことを書き込んだり、   あるいは 用を足す間、手持ち無沙汰で ついつい落書きしたり・・・   と、トイレの中で有意義に過ごすため カレンダーとペンを活用するのだ。   一ヶ月が終わった

          おしっこ 【ラクガキ】

          がにまた 【ラクガキ】

          見直すべき書類と どうでもいい落書きを 一緒に、クリアファイルにまとめている。   そんなまとめ方は どうかとも思うが その二つを分けてしまうと どうでもいい落書きの方は 一生、見返されることがないような気がする。 そんな中に、 こんな絵がひとつ。 これは見直すべき書類なのか それともただの落書きなのか うん、きっとこれは落書きなんだろう。 私はときどき気に入った落書きを こうやって保管するクセがあるのだ。 今 見直すと どこをどう気に入ったのか よく分からな

          がにまた 【ラクガキ】

          初めて感じたおモチ…届けたいおもち

          ふと思い出した歌を口ずさむ。 鼻歌なので歌詞はいい加減。 雰囲気で歌って、歌詞が間違っていることもしょっちゅう。 たまには 「あ、間違った」と律儀に修正することもある。 よく曖昧になるのが 「気持ち」と「思い(想い)」 。 何となく口ずさんで 「気持ち」と歌わなければならないところを 「思い」だと勘違いしてしまう。 意味も然ることながら、 どちらも3文字で、真ん中が「も」なところが 間違えやすい要因かと思う。   「おもい」と歌いかけて (あ、違った!)と気づい

          初めて感じたおモチ…届けたいおもち

          【ラクガキ】スプーン曲げと、絵の話

          スプーン曲げ。 一度はやってみたという人が多そうな超能力お試しイベント。 もちろん私も やった口だ。 絶対に、物理的な指の力では曲げないぞ という正直さを持って挑んでいた。 曲がりはしなかった。 曲がってほしい気持ちと、 このカレーを食べるときのスプーンが曲がってしまっては困る という、二つの気持ちがせめぎ合っていたように思う。 物を大事にする子供だったのだ。 これ以外にも、 内なる未知の力を使って現象を起こすような試みはいくつもしていた。 超能力とか魔法というも

          【ラクガキ】スプーン曲げと、絵の話

          【初期】新人ババイト(架空コンビニ) / 『くつしたおるよ。』 黎明編-003

            今日もいっぱい待った。   おいし。     +  +  +   「あたたためますか三部作」と言ってもよい。 (お気づきでしたか?) 「肩叩き券」なんかもそうだけど、 ケンシロウみたいになっちゃうよね。 (よね、という同意の無理強い)   +  +  + というわけで、 『くつしたおるよ。』になる前の 架空コンビニの原型。 思いついたくだらないことをラクガキしてみただけ という感じだったから、 そのうちまた思いついたら何か描くかも と思っていたけど

          【初期】新人ババイト(架空コンビニ) / 『くつしたおるよ。』 黎明編-003

          【初期】コンビミ肉まん(架空コンビニ) / 『くつしたおるよ。』 黎明編-002

                                              また買いに行こ。           +  +  +   何にでも モチ入ってるの好きなのだ。   ちなみに、時間かかりすぎてレジ前に列ができる場面は これに応用された。     +  +  +   この数年で、コンビニの店員さんも 外国人らしき人が増えたりして 昔とは少し様相が変わってきたけど、 これを描いた十数年前は、まだ コンビニもファース

          【初期】コンビミ肉まん(架空コンビニ) / 『くつしたおるよ。』 黎明編-002

          【初期】架空コンビニ / 『くつしたおるよ。』黎明編-001

                        あーすっきりした。       +  +  +   あ さてさて。 初期の頃のラフすぎるマンガ。 コンビミ。 架空コンビニ。  うさぎは このままうさぎ。 ネコは、ただのネコ。 くつしたでは ないんだな。 色を塗り分けるのが面倒だから べたっと塗るだけの、ただのネコに なったんだな。 このコーラ振る場面は、 のちにソーダになって 『くつしたおるよ。』に応用された。 アイデアの、リサイクル。   さてさて。(← 今日

          【初期】架空コンビニ / 『くつしたおるよ。』黎明編-001

          093. 架空コンビニ(ためいき) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

                         + + +     心配されたいとき、あるよねー。        + + +     さて、過去に描いたものを放出していた 『くつしたおるよ。』、 ストックの分、全部 出し終わりました。   そう、これが最終回。   え!こんなのが最終回? と思うような内容なのだけど、 「よーし、完結させるぞー」 というような終わり方だったわけではなく、 「あーもう無理だーやめよう」 と投げ出すに近い感じだったので 唐突みたいに終わってしま

          093. 架空コンビニ(ためいき) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

          コンビニのおっさん / 『くつしたおるよ。』 番外

          前回の最後に予告したとおり、 あと一つで『くつしたおるよ。』のストックが尽きてしまうのだけど、 その前に、もうひとつ 出そうか出すまいか迷ったものを、出してみる。   これは実は、No.88として存在した回で 描いた当時に連載していたケータイマンガサイトでは しれっと載せていただいたわけだけれども、 今になって「さて、noteに載せようか」と読み返したときに うーん…これはなぁ…、と躊躇してしまった。 それで、これは飛ばして 回を続けたのだった。   大した内容ではな

          コンビニのおっさん / 『くつしたおるよ。』 番外

          読みたい本を捌く ―読み放題のKindle Unlimitedをリミテッドに使う―

          ここのところ、このnoteの更新を滞らせつつ 空いたはずの時間の大半を何に費やしていたかと言えば、 それは 読書なのだ。 (この書き出し、以前のやつのアンサー的な) 普段の読書は、主に図書館で借りてきた本。 そして図書館が運用している電子書籍。 あとは、Kindle本。 物体としての本は、保管・処分の労力を考慮して もうあまり買わないようにしている。 (手放すときの手間と心苦しさ) 以前は Kindle Unlimitedに継続的に登録して 気になった本をいつでも読め

          読みたい本を捌く ―読み放題のKindle Unlimitedをリミテッドに使う―

          092. 架空コンビニ(悲しみや憎しみ) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】

                                                 + + +   「ほぐし身」のように 漢字が使われていると 特に気にならないけれど、 ひらがなで「ほぐしみ」と 書かれていると どうも「形容詞 + 接尾語」の 何か感覚を表す日本語に 思えてしまう。   「ほぐしみ」とは どんな感覚・感情か。 「ほぐしい」とは どんな状態か。   何となく音の感じから 明るくてやわらか・軽やか 素朴であたたかい、 そんな印象を

          092. 架空コンビニ(悲しみや憎しみ) / 『くつしたおるよ。』 【猫マンガ】